今回は、AKSOMATI PRIMEのビルドをご紹介していきます。
かの名銃SOMAシリーズに相応しく、セカンダリフルオート最高峰のマシンピストルと名高い逸品ですが、よくも悪くも長所・短所がハッキリとした銃です。
特徴や使い方、ビルドなど解説していきます。
目次
AKSOMATI PRIMEのデザインと特徴
デザインから見ていきましょうか。
まずSOMAシリーズの特徴であるバナナマガジン。良いですね。射撃に応じて、スライドしながら給弾していくギミックも健在です。
この銃はリロードモーションもカッコイイので、ぜひ拝んでみて頂きたいところ。このデザインとモーションだけで、気に入ったテンノなら使い倒す価値があります。
IVARA PRIMEのシグネチャー武器ということもあってか、前から見ると女性的なイメージもありますよね。横からのシルエットはマシンピストル然とした無骨さもあり、VAUBANのようなおじさんフレームとも相性が良いデザインだと思います。
性能面の特徴
続いて性能面の特徴です。
AKSOMATI PRIMEは本当に長所と短所がハッキリしています。
<短所>
- 弾切れしやすい
- スピンアップ式で火力の立ち上がりが遅い
<長所>
- 短所に挙げた部分以外の全てにおいて優秀
…という感じです。
これは本銃に限らずなんですが、Warframeのマシンピストルって残弾がシビアなんですよね。なので頻繁に使っていると、しょっちゅう弾切れを起こします。運用面で気をつけたり、弾薬変換MODを積んでいったりとケアするほうが良いでしょう。
そしてもう一点。この銃はスピンアップ式で、トリガープルから射撃速度・精度が安定するまで若干のタイムラグがあります。このタイムラグは発射速度MODで改善できますが、速度MODを積むと今度は弾薬消費が激しくなるデメリットも。この辺のバランスは本当に難しいですね。
とはいえ、この2点にさえ対処すれば、あとの性能面はセカンダリフルオートのトップクラス。クリティカル性能・状態異常率ともに高水準で、とりわけ3.0xのクリティカル倍率は目をみはるものがあります。
基礎ダメージはさほど高くはありませんが、切断が出やすい属性配分のため、カタログスペック以上の火力を発揮してくれます。
AKSOMATI PRIMEの取り回し評価
続いて取り回しの評価についてです。銃ですからね、こういうところ大事にしたいですよね。というわけで精度、交戦距離、リコイル安定性、リロードなど見ていきましょう。
リロード速度
まずサクッとリロードについて。1.4秒です。早いってわけではないですが、決して遅いわけでもないかなと。これちょっと評価が分かれる部分だと思いますが、個人的には、使っていて特に気になることはありませんでした。
リコイル安定性
特筆したいのが、リコイル安定性の高さです。この銃、発射速度がエグいのに、リコイルがほとんどありません。トリガー引きっぱなしでも、ずっと同じところに当たり続けるイメージです。
マズルジャンプは一応あるっちゃあるんですが、跳ね上がりが軽く、戻りが早いんですよね。なので、もう本当にリコイルコントロール不要です。
精度と交戦距離
続いて精度ですね。どのくらいなのか、距離を変えて検証してみました。
まず、距離15mからの壁撃ちです。
スピンアップで何発か大きく外れが出ているんですが、スピンが乗ると大半の弾が赤丸で囲んだあたりに着弾しています。かなり良い精度です。
続いて距離20mからの壁撃ちです。
スピンアップ初動の外れは除くとして、距離20でも結構いい範囲に収まってますね。
では思い切って、距離50mから行ってみましょうか。
バラバラですね。さすがに距離50は厳しいか…。
こうして見ると、AKSOMATI PRIMEの交戦距離は、だいたい最長で20~25mぐらいが目安かなと思います。ヒットスキャン方式でフォールオフも無いので、当たればダメージは出るんですけどね。ただ、距離が遠いとご覧の通り、着弾がバラけるので。
まあ、このゲームで距離20~25というと、そこそこ遠いです。実用してみると、わりと遠くからヘッドショット狙っていける手応えはあります。
AKSOMATI PRIMEの運用方法
続いて運用面です。
これに関しては、基本的にサイドアームとして運用していくのが良いのかなと。個人的には、アルケイン・デクスタリティと組み合わせで、近接と織り交ぜながら扱っていくのが使いやすいですね。
プライマリに搦手の状態異常型AOE武器、BRCO構成の近接を主火力に、サイドアームとしてAKSOMATI PRIME…みたいなロードアウトで、シチュエーションに応じて使い分けていくのが楽しいです。
ビルド&プレイ動画
というわけで、実際にやってみたのが以下VTRです。
やっぱり対応できる交戦距離がけっこう長いのが便利ですね。もちろん近距離戦にも対応できますし、遠距離も狙えば当たるので、サイドアームにしては活躍の場面も多いです。
AKSOMATI PRIME:クリティカル軸ビルド
ではビルドを見ていきましょう。
まずはクリティカル軸です。
基礎ダメージ、Primedクリティカル2種、Galvanizedマルチ、Galvanized状態異常、ナイトメアの速度マルチ、60属性1枚、90属性1枚です。
クリティカル軸とはいえ、状態異常も出していけたほうが良いですからね。Galvanized状態異常と60属性1枚で、異常率43.2%。この発射速度でこれだけ異常率があれば十分以上でしょう。
速度に関してはナイトメアのマルチで補っているだけになります。スピンアップは若干掛かるので、そのぶん立ち回りに隙が生じがちなのがネック。CCアビリティなどを絡めて使ったほうが安定します。
AKSOMATI PRIME:速度・異常型ビルド
続いては状態異常と発射速度に特化したビルドです。
要するに一瞬で敵を状態異常まみれにしよう、というコンセプトですね。
画像、ちょっと極性の関係でMODの並びがキレイじゃないんですが…。
内容的には、60属性4枚、ナイトメア速度マルチ、Anemic Agility、Galvanaizedのマルチと状態異常です。
毎秒33.33発の発射速度で、状態異常率75.6%。Galvanizedマルチが乗ればマルチショットは3.9xになります。敵集団を薙ぎ払うように斉射するだけで、複数の相手をまとめて状態異常まみれにできます。
そして意外にも、基礎ダメージもクリティカルも伸ばしていないのに、GalvanizedMODとアルケインが乗ると、これでも鋼グリニアを案外いい感じに倒せるんですよね。使用感としては、さすがにクリティカル軸ビルドほとではありませんが、十分に火力として通用している感じです。
感染・放射線構成で弱体化と混乱をばら撒いて安全確保しつつ、CO近接で殴ってよし、そのまま撃ち抜いても良し。マルチロール運用できるぶん、こちらの構成のほうが運用の幅は広いかもしれません。もちろん、出撃するミッションに合わせて属性を組み替えるのもアリです。
まとめ:
この銃は本当に、スピンアップが気になるかどうかに尽きますね。
スピンアップが気にならない、あるいは速度を補って運用するよ!というテンノであれば、オススメはしたい武器の一つです。
以上、AKSOMATI PRIMEの話でした。