[Warframe]SEVAGOTHの使い方と増強MOD付きビルド

[Warframe]SEVAGOTHの使い方と増強MOD付きビルド

[PC 37.0.11]

Warframeネタビルド研究所、今回は「SEVAGOTH」のビルドについてご紹介します。

SEVAGOTHについては、以前も実装当時に記事にしているのですが、今回はさらに増強MODを活用し、より強く使っていけるビルドを構築してみました。

また今回はアルコンの欠片などもフルに使っており、かなり上級者向けのビルドになります。しかし、そのぶん「SEVAGOTHの完成形の一つ」と言っても過言ではないほど、完成度の高いビルドになったと思っています。

上級者向けの内容ですが、ぜひ、お読みいただければと思います。

実はちょっとコツが要る!SEVAGOTHの基本的な使い方

まず最初に、SEVAGOTHのちょっとしたコツをご紹介します。というのもこのフレーム、普通に使っていると、意外と「鋼の道のり」とかだとあっさりダウンしてしまう場面が多いんですよね。意外とコツが要るフレームなんです。

本体3番+本体2番の展開によるヘルス継続回復

まずポイントになるのが、本体の2番と3番の展開です。

本体3番Gloomは、周囲の敵に減速デバフを与える効果と、全ての攻撃にヘルス吸収を付与する効果があります。このGloomがSEVAGOTHの生命線になるのですが、いかんせん、攻撃の手が止まった瞬間にダメージをがっつり食らってダウン…という場面が、「鋼の道のり」だと意外と多くなりがちです。

そこで登場するのが、本体2番。これは、周囲の敵に継続ダメージを与えるデバフアビリティです。ダメージ量自体はそれほど多くなく、特に「鋼の道のり」だと火力としてはまったく期待できないので、「これ使い道あるの?」となりがちですが、意外と重要です。

というのも、本体2番で発生した継続ダメージにも本体3番のヘルス吸収効果が乗るため、継続ダメージ=継続ヘルス回復になるわけです。

そのため、常に本体3番を展開するとともに、周囲の敵に本体2番を与えておけば、安定してヘルスを継続回復できるため、生残性がかなり良好になります。ワンパンでダウン取られなければだいたい何とかなります。

本体1番2番のシナジーによる範囲割合ダメージ

そしてもう一つ重要なのが、本体1番2番のシナジーです。本体2番デバフの掛かっている相手に本体1番を当てると、敵ヘルス依存の割合ダメージが発生します。このダメージは範囲攻撃なので、複数の敵を巻き込んでヒットさせると、一気に割合ダメージで敵ヘルスを大きく削ることが可能です。

まとめると:

要するに、本体2番3番を常時展開して継続ダメージ=継続ヘルス回復で安全性を確保。本体2番の掛かっている敵に本体1番を当てて割合ダメージで攻撃。これがSEVAGOTHの基本的な運用方法になるでしょう。この2つを意識して立ち回るだけでも、SEVAGOTHはかなり強く使っていくことができるフレームだと思います。

SEVAGOTHの増強MOD解説

では、今回のビルドの要点となる、本体1番増強、本体2番増強の効果について解説していきます。

本体1番増強:Shadow Haze

まずは本体1番増強です。この増強MODには2つの効果があります。

・本体1番デバフの掛かっている敵に対するクリティカル率増加
(※増加量はアビリティ威力で上昇)

・本体1番デバフの掛かっている敵を倒すと、追加で本体1番シャドウが出現
(※追加数の上限は3体)

そしてこの増強MOD、実をいうと、本体1番の増強というより、『本体1番によって生じるデバフDeath’s Harvestの増強』なんですね。そしてこのDeath’s Harvestデバフは、本体1番だけでなく、シャドウの3番でも発生します。なのでこの増強MODの効果も、シャドウ3番にも乗るんですね。

つまり、シャドウ3番の掛かっている敵を倒しても、本体1番のシャドウが発生するようになるし、クリティカル率も増加するわけです。ここが一つポイントです。

本体2番増強:Dark Propagation

続いて本体2番増強です。このMODにも2つの効果があります。

・本体2番デバフの掛かっている敵を倒すと、周囲の敵に本体2番デバフを拡散する。

・シャドウの3番でも本体2番デバフが発生するようになる。

拡散効果はともかく、2つ目の効果が注目です。簡単に言えば、シャドウの3番が、本体1番と本体2番を同時に発生させる効果になるわけですね。

増強MODによるシナジー効果

そしてポイントはここからです。

前述の通り、SEVAGOTHの本体1番デバフ(Death’s Harvest)と本体2番にはシナジーがあり、本体2番中の敵に本体1番シャドウを当てると割合ダメージが発生します。これの挙動が、増強MODにより結果的に大幅に強化されます。

本体で1番2番を使った場合

この1番2番シナジーによる割合ダメージは、「2番中の敵に1番シャドウが当たった時に1回だけ」発生します。1番シャドウはエイムで誘導できるため、同一の敵に複数回ヒットさせることができますが、割合ダメージの発生は最初の1回だけです。

ところが、本体1番増強の効果により1番シャドウが追加発生すると、その追加発生したシャドウのヒット時にも割合ダメージが出力されます。従って、

2番→1番→割合ダメージ発生→武器で追撃する等して敵を倒す→1番増強の効果により追加のシャドウ出現→敵に当たって割合ダメージが追加発生→敵が倒れる→1番増強の効果により追加のシャドウ出現→敵に当たって割合ダメージが追加発生

という死の連鎖が最大3回まで起きる可能性があるわけです。

たとえば、感染状態異常を絡めるなどして割合ダメージだけで敵を倒しきれる状態であれば、上記の連鎖で次々と敵が倒れていくことになり、とんでもない殲滅力になります。

シャドウ3番もトンデモ火力に

そしてもう一つあります。シャドウの3番です。

・本体1番増強はシャドウの3番にも乗る

・本体2番増強により、シャドウ3番に本体2番の効果が追加される

…ということは…。

本体1番2番増強を付けてシャドウ3番を使い、掛かった敵を一体でも倒すと、本体1番増強の効果が乗っているため追加の本体1番シャドウが出現。本体2番増強の効果により、本体2番デバフも発生しているため、出現した本体1番シャドウが当たって割合ダメージが発生。あとは前述の通り、敵が倒れる→追加シャドウ発生→割合ダメージ発生のデスループが、シャドウ3番でも発現するわけです。

これにより、ただの微小継続ダメージアビリティだったシャドウ3番が、とんでもねえ殲滅アビリティに生まれかわります。

ビルド解説:SEVAGOTH PRIME本体、シャドウ、専用武器

というわけで、ギミックの実用化に向けて組んだビルドをご紹介しましょう。

使用するのはPRIME版のSEVAGOTH。ビルドは本体、シャドウ、専用武器のSHADOW CLAWS PRIMEと、3つのビルドを見ていきます。

アルコンの欠片

MOD構成の前に、アルコンの欠片を見ていきましょう。本体に装着する形になりますが、シャドウにも効果が乗ります。

全てTau版の欠片です。

・青(エネルギー容量)×1:これ一つあるだけで、本体にPrimed Flowを刺さなくても、最低限の実用的なエネルギー容量を確保できます。

・黄(発動速度)×1:ここは好みの問題ですが、アビリティを多用する立ち回りのため、あったほうが便利です。

・赤(アビリティ威力)×3:ここも正直、好みですね。別の欠片でも良いと思います。SEVAGOTHはアビリティ威力があって損することはないので、とりあえず付けておきました。

ほかにも色々と選択肢はあると思いますが、今回はシンプルな形にしてみました。

SEVAGOTH PRIME:増強2枚付きビルド

ビルドコンセプトとしては、ヘルスで耐えながらHunter Adrenalineでエネルギーを回復していく形の、威力重視ビルドです。

オーラMODは使用武器に合わせて適宜選択を。エクシラス枠については、SEVAGOTHは意外と足が遅いフレームなので、ダッシュ速度上昇系がオススメです。

防御面はAdaptationとVitality。ヘルスで耐える方針なので装甲も引き上げたいところですが、SEVAGOTH本体は装甲値があまり高くなく、パーセンテージで装甲を上昇させるFiber系MOD等は相性があまり良くありません。固定値で装甲を上げられる、アルケイン・ガーディアン等で補っていきます。

アビリティ威力はBlind Rageと、4番のみ威力を高めるPrecision Intensify。シャドウの爪の火力が本体4番の威力で上昇するためです。ほかにも、Gloomによるヘルス回復と相性の良いArchon Intensifyを使っても良いですね。あとはアルコンの欠片でも威力を底上げしています。

効率面はStreamline1枚。H.A.によるエネルギー回復があるとはいえ、今回は燃費がやや重いビルドなので、多少なりとも改善するためにStreamlineを採用しました。これでも正直、エネルギーは若干キツいので、アルケイン・エナージャイズも併用したほうが安定感があります。

あとは1番増強、2番増強を積んで本体は完成です。

SEVAGOTH PRIME’S SHADOW:ヘルス装甲ビルド

続いてシャドウのビルドです。こちらは生残性を重視したヘルス+装甲ビルドです。

オーラに関しては、武器が専用近接に限定されるため、近接系のオーラMODを採用します。本体と異なるオーラMODを付けていきましょう。同じものを付けても効果が重複しないので。

エクシラス枠はPreparationがオススメです。これを付けておくだけで、本体4番でシャドウを召喚するたびにエネルギー全快でスポーンします。Primed Flowでエネルギー容量を増やしておけば、これだけでエネルギーに困ることはほぼありません。

防御面は、Umbralセットのヘルスと装甲、さらにAdaptation、Health Conversion、アルケイン・ガーディアンも搭載して、とにかくガチガチに固めています。というより、シャドウのアビリティは、威力・範囲・時間とも、それほど優先度が高くないんですよね。

・威力:影響するのは2番だけだが、そもそも2番は攻撃手段として使いにくいので、わざわざ威力を伸ばすまでもありません。

・範囲:多少はあったほうが1番と3番の取り回しが良くなりますが、100%でも十分です。

・効率:前述の通り、PreparationとPrimed Flowがあれば困りません。

・時間:多少あったほうが3番の持続時間が稼げて便利ですが、100%でも十分です。

というわけで、MOD枠をなるべく防御面に割り当てて、余った枠で時間と範囲を多少伸ばす形にしてみました。

SHADOW CLAWS PRIME:通常スタンス+テンノカイビルド

最後にシャドウ専用武器の爪、SHADOW CLAWS PRIMEのビルドです。こちらは通常スタンス+テンノカイで使用するビルドを組んでみました。

アビリティ武器のため一部のMODが使えませんが、まあ、こんなもんじゃないでしょうか。今回のビルドの場合、本体1番増強の効果によりシャドウ3番でもクリティカル率上昇が乗るので、武器のクリティカル率はこの程度でも十分に赤クリを出していけます。

ただ、とにかく振りが遅いので、B.Furyを積んでいますが、これに加えてシャドウにもアルケイン・ストライクを積んであげたほうが良いですね。

実戦運用:「鋼の道のり」ルア結合耐久 敵Lv180-200

というわけで実戦運用です。プレイ動画を以下よりご覧ください。

けっこう楽しく、そして地味に強いビルドになったんじゃないかなあと思います。「鋼」Lv200越えのスラックス2体をシャドウの通常スタンス一振りでワンパンしてるからね。

SEVAGOTH PRIME 増強付きビルドの評価と感想

動画内でも色々と喋っていますが、改めて評価と感想、ポイントをまとめましょう。

地味に強いかも?「鋼」Lv300ぐらいまでは通用しそうな手応え

いや、地味に強いかもしれませんね。今回のビルド。どうしてもヘルスで耐える関係上、青天井に戦えるわけではありませんが、やってみた感じ、おそらく「鋼の道のり」コラプトLv300程度までなら通用すると思います。ルア結合耐久180-200で1時間は余裕で行けたので。

状態異常対策がなく、エネルギー枯渇やアビリティ阻害が致命的

一方で、弱点も明確です。まず状態異常対策を積んでいません。このゲーム、単純な転倒だけでも厄介なので、ちょっと立ち回りに注意が必要ですね。

また、エネルギー枯渇やアビリティ阻害が致命的です。攻守ともにアビリティに依存する面が大きいので、アビリティを使えなくなると一気に窮地に立たされます。そういう意味では、エネルギーを吸われまくる感染体相手には、かなり厳しいかなと思います。

戦い方の選択肢がけっこう広い

今回のビルドは、戦い方の幅が広いのも特徴ですね。本体1番2番のシナジーによる割合ダメージを主力にしても良し。本体1番増強のクリティカル率増加を活かした武器戦闘も悪くありません。そしてもちろん、シャドウに切り替えて近接で暴れまわるのも良しです。また、本体3番による減速効果も結構あるので、範囲内の敵行動抑止も可能。限定的ではありますが、防衛系のミッションにも悪くないかもしれません。

射撃戦、近接戦、アビリティ戦、エリア防衛と様々な戦い方を単一のビルドで担えるため、使っていてあまり飽きない楽しさがありました。

まとめ:

というわけで今回は、SEVAGOTHの1番2番増強付きビルドをご案内しました。

上級者向けではありますが、けっこうオススメなので、ぜひ使ってみていただければと思います。

以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です