[Warframe]NIDUSのビルドと使い方

[Warframe]NIDUSのビルドと使い方

[PC 30.7.5]

感染体をテーマにしたフレーム「NIDUS」。

今回はこのNIDUSのビルドや使い方について紹介していきます。

NIDUSはプレイヤーの理解度(=テンノとしての実力)が試されるフレームです。感染変異スタックの仕様や1番4番の使い方を把握しないとただの高耐久フレームになってしまう反面、これらの理解が深まればアビリティアタッカーとして相当な高レベル帯まで戦っていけるようになります。

では詳しい解説、はじめていきましょう。

NIDUSの概要と特徴

NIDUSを一言でまとめると、高耐久、CC、アビリティアタッカーという3つの側面を持つフレームです。どの側面に注目するかで、ビルドの組み方や運用方法も変わって来るでしょう。

反面、各アビリティの性能だけを見ると、1番、2番、3番、4番いずれも役割分担が明確に機能しています。

  • 1番:感染変異スタックの蓄積&攻撃
  • 2番:集敵CC。集めた敵に1番を当てて一気に感染変異スタックを稼げる
  • 3番:自己防御バフ、もしくは自身と味方1名のアビリティ威力向上バフ
  • 4番:自身と分隊員の回復&マゴットによる攻撃

攻守ともに噛み合ったアビリティが揃っているぶん、アビリティ主体で考えると、ビルド幅や運用方法には限りがある、との見方もできるでしょう。

ただ、いずれにしても優秀なフレームという評価には変わり無いかと思います。

シールドを持たない+毎秒ヘルス回復を持つ

もう一つ、NIDUSは「シールドを持たない」という特徴もあります。一方でヘルスと装甲値は高い性能を持っており、さらにデフォルトで毎秒ヘルス回復の機能を備えています。

また、この仕様のためか、ランクアップボーナスも他のフレームと変わっています。

  • 装甲値(最大ランク時+50%)
  • 毎秒ヘルス回復量(最大ランク時+15)
  • アビリティ威力(最大ランク時+15%)

シールドを持たないため、Rage系(被ヘルスダメージでエネルギー回復)MODとも相性が良くなります。

NIDUSのアビリティ

それではアビリティ各種、見ていきましょう。

パッシブ:感染変異スタック

NIDUSは「感染変異スタック」という独自のゲージを持ちます。このゲージは、1番または4番のマゴットによる攻撃がHITした際に上昇します。ゲージの上昇に応じてスタックが蓄積され、様々な効果を発揮します。

  • スタック数に応じて、1番および4番マゴットの威力が上昇
  • スタック数15以上の際、ヘルスがゼロになると「不死」が発動し、一時的に無敵化&ヘルスが50%回復
  • 3番発動時、スタック数を1消費
  • 4番発動時、スタック数を3消費

スタックが貯れば貯まるほど、1番と4番の攻撃力が上がるほか、15以上あれば実質不死身。また、3番4番は変異スタック数を消費して発動するため、エネルギーを消費せずに扱えます。

スタック数の最大値は100です。増強MODを使うことで300まで増加できますが、この場合、「不死」の発動に30秒のクールダウンが発生します。

1番:Virulence

足元から前方に向けて、地形に沿って感染体を帯状に射出し、ヒットした敵にダメージを与えます。また、ヒットした敵の数に応じて、消費したエネルギーの一部を回復します。

「複数の敵に当てると効果的な攻撃アビリティ」との認識で運用すれば問題ありません。

この攻撃によるヒットは、感染変異スタックを上昇させます。また、感染変異スタックに応じてダメージ出力が向上します。

2番:Larva

エイムした地点に触手を展開し、効果範囲内の敵を引き寄せて捕まえます。捕えた敵を倒すと、50%の確率で感染変異スタックが増加します。

3番:Parasitic Link

対象と自身の間にリンクを結びます。敵とリンクした場合、NIDUSが受けるダメージの一部と状態異常を敵に転嫁させます。味方とリンクした場合は、自身と味方のアビリティ威力を向上させます。

また、リンクがある状態で1番を用いると、自身に加えてリンク対象からも1番が射出されます。

4番:Ravenous

NIDUSの周囲に感染体のフィールドを展開します。フィールドは内部にいる自身と味方のヘルスを回復させます。
また、フィールドからは最大9体のマゴットが出現します。このマゴットは敵に接近して自動的に攻撃し、死亡する際に爆発して範囲ダメージを出力します。このダメージは感染変異スタックに応じて威力が上昇します。

NIDUSの使い方

基本的には、

  • 2番で集めた敵に1番を当てて感染変異スタックを蓄積
  • 3番を敵に掛けて自己防御
  • その場に留まって戦う場合、4番を展開

といった流れで扱っていくフレームになるかと思います。

2番による集敵CCだけでも扱いやすいほか、スタック数15以上をキープしていれば実質不死身なので、この2点だけに特化した運用でも十分に強力です。とはいえ1番4番も高いポテンシャルを持っており、こちらも扱い次第では強力な攻撃アビリティとなります。

ふまえて今回は以下の通り、ビルドと扱い方をご紹介していきます。

  • 全アビリティ使用のアタッカービルド
  • 1番増強を使ったプライマリ軸の戦闘ビルド
  • 自己防御性能に特化したビルド

では見ていきましょう。

NIDUS アビリティアタッカービルド

おそらくNIDUSの典型的な運用方法の一つになるかと思います。

1番を攻撃の主軸とし、2番による集敵、3番による自己防御、さらに4番でマゴットによる攻撃と、自身・味方のヘルス回復を担っていく運用になります。要するに全部盛りですね。

立ち回りは少々、手続き的な流れもあるので、以下の動画にてご確認下さい。

解説動画の当該箇所から再生

ビルドは以下の通り。

BR、TFでアビリティ威力を上げ、VitalityとSteel Fiberで自身の防御力を確保。ここは可能であればUmbralセットを使いたいところです。オーラフォーマの所持数と相談で。エネルギー回復はP FlowとHunter Adrenaline。NIDUSのエネルギー回復は、いずれのビルドでもこの2枚で十分でしょう。あとは範囲を伸ばして完成です。

アルケインは任意ですが、ガーディアンとグレイスを付けておくと安定します。

感染変異スタックが十分に貯れば、「鋼の道のり」でも感染体相手なら戦っていける威力になります。

NIDUS 機動戦闘型ビルド

1番増強によるプライマリ武器のクリティカル率向上を主眼に置き、2番によるCCと3番での自己防御を活かしつつ機動戦闘を主体とするビルドです。4番は機動戦闘に向かないため、WISPの3番と差し替えておきます。あまり使用例を見ない運用方針ですが、案外悪くありません。

解説動画の当該箇所から再生

ビルドは以下の通り。

アビリティ威力はBR一枚。1番増強のクリティカル率上昇がアビリティ威力の影響を受けるため伸ばしておきます。BR1枚でもクリティカル率+256%と、なかなか強烈なクリティカルバフを得られます。

あとはVitality、Steel Fiberで耐久力を、P FlowとHunter Adrenalineでエネルギー面を確保。1番増強を付けたら、あと残り1枚は任意です。今回はStretchをなんとなく差しています。

アルケインも任意です。安定性を優先してガーディアンとグレイスを付けていますが、プライマリ武器を強化するタイプのものを選ぶほうが良いかもしれません。

上図、LENZをぶっ放したところです。赤クリティカルを量産できて爽快です。

「絶対に死にたくないダス」ネタビルド

最後に、これはもうネタビルドと言って良いでしょう。トコトン死なないNIDUSを組んでみました。

解説動画の当該箇所から再生
  • 4番をより生残性の高いGloom(SEVAGOTH3番)に差し替え
  • QT+Rage構成に加えてヘルスと装甲をがっつり盛る
  • アルケインは当然ガーディアンとグレイス
  • さらにDAIKYU+刀装備でヘルス吸収を上乗せ
  • おまけに刀にはHealing Returnを搭載し、ヘルス回復能力を高める

…と、生き残ることだけに徹底的に特化したビルドになります。

ビルド方針は、耐久力>>>範囲>それ以外。感染変異スタック15以上を保つために1番は使うので、範囲はちょっとだけ盛っています。ただ実際、Stretchは無くても問題ないかな…。

あと、RageとHunterAdrenalineの2枚刺しになっていますが、これ間違いですね…実際はQTとGladiator Finesseの2枚差しとかのほうがコンセプトには合っています。

ただ実際、パッシブの「不死」発動がQTに優先されるので、このNIDUSでQTの発動自体、お目にかかることは少ないと思います。

「鋼の道のり」セドナ耐久で、敵前で棒立ちすること約1分、ほぼヘルスが減りませんでした。最終的に3番の効果時間切れ+耐久ミッションの酸素切れ+「鋼」グリニアによる強烈な切断状態異常を食らって、ようやくヘルスがゼロになりましたが、それでも「不死」で倒れることなく即座に無敵化+ヘルス50%回復。

相当に硬いNIDUSになりました。

まとめ:

NIDUS、実は普段ほとんど使ってこなかったフレームですが、改めて使ってみると優秀さが実感できますね。「鋼の道のり」で安定して戦える耐久性能だけでも安心感があります。仲裁ミッションでよく見かけるかな?と思いますが、その理由も納得です。2番のCCも使い勝手が良く、どんなシチュエーションでも腐らない強みがあります。

信頼性の高いフレームですから、育てておいて損はないと思います。

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