【Warframe】VALKYRのビルドと使い方(2021)

【Warframe】VALKYRのビルドと使い方(2021)

【PC 30.3.5】

今回はVALKYRのビルドと使い方についてです。

VALKYRはある意味シンプルなフレームで、4番発動して暴れまわればOKというのが基本的な考え方かと思います。逆に言うと、その4番をいかに維持するかがカギになってくるでしょう。

ただしリリースが古いこともあり、アップデートの累積に伴って、VALKYRのビルドの組み方も時代により変わっていることも事実です。他のフレームと同様にです。

そこで今回は、改めて現環境でのVALKYRのビルド構築について、筆者の考えをまとめていきたいと思います。

VALKYRの概要

4番Hysteriaによる無敵化とアビリティ近接武器による攻撃が特徴的なフレームです。

敵の引き寄せやワイヤーアクションができる1番Rip Line、自身と味方の近接攻撃速度を向上させる2番Warcry、周囲に瞬間的なCCを与えるParalysisなど、近接主体の立ち回りを補佐するアビリティも整っています。

本体性能も高く、とりわけ装甲値については全フレーム中トップクラス。この高い装甲と4番による無敵化+ヘルス回復で、屈指の継戦能力を誇る高耐久フレームとなっています。

デザインコンセプト的には「獣」のイメージらしいですが、どちらかというと猫っぽい印象です。

VALKYRの入手方法

本体設計図はマーケットから、パーツ設計図は木星ボス抹殺のミッションクリア報酬で手に入ります。PRIME版は対応レリックの解放で。

VALKYRのアビリティ

次にアビリティについてカンタンに解説します。

パッシブ:敏捷

ノックダウン復帰速度が早く、落下時の着地硬直が生じません。猫みたいですね。

1番:Rip Line

レティクル地点に向けてロープを発射します。敵に引っ掛けた場合はダメージを与えて引き寄せ、地形に引っ掛けた場合は自身を移動させるワイヤーアクションになります。

空中での発動に制限がないため、空中で鋭く方向を転換するなど、柔軟でトリッキーな機動が可能になります。猫みたいですね。

2番:Warcry

自身と仲間の近接攻撃速度を向上させると共に、周囲の敵の動きを遅くします。発動時に叫びます。解釈次第では「ニャー!」と聞こえなくもありません。猫みたいですね。

3番:Paralysis

付近の敵をスタンさせ、微弱なダメージを与えます。スタンした敵には近接フィニッシャーが可能になります。消費エネルギーが5と非常に少ないのも特徴です。

4番:Hysteria

以下の効果が発動します。

・近接武器がアビリティ近接武器「VALKYR TALONS」に切り替わる
・ダメージと状態異常を無効化する
・「VALKYR TALONS」による近接攻撃でヘルス吸収

また、このアビリティによる無敵化中は、”受けるはずだったダメージ”の一部がストックされます。アビリティ解除もしくは終了時に、付近の一定範囲内に【視線の通っている敵】が1体でも残っていると、ストックされたダメージを受けてしまいます。

なお、「VALKYR TALONS」は両手装備の鉤爪です。怒って爪を出している時の猫みたいな感じのやつです。猫ですね。

VALKYRの使い方とビルド方針

基本的には4番を主軸に、2番3番で補助しながら戦っていくスタイルが良いかと思います。4番の常時展開を目指すか、ピンポイントに発動していくかで運用も変わってくると思います。

踏まえて、今回は以下の4つのビルドをご紹介していきます。

  • 初心者向けビルド
  • 4番ピンポイント運用ビルド
  • 4番常時展開ビルド
  • 1番軸ワイヤーアクションネタビルド

VALKYR 初心者向けビルド

あまり入手難易度・育成難易度の高くないMODだけを使って構成してみました。

使い方としては、普段は通常武器で戦い、要所で4番を使用していく運用スタイルになります。

普段は4番を使わず、Steel Fiberで高い装甲値を活かして被ヘルスダメージを受けていき、Rageでエネルギーを回復します。エネルギーを十分に蓄積できるよう、Flowも搭載。この組み合わせで、防御面とエネルギー回復を一石二鳥で賄うことができます。

あとはアビリティ時間、アビリティ威力、ダッシュ速度をそれぞれ伸ばしている形です。

VALKYR TALONSの初心者向けビルド

アビリティ近接武器「VALKYR TALONS」も、難しいMODなしで組んでみました。

基礎ダメージ、クリティカル2種、範囲、電気90、毒90、速度、Killing Blowです。

序盤は大ダメージを出力する手段が限られるので、近接ヘビー攻撃は積極的に運用していきたいところ。Killing Blowは搭載しておいて損はありません。

VALKYR TALONSの中級者~向けビルド

以下、中級者~上級者向けのビルドが続きますが、アビリティ近接「VALKYR TALONS」のビルドは共通するため、先に紹介しておきます。

これが最適解かと言われると少々疑問ではありますが、ひとまず「鋼」でも問題なく使っていけるので良しとしました。

Primed基礎、Primed範囲、クリティカル率、クリティカルダメージ、Primed毒、90属性、60属性2枚です。シンプルな構成ですね。

速度については2番で補います。BRとWWは積めないので除外。昔はGladiatorセットが効いていたんですが、最近のアップデートで効かなくなったので、これも除外です。

「VALKYR TALONS」は状態異常が出にくいのがネック。一応60属性2枚を積んでいますが、それでも22%と無いよりはマシな程度です。COを積んで状態異常軸の射撃武器と併用する方法もありますが、射撃の使用中は4番の無敵効果が効かないため注意が必要です。

VALKYR 4番ピンポイント運用ビルド

では本体の話に戻りましょう。続いて4番ピンポイント運用ビルドです。

こちらも考え方は、上記の初心者向けビルドと変わりません。通常武器で戦いつつ、被ヘルスダメージでエネルギー回復。要所で4番を使っていく形です。

ただし、ビルドはがらりと変わります。

まずアビリティ威力を高めるため、Blind RageとTransient Fortitudeを搭載。効率と時間が下がりますが、後述する理由により問題はありません。

防御面とエネルギー回復を兼ねるため、QT、Hunter Adrenaline、Vitality、Primed Flowを搭載。これでエネルギー枯渇の心配もなくなり、「鋼」で通用する耐久性能も確保できます。

QTが発動するとスタンが発生しますが、VALKYRはパッシブによりこのスタン時間が短く済むため、相性もかなり良い組み合わせです。

また、4番をピンポイント運用するため、増強MODも搭載。これでアビリティ時間が短くても、実用に支障をきたさずに使用できます。

普段は射撃等で戦いつつ、要所で2番4番を発動して周囲の敵を素早く殲滅、即座に解除する流れです。こうした立ち回りになるため、アビリティ時間が多少下がっても問題ありません。

普段は冷静沈着な射撃戦
たまにブチ切れて4番で暴れる

この立ち回りのメリットとしては、エネルギー管理がラクなことと、4番の解除時ダメージフィードバックをほとんど気にしなくて済むことです。射撃、近接、アビリティ近接と使っていけるので、武器によって属性を変えて使い分けたりと、柔軟な運用も可能になります。

VALKYR 4番常時展開ビルド

続いて4番の常時展開ビルドです。4番をなるべく切らさずに長時間のミッションをこなすことを目的としています。

ソリューションはシンプルに、ヘルミンスでDISPENSARYを移植してエネルギーオーブを供給していくだけです。移植先は1番枠か3番枠になるでしょう。

4番を切らさずに戦うため、防御系MODは一切搭載していません。また、範囲も不要なため絞っています。あとは威力>時間>効率で性能を確保し、お好みの増強MODを1~2枚も積めばOKです。

「鋼」の耐久でも延々と戦い続けられますが、ナリファイアやアコライトさんのアビリティ強制解除には要注意。不意に解除されると莫大なダメージフィードバックを受けて床ペロは免れません。こうした厄介な相手が出てきたら、敵のいない場所に逃げて4番を解除⇒再発動して挑むなど、なんらかの工夫が必要です。

VALKYR ワイヤーアクションネタビルド

最後にネタビルドです。こちらは動画も撮りました。

ご覧の通り、1番のワイヤーアクションを駆使して戦うネタビルドになります。
活かせる状況が限られることもあり、「鋼の道のり」金星ボスJACKALと戦ってみました。

ワイヤーアクションでミサイルを回避したり、鋭い方向転換で敵の射線をずらして回避したり、後ろに回り込んで攻撃を叩き込んだりします。

基本的に1番しか使わない反面、1番は多用したいので効率だけ伸ばしています。あとは緊急回避+ジャンプモーションでくるくる回るのが面白いので、4番も使えるように、時間も最低限確保しています。なお、4番は攻撃手段としては用いないため、威力は積んでいません。

あとはひたすらパルクール関係のMODを積み込んで完成です。

防御系MODはVitalityとPSFぐらいしか積んでいませんが、当たらなければ問題なし。ワイヤーアクションで避けまくれば大丈夫です。4番もあるので心配ありません。

まとめ

VALKYRやっぱり面白いですね。

性能的には残念ながら、いろいろと現環境と噛み合わない部分もあり…たとえば4番武器の状態異常率の低さですとか、これなら普通にBR構成のVENKA PRIME使ったほうが火力が出るとか、耐久面も4番使わなくてもGLOOM(SEVAGOTH3番)移植しちゃえばダメージフィードバックの心配もなく使えるとか…まあいろいろあるんですが。

それでもやっぱり、コンセプト的に面白いフレームだなと思うわけです。

とくに1番のワイヤーアクションですね。他のフレームにはできない面白マニューバを取れるので、これだけでも楽しいです。また、装甲値の高さによる信頼性も、文字通り頼もしいところ。

アビリティ武器を扱うフレームとしては、MESAと並んでわかりやすいタイプですから、初心者の方のステップアップにも向いているかと思います。

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