[Warframe]ぶん投げハンマーWolf Sladgeのビルド例

[Warframe]ぶん投げハンマーWolf Sladgeのビルド例

[PC 38.5.10]

さて今回はWarframeのぶん投げハンマー、Wolf Sledgeのビルド例を紹介していきます。

「サターン・シックスの狼」ボスドロップでパーツと設計図を集めて制作できる近接ハンマー。強敵「サターン・シックスの狼」自身が用いている武器でもあり、さらに入手難易度の高さ、そしてハンマーでありながら投擲可能という特殊能力から、かなりの強武器…というイメージはあるものの。実際には残念ながら、やはり環境のインフレに若干取り残されてしまっていると言いますか、今となっては若干の物足りなさを感じる性能になっている面は否めないでしょう。

そんなWolf Sledgeですが、ビルドと使い方次第ではまだまだ強力な一振りに違いはありません。そこで今回は、このWolf Sledgeの特徴とビルド例をご紹介していきたいと思います。

Wolf Sledgeの概要と特徴

では早速やっていきましょう。まずは性能面、概要と特徴をまとめていきます。

通常スタンス+投擲攻撃が可能なハンマー

まず最大の特徴は、なんといっても投擲攻撃が可能なところです。ブーメランと同様の近接キー長押し操作で、巨大なハンマーを振りかぶって豪快にブン投げることが可能です。加えて、飛翔中のヘビー入力で爆破も可能。強烈な範囲攻撃を出力することが可能です。

ただしブーメランと異なり、こちらは空中での投擲操作がおそらく不可能。設定で変更できるんでしょうか?筆者の環境(近接長押しでスタンスコンボ設定)では、空中で長押し操作をすると空格の連打になってしまい、空中投擲ができませんでした。ブーメランはできるんだけどな…。

クリティカル性能は若干物足りないが、それ以外は高水準

続いてステータス面を見ていきましょう。まず一見して明らかに、クリティカル性能が物足りないですね。通常スタンスがクリティカル率17%の倍率1.9倍、投擲攻撃は率19%の倍率2.1倍。実装当時ならともかく、現環境で考えると物足りなさは否めません。

一方で、基礎ダメージと状態異常確率は、現環境でも十分に通用する高水準。通常スタンスで基礎ダメ259の異常率33%、投擲は基礎ダメ777の異常率35%と、なかなかに輝かしい性能を誇っています。

カテゴリ内トップクラスの攻撃範囲

さらに実をいうとこの武器、ハンマーカテゴリの中でもトップクラスの攻撃範囲を誇る武器でもあります。同じハンマーカテゴリでも、FRAGORやMAGISTERが範囲2.5なのに対し、Wolf Sledgeは範囲3.1とかなりの差。形状の似ているKUVA SHILDEGが範囲3.0なので、こちらと比べても若干ですがWolf Sledgeのほうが広くなります。

Wolf Sledgeのビルド方針と運用方針

さて、そんなWolf Sledgeですが、ビルド方針と運用方針は意外と幅が広い武器だと思います。

まず単純に運用方針を考えても、投擲軸でいくか通常スタンス軸でいくか、両方をバランス良く織り交ぜていくか…という三択があり得ます。そして、ヘビー攻撃を主体とするか否か、コンボ倍率を高めに保つ前提とするか…等、さまざまな観点があるんですね。

また取り回しに関しても、範囲や速度をどのくらい伸ばすか?という観点があります。ただでさえ広い攻撃範囲をさらにMODで伸ばして超範囲ビルドにするも良し。逆に元から範囲は広いから伸ばす必要ナシと考えるのもアリです。攻撃速度に関しても、通常スタンス軸であれば改善したいところですが、ヘビー構成やヘビースラム構成、投擲主体の運用であれば、それほど振りの遅さは気にならないので、速度を伸ばす必要性は薄いとも捉えられます。

さらに言えば、ヘビー軸でもテンノカイを使うかどうか。使い勝手の問題で、テンノカイは投擲攻撃とあまり相性が良くないこともあり、投擲軸ならテンノカイはほとんど使わないので不要という考え方もありますし。逆に通常スタンス軸+テンノカイで高倍率ヘビー攻撃を叩き込みつつ、遠距離への火力投射に投擲も使っていくような運用も可能です。そのヘビー攻撃も、通常ヘビー、スラムヘビー、投擲ヘビーと3種類あるわけで、一体じゃあどのヘビー攻撃を軸にしていくのか?という点でまたビルドや考え方が変わってくるわけです。

コンボ倍率についても、通常スタンスやブロッキングで稼いでいくのか、逆に低倍率運用を前提とするのか、MODやアルケインで初期コンボを上げて運用するのか…など、パターンがいくつも考えられますし、どのパターンでもそこそこ活かせてしまうのがWolf Sledgeの難しいところ。クリティカル率が低いとはいえ17%はありますから、Steel系MODとBlood Rushを組み合わせてコンボ倍率x12まで引き上げれば、オレンジクリティカルは確定まではいかずとも安定して狙える水準になります。Blood Rush+高倍率コンボの運用もなかなか捨てがたい選択肢です。

…とまあ長くなりましたが…このように、「どういう運用をするか」「長所を伸ばすか短所を埋めるか」といった考え方に複数の組み合わせがあるので、相当なビルド幅があるんですね。だからこそ、「どういうビルドで、どう運用するのか」というコンセプトを自分の中でしっかり見定めていくことが重要かなと思います。

Wolf Sledgeビルド例1:投擲メインビルド

では具体的にビルド例を見ていきましょう。本当にいろいろなビルドがあり得るのですが、今回は2つご紹介したいと思います。まずは投擲メインビルド。とにかくハンマーを投げまくっていく運用を想定しています。

ビルドはこんな感じです。スタンスはお好みで。上段左3枚がクリティカル関係ですね。Steel系を亜鉛にするかSacrificialにするかが悩みどころですが、BR+コンボ12倍段階でのクリティカルの出方を実際に比較すると、正直どちらも体感大きな差はない印象です。であるならば、クリダメも伸ばせる亜鉛Steelのほうが良いかな?と考えました。

上段右端のPPPもちょっと悩みどころで、状態異常を結構出せるのでCOのほうが良いという考え方もあります。が、正直こだわるほどの差ではない気もするので、お好みでどちらでも。

下段行きまして、亜鉛エレメンタリストと60属性3枚ですね。状態異常率と状態異常ダメージを引き上げていきます。状態異常ダメージはやはり活かしていきたいところ。状態異常ダメージの計算式は基礎ダメージを参照するので、基礎ダメ&異常率の高いこの武器とは相性が良いですね。なので、異常でDOTを出せる属性を必ず組み込んでいきたいですね。今回のビルドでは火炎を採用しています。

運用方法

運用はとにかくシンプルに、通常投擲を投げまくるだけ。近づいてきた的には通常スタンスで対処しても良いでしょう。

このビルドではBRを効かせていきたいので、コンボ倍率は高めを維持したいところ。よってヘビー攻撃はなるべく使わない前提で運用していきます。が、使っちゃダメというワケでもないので、状況に応じてヘビーも撃っていって良いでしょう。ただ、この武器の投擲はヘビー爆破を入れなくても範囲攻撃が付いているため、ヘビー攻撃を使う機会自体があまり無いかな?という感想です。

投擲の範囲攻撃部分には爆発属性もついているのですが、この爆発状態異常のダメージもけっこう良い仕事をしてくれますね。

Wolf Sledgeビルド例2:ヘビースラム炎上ビルド

続いては、ヘビースラム炎上ビルドです。投擲で状態異常DOTをばら撒き、ヘビースラムで敵を浮かせて、メレーアフリクションで一気に異常スタック数を追加。状態異常DOTの火力を引き上げて敵集団を殲滅するビルドです。もともとヘビー攻撃(ヘビースラム)軸のビルドを開発中に副産物的にできたビルドなのですが、こっちのほうがネタビルド研究所的に面白いので紹介することにしました。

ビルドはこんな感じで、まあ見ての通りと言いますか。一見すると何のためのビルドなのか良くわかりませんが、投擲で感染火炎をばら撒き→ヘビースラムで浮かせてメレーアフリクションで殲滅という流れを前提としています。この運用だと範囲も速度も要らないですし、コンボ倍率もあまり意識する必要がないので、逆にこういうシンプルなMOD構成になるんですよね。

ただ今回のポイントは、火炎MODを90属性と60属性の2枚採用しているところです。これは何故かというと、火炎状態異常を安定して出すためですね。ダメージの属性配分で火炎がもっとも大きい割合にしたかったので、90+60の2枚を採用しています。これで安定して火炎を撒けるようになり、今回の立ち回りが安定しました。

運用方法

運用方法としては、敵集団に投擲を投げ込んで感染火炎を撒き、そこにヘビースラムを叩き込んで浮かせるだけ。これで火炎DOTで敵が倒れていきます。

正直、ヘビースラム自体ではほぼ火力は出ていませんし、投擲のダメージ量もそこまで多くは無いですね。取り回しを改善していないので、通常スタンスの使い勝手も良くありません。なので運用の幅が狭いのが若干ネックです。

このビルドの最大の利点は、やっていて楽しいところ。投擲からのヘビースラムで、打ち上げた敵が一気にバタバタ倒れていくのが気持ちいいですね。

おわりに:

というわけで今回は、Wolf Sledgeのビルド例を2つご紹介してきました。他にも通常スタンス+投擲併用ビルド、ヘビー攻撃軸、超範囲ビルド、さらには「サターン・シックスの狼狩り専用ビルド」なんかも組んでみたのですが、特段面白かったのがご紹介した2つだったので、これらに絞ってご紹介させて頂きました。

Wolf Sledgeは何かとクセがある武器ではありますが、ビルド幅も広く、使い方次第では現環境でもまだまだ活躍できる一振りです。今回ご紹介した以外にも本当にいろいろなことができるので、ぜひ挑戦してみていただけると。けっこう楽しいですよ。

以上です。

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