【PC 30.3.4】
今回はGARAのお話です。ガラスをテーマにしたフレーム。アビリティを発動するたびにキレイな音が鳴ってステキです。
このGARAについて、アビリティ解説や評価と、以下のビルドをご紹介していきます。
・アビリティ全部使う汎用アタッカービルド
・範囲3番4番軸のCCビルド
・2番3番軸の採掘用ビルド
GARAというと、2番軸の当たり屋ビルドも有名ですが、そちらは面倒なので今回は見送りました。代わりに、1番特化ビルドで潜入ミッションに挑むネタプレイをやってみました。
では、解説していきましょう。
目次
GARAの概要
一見すると4番軸のエリア防衛フレームかと思えますが、その役割を担えるのは低~中レベル帯まで。高レベル帯になってくると、アビリティアタッカーやCCフレームとしての運用が主軸になってきます。とはいえ2番が防衛対象や採掘機にも掛かることから、対象防御の役割も同時に担えるフレームになります。
アビリティの相性など加味して評価すると、次のようになるかと思います。
低~中Lv | 高Lvコーパス 高Lv感染体 | 高Lvグリニア | |
エリア防衛 | ◯ | X | X |
アタッカー | ◯ | ◯ | X |
CC | ◯ | ◯ | ◯ |
対象防衛 | ◯ | ◯ | ◯ |
出撃するミッションやレベル、敵勢力などを総合的に判断して、適切な戦略とビルドを選択していく必要があります。
GARAの入手方法
通常版はクエスト「Sayaの瞳」にて設計図を入手できます。
「Sayaの瞳」自体は早い段階でアクセスできるクエストですが、草原の素材を使うので、実際に作成できるのは、ある程度攻略が進んでからになると思います。
Prime版はUpdate30.3.0で実装。本記事執筆時点で、Voidレリックからパーツが入手できます。解放期間終了後はPrime Vaultで戻ってくるのを待つか、トレードで入手することになります。
GARAのアビリティ
パッシブ:
明るい場所にいる際、定期的に周囲の敵をブラインド状態にします。ブラインド状態になった敵には近接フィニッシャーが可能です。
1番:Shattered Lash
短押しでターゲット地点を、長押しで前方扇状範囲を攻撃するアビリティです。
近接MODのうち、基礎ダメージ、貫通、切断、各種属性ダメージ、およびこれらの効果が付いたRivenMODの影響を受けます。この他、近接武器のコンボ倍率、近接系のオーラMODやアルケイン、Mirage3番など、様々な要素が乗るため、工夫次第では高威力を発揮できるアビリティです。
また、展開した4番に1番を当てることで、4番を即座に破壊し、外周範囲にダメージを発生させます。このダメージにも近接MODの影響が掛かります。
1番の使い方
基本的には単体で攻撃手段として使うほか、4番を破壊して広範囲を攻撃するのが主な使用方法かと思います。長押しの薙ぎ払いは障害物を透過するため、壁越しに敵を攻撃することも可能です。
装甲持ちの相手にはダメージ出力を大幅にカットされてしまうため、グリニア相手には通用しにくくなります。
コーパス勢などシールド持ち/装甲なしの相手には、近接武器に毒属性MODを付けることで、敵のシールドをバイパスしてダメージを与えられます。
対コーパスでは毒、対感染体では火炎で近接武器を構成し、対高Lvグリニアではそもそも1番4番を攻撃手段にしない(別の戦略を選ぶ)ほうが良いかと思います。
2番:Splinter Storm
自身もしくは対象の周囲にガラス辺を付与します。自身や味方を対象とした場合は被ダメージカット、敵を対象とした場合は持続ダメージを与えます。いずれの対象に掛けた場合でも、周囲に持続ダメージを与えます。
また、他のアビリティとのシナジーがあります。
◆2番の範囲内で3番の鏡が破壊された場合、2番の持続ダメージが加算されます。
◆4番を1番で破壊した場合、これによって生じる範囲ダメージのエリア内にある2番に対して、持続ダメージが加算されます。また、4番を使用することで自身の、4番に触れることで自身以外の対象の2番の効果時間を延長(リセット)します。
2番の使い方
被ダメージカットとして自身や味方、防衛対象などに掛けていきます。また、4番⇒1番で自身の2番の効果時間を延長させつつ、持続ダメージを加算していきます。4番の外側に出てから1番で破壊しないと、2番の持続ダメージを加算できないため注意が必要です。
持続ダメージの加算には上限がないため、長時間ミッションなどで繰り返していけば、最終的には全ての敵をすれ違うだけで倒せるようになります。
ただし、2番の効果時間が切れてしまったり、地形落下やナリファイアバブルで解除されると、蓄積も最初からやり直し。意外と手間が掛かります。
3番:Spectrorage
指定した地点に回転する鏡を設置します。この鏡は敵をおびき寄せ、攻撃を引き付けます。鏡は敵から受けたダメージを反射し、破壊された際に円の内側にいる敵に範囲ダメージを与えます。
3番の使い方
攻撃手段としては若干頼りない火力ですが、デコイアビリティとしては高レベル帯でも機能しやすくなります。このアビリティを駆使することで、ほとんどダメージを受けずに戦うことも可能です。
4番:Mass Vitrify
発動するとその場に留まって無敵化し、周囲にガラスの壁を展開します。ガラス壁はゆっくりと円周を拡大させ、範囲内にいる敵をガラス化させて動きを止めます。ガラス化した敵はダメージに対して脆弱になります。拡大が終了すると、ガラス壁はその場に留まります。
また、ガラス壁は敵の通行を阻害します。ただし部分ごとに耐久力があり、敵の攻撃により部分的に破壊される可能性があります。
ガラス壁に1番を当てると、外周に向かって範囲ダメージを出力します。このダメージ出力にも、1番と同様に近接MODの効果が乗ります。
4番の使い方
低~中レベル帯(通常ミッション等)では、敵の通行阻害として用いることも可能です。ただし実際には、いずれのレベル帯でも、1番で破壊して範囲攻撃手段として用いるほうが適切な場面が多くなります。
また、展開中に巻き込んだ敵のガラス化も強力なCC手段です。こちらを主眼に運用する方法もあります。
ナリファイアバブルに触れると一瞬で破壊されるため、コーパス相手には注意が必要です。
GARAのビルド方針
GARAは非常に多彩なフレームで、ビルド方針も様々にあります。
パッと思いつく例だけでも、以下の通り。
- 全アビリティを使った汎用アタッカー
- 2番のダメージ蓄積を主力とする当たり屋ビルド
- 3番および4番ガラス化を主眼としたCCビルド
- 2番による対象保護と3番CCによる採掘ビルド
今回はこの中から、全アビリティ使用のCC&アタッカービルド、3番4番軸のCCビルド、2番3番による採掘ビルド、そして1番を使った潜入ネタプレイをご紹介していきます。
耐久力の確保
本題に入る前に一点。GARAは耐久力の確保にもいろいろな方針があります。実際にいろいろ試してみました。
・Adaptation
2番とAdaptationの併用で、「鋼」でも通用する耐久力を確保できます。
・Dキーシールドゲーティング
アビリティを多用することからBriefRespiteとも相性が良く、3番4番とパッシブのCCがあるため、Dキーシールドゲーティングでの運用も選択肢に入ります。
・Rolling Guard
そこそこの相手ならRolling Guardと2番で十分に耐えられます。
・QT+Rage構成
ヘルスと装甲を伸ばすことで4番の耐久性も向上するため、QT+Rage構成も悪くない選択肢です。
・回避メイン
そして意外と機動力もあるため、上記いずれかに加えて機動回避メインでも悪くない生残姓でした。CarnisセットMODとシールドゲーティングの併用でも、「鋼」コーパスの耐久をしのげます。
エネルギー回復
アビリティを多用するため、エネルギー回復も軽視できない要素です。
筆者は結局ZENURIKフォーカスのエナージャイズに頼ることが多いのですが、3番増強+Primed Flowも良い感じに機能します。
動画まとめ
ではビルド解説を始めましょう。ひとまず動画まとめから。
GARA:汎用アタッカービルド
まずは全アビリティを使った汎用アタッカービルドです。
全アビリティを使うため、時間、範囲、効率、威力もバランス良く。基本的には威力を伸ばしつつ、他の要素も100%超をキープする形です。耐久面はAdaptationとRedirection、あと2番。これだけ積めば「鋼」コーパス耐久ソロでも相当に困りません。
ただ、さすがに集中砲火を受け続けるとつらいので、3番で敵のターゲットを逸しながら戦う立ち回りも重要です。
GARA:3番4番軸CCビルド
3番4番を主軸に、CCメインで戦うビルドです。1番4番のダメージが通りにくい、高Lvグリニア相手の運用を想定しています。
範囲を徹底的に伸ばし、時間も確保しました。耐久系MODがBriefRespiteしかありませんが、ほとんどダメージを受けずに戦えるため、これで「鋼」グリニア掃滅をソロで安定してクリアできています。
広範囲の敵をまとめてガラス化できるのも優秀です。
GARA:2番3番軸の採掘ビルド
続いて2番3番軸の採掘ビルドです。
時間を伸ばし、範囲もそこそこ。威力は2番のダメージカット率を最大化(=90%)できる130%を確保。効率面は主に3番増強とPrimed Flowで補っていきます。耐久面はBriefRespiteとAdaptationで。あとは2番3番で耐えていきます。
採掘機に2番を掛けることで、被ダメージを9割カットしつつ、壊しに来る敵を迎撃するパワフルなマシーンになります。
GARA:1番軸潜入ネタプレイ
動画の最後に収録したのは、1番を主軸にした潜入ネタプレイです。
1番薙ぎ払いや4番など、壁越しに視界外の敵を攻撃できること、そしておそらく1番がサイレントであることに着目してのプレイングとなります。
範囲を伸ばして1番の射程を確保し、アビリティ威力、近接武器MOD、そしてMirageのECLIPSEを移植してダメージ出力を伸ばしていきます。
スキャナーで距離を測りつつ、壁越しに1番長押しで敵を倒したりしていきます。あとはコンパニオンにSHADEを使って、ときどき透明化したりとかですね。パッシブもけっこう役立ちました。
全体まとめ:
GARAは何かと、良い意味で難しいフレームですね。いろいろな可能性を持っているものの、どう扱うにも一筋縄ではいかない反面、カタがハマれば意外な強さを発揮するフレームだと思います。
筆者はDキーシールドゲーティングが苦手なので、今回は収録から外しましたが、この戦術を扱えれば長時間耐久をソロでこなせるポテンシャルもあるんじゃないでしょうか。
総じて、いろいろな面で使い手の知識と技術に大きく左右される、玄人向けのフレームだと感じました。筆者もまだまだ使いこなせませんが、面白いフレームだなと。
今回は以上です。