【29.10対応】レールジャック攻略【クルー編】

【29.10対応】レールジャック攻略【クルー編】

【PC 29.10.0】

さて今回は、Ver29.10にてアップデートされた「レールジャック」の、クルーとしての立ち回りについて書いていきます。

ここで言う「クルー」とは、雇用できるNPCのクルーではなく、オンラインで参加したテンノのことになります。ちょっとややこしいですが、以前はクルー雇用システムがなかったので、こういう呼び方になっているんですね。

ともあれ、「オンラインでレールジャックミッションに参加したよ」という場合の立ち回りということで、ご理解いただければ。

なお、本記事に限った話ではありませんが、あくまで筆者の個人的な経験をもとに書いていきます。これからレールジャックを始めるテンノ諸兄にとって、何か参考になればと思います。

なにが誰の持ち物なのか?

まず把握しておきたいことは、「なにが誰の持ち物なのか?」ということです。

レールジャック本体

レールジャック本体は、ホストプレイヤーのものを全員で共有する形になります。具体的には、船体ヘルス、シールド、リアクター、装甲値、速度(MOD抜きの値)、タレットとオードナンスの装備について、ホストプレイヤーのレールジャックの値が適用されます。

レールジャックのMOD構成(プレクサス)

こちらは各テンノのMOD設定がそれぞれ反映されます。オーラに関しては全員分のものが同時に発効します。

たとえば同じレールジャックに乗っていても、テンノAはタレット強化系MODを積んでおり、テンノBはまったく積んでいない…といった場合、テンノAがタレットを使う場合と、テンノBが使う場合では性能が異なることになります。

レールジャックのエネルギーと弾薬

オードナンスや前方重砲の弾薬、リボライト、エネルギーなどは個々人の所有物となります。以前はこれも全員で共有していたんですが、29.10アップデート以降は個人所有となりました。(リボライトは以前から個人所有だったかな?)

たとえばテンノAが前方重砲の砲座に座って撃ったとしても、他のテンノの前方重砲弾薬(ドームチャージ)は減らないことになります。

フォージ素材

ミッション中に入手した素材の一部は、レールジャック後方の「フォージ」で消費して、弾薬やエネルギー、船体ヘルスなどを回復できます。このフォージ素材は全員で共有する形になります。

性能値

モノとはちょっと違いますが、性能値も個々人のものが反映されます。これは従来から同様ですね。

つまり…

オードナンスや戦闘MOD(レールジャックのアビリティ的なもの)は、クルーもある程度は気兼ねなく使えるようになりました。前方重砲も弾薬が個人所有になりましたが、こちらは使い所をシビアに見極める必要があるでしょう。

一方、レールジャックそのものは基本的にホストプレイヤーの所有物なので、クルー参加時は勝手にコックピットに着座しないよう配慮したいところです。

レールジャック・クルーの役割

クルーには様々な役割があります。状況次第では船長より忙しくなります。

オムニギアによる船体修復

レールジャックがダメージを受けると、船内にさまざまな損傷が生じます。これを修復する役割です。

一見すると地味な役割ですが、ミッションの成否に直結する重大な役割です。これが上手いクルーがいるだけで、レールジャックは実質ほぼ無敵になります。逆に、これができるクルーがいないと、攻略難易度はめちゃくちゃ高くなります。

レールジャック・ミッションを開始すると、ギアメニューに「オムニ」が装備されます。

これを使って、船体の破損個所を修復できます。

オムニの使用には「リボライト」を消耗します。不足した場合は、船体後部の施設「フォージ」で補給することもできます(※ただし、ミッション中に入手した素材が足りないと補給できません)。

敵クルーシップの撃破

敵クルーシップは、驚異的な火力とラムスレッド射出能力を持ち合わせた厄介な難敵です。

こいつへの対処を誤るとミッション失敗につながりかねません。この強敵を撃破するのも、クルーの主たる役割になります。

というのも、コックピットから直接クルーシップを撃破する手段は無いからです。たいていの場合、船長はコックピットに張り付くほかないため、事実上、船長はクルーシップを撃破できません。従って、敵クルーシップ撃破はクルーの重要な役割となります。

クルーシップの撃破方法は複数あるため、詳しくは後述します。

ラムスレッドの迎撃

敵施設やクルーシップは、「ラムスレッド」という特殊な機体を射出してきます。

窓の外にいる黄色いやつです

ラムスレッドに激突されると、やんちゃな敵兵がレールジャック船内に乗り込んで大暴れ。大変な事態になります。そこで、激突される前に撃ち落とすことが重要になります。たいていの場合、船長がなんやかんやで迎撃してくれますが…場合によっては、タレットを使って迎撃を試みたほうが良いこともあります。

ラムスレッド・チームの撃退

さて、ラムスレッドの迎撃に失敗した場合、やんちゃな敵兵たちが乗り込んできます。

放っておくと船内を片っ端から破壊し、ものの数十秒で“致命的な損傷”をもたらす厄介な相手です。乗り込まれたら最優先で撃退しましょう。

敵施設攻略

ほとんどのミッションでは、敵機撃破のほかに、攻略対象となる敵施設が存在します。ここに乗り込んでミッション目標を達成していきます。コマンドセファロンの指示とマーカーに従っていけばクリアできるので、そう難しいことはありません。

グリニア系のミッションの場合、まず敵小型機とクルーシップを殲滅してから施設攻略に向かうのが定石かと思います。

コーパス系のミッションの場合、主目標の前提として施設攻略が必要になるシチュエーションもあります。そうした場合は、クルーが先んじて(前提となる)施設攻略に周るほうが良いでしょう。

タレットの使用

活躍の場面は限られますが、タレットもクルー用の武装と言って良いでしょう。

ただし実際のところ、他の役割ほどの重要性もありませんから、状況を見て「あまり出番が無いな」と思ったら、使用は控えておきましょう。

「待機」も重要な選択肢

特にやることが見当たらなくても、いざという時のために待機しておくのも、案外重要な選択肢です。後段で触れますが、速やかに対処すべき事象が生じた場合、対処がワンテンポ遅れることで危機的状況に追い込まれる危険性もあるからです。

対処すべき事象の優先度

レールジャック・ミッションは、「何から優先的に対処するか」の判断が極めて重要になります。いろいろな考え方がありますが、筆者なりの優先順位をまとめてみます。

・“致命的な損傷”の修復:★★★★★
致命的な損傷が生じると、コマンドセファロンの警告と共にカウントダウンが始まります。1分以内に修復しないとゲームオーバーです。最優先で対処します。

・ラムスレッドチームの撃退:★★★★☆
放っておくと、あっという間に船内をズタボロにされます。乗り込まれたら速やかに撃退します。

・ラムスレッドの迎撃:★★★★☆
迎撃に失敗すると、ラムスレッドチームに侵入されます。これを防ぐために、他の敵よりも優先的に破壊します。

・クルーシップの撃破:★★★☆☆
危機的状況をもたらす要因ナンバーワンです。出てきたら速攻で沈めます。

・火災の鎮火:★★★☆☆
放っておくと船体ヘルスをゴリゴリに削られます。なるべく早めの鎮火を心がけたいところ。

・その他の修復:★★☆☆☆
漏電や減圧、凍結などの修復です。漏電はやや優先度高めですが、他の修復は手が空いたらで大丈夫でしょう。ただし、脅威度の低い減圧、凍結などの修復でリボライトを使い過ぎてしまうと、いざという時にオムニが使えずゲームオーバー…なんてこともあるので、注意が必要です。

敵クルーシップを撃破する方法

いずれの方法も慣れが必要なので、不慣れなうちは他のテンノに任せたほうが賢明です。

レールジャックの装備が整ってきたら、地球プロキシマなどカンタンなミッションにソロで出撃し、いろいろ試して経験を積むと良いかと思います。

前方重砲

前方重砲は、レールジャック船内からクルーシップを撃破できる唯一の手段です。が、クルーシップが来たら撃てばいい…という単純な話ではありません。

  • バリアやシールドなど、敵の防御手段が解除されている
  • 射線上に障害物やヒーリングバブル、他の小型機などの障害物がない
  • クルーシップ撃破の規定数をまだ満たしておらず、撃破する必要性がある
  • レールジャックのマニューバ(操船状況)から、船長が「あのクルーシップを沈めて欲しい」と考えていると読み取れる

こうした条件を満たしていると判断したら、撃ちます。

アークウイング・スリングショット

レールジャックの「アークウイング・スリングショット」を使う方法です。文字通りスリングショットのようにアークウイングを射出するデバイスです。

アクセスすると次のような照準画面になるので、クルーシップを狙って撃ちます。

画面がごちゃごちゃしてますが、クルーシップを狙っているところ

すると、アークウイングに搭乗した自分自身が射出され、クルーシップの装甲を突き破って侵入。

突入シーンがシンプルにカッコイイ

その後、クルーシップ内部にあるリアクターを破壊して沈めることができます。

コーパスとグリニアでは、クルーシップの内部構造が違います。グリニア・クルーシップ船内はシンプルなのでラクですが、コーパス・クルーシップ船内は意外と入り組んでおり、パルクール機動も必要になるので注意が必要です。

アークウイング

アークウイング・スリングショットが使えなくても、アークウイングでクルーシップの後部ハッチに接近し、そこから侵入することもできます。あとはリアクターを破壊して沈めればOKです。

バリアの破壊について

グリニアのクルーシップはバリアを持っていることがあります。この場合、バリア発生器を全て破壊しないと、いかなる攻撃も通りません。

オードナンスの「タイコ・シーカー」を使って破壊する方法が定石ですが、だいたい船長がやってくれます。一応、通常の武装やアークウイングでバリア発生器を破壊することも可能です。

同様に、コーパスのクルーシップはシールドを持っています。

これは確か、ちょっと記憶があいまいなんですが、シールドを破壊しなくてもアークウイングで後方から侵入することは可能だったと思います。

リアクターの破壊について

クルーシップ内部にはリアクターがあります。これを攻撃して破壊すると、クルーシップを沈めることができます。

高レベル帯になると、このリアクターもバリアを備えるようになります。この場合、まずコンソールをハックしてバリアを解除しないと攻撃が通りません。

コーパス系のクルーシップは、レベルによらずギミックを解除しないとリアクターが出てこないはず。船内のコンソールを片っ端からイジってれば出てきます。

ハイジャックについて

リアクター破壊とは別に、クルーシップを乗っ取ってしまう方法もあります。船首コクピットにいる敵兵を倒して、操縦席にアクセスすれば乗っ取り完了です。安全に扱うために、船内の敵を殲滅しておくほうが良いでしょう。

ただし実際のところ、クルーシップはハイジャックしてもあまり役に立ちません。たいていの場合、素直に破壊してしまったほうが話が早いです。

レールジャック・ミッションでのアークウイング

基本的に移動ぐらいにしか使いません。

ただし敵の攻撃はやたらと痛く、育成しきったアークウイングでも一瞬でやられることも。アビリティで無敵化できるAMESHAを選ぶのが定石かと思います。

フレームと武器の選択

レールジャック・ミッションでのフレーム&武器の出番は、主に以下の3点です。

  • ラムスレッドチームの撃退
  • 施設攻略
  • クルーシップのリアクター破壊

ラムスレッドチームはなかなか強力ですし、施設攻略、およびクルーシップ内部にもけっこう強い敵が出てきます。こちらも育成済の武装で望みたいところです。

また、対グリニア、対コーパスともに、ハッキングが必要となる場面も多々あります。サイファーやハッキング系のParazonMODなど、対策を整えていったほうがスマートでしょう。

まとめ

以上、ざっくりした説明でしたが、だいぶ長くなりました。
まだフォージについての解説が若干抜けているんですが、使いどころは基本的に周回前提の分隊ぐらいなので説明は省略しました(※GP周回するようなテンノなら解説は不要かなと)。

レールジャック・ミッションは経験と知識がモノを言うタイプかと思います。いろいろ書いてきましたが、経験に勝るものはありません。注意点もいろいろありますが、マナーを守って楽しんでいきたいですね。

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