【PC 29.6.0】
さて、また面白い新フレームが登場しました。LAVOS。錬金術師がモチーフなんでしょうか。ともかく作成したので見ていきましょう。
特殊な仕様もあり、なかなか難しそうなフレームですが…。BRCO構成の近接武器と組み合わせたら、かなりの強さになりました。その辺のお話もしていこうと思います。
LAVOSの特殊仕様
まず、LAVOSの特殊な仕様についてです。
- エネルギーを持たず、全アビリティにクールタイムが設定されている
- 全てのアビリティが、長押しで“次回発動するアビリティ”に属性を付与できる
- アビリティ時間で、状態異常の持続時間が変わる
という仕様を持っています。この3点を把握すれば、だいたい後は何とかなるかなと思います。
エネルギーを持たない
まず、エネルギーが無い、という話です。
LAVOSにはエネルギーという概念が無く、代わりに全アビリティにクールタイムが設定されています。アビリティ終了後からカウントダウンが始まり、カウントがゼロになると再使用できます。
クールタイムを減少させる方法
フレームの「効率」を伸ばしても、アビリティのクールタイムは減少しません。代わりに、3番アビリティの持つ「巻きこんだ敵1体×n秒、クールダウン中の他のアビリティのタイムを短縮させる」効果が増加されます。
ややこしいので、これは触ってみたほうが早いかもしれません。
ヘルミンス移植
ヘルミンスで移植した他のフレーム等のアビリティもクールタイム制になります。エネルギーを気にせずにいろいろなアビリティを使えるようになるので、この点だけでも便利。ただし、移植したアビリティスロットは、長押しで属性をセットできなくなってしまうため、その点には注意が必要です。
アビリティキー長押しで次回発動のアビリティに属性付与
これも若干、複雑な仕様です。
たとえば、1番アビリティキーを長押しすると、画面右下に毒のアイコンが出ます。この状態でアビリティを発動すると、そのアビリティに毒属性が付与される…という話です。
1番は毒、2番は冷気、3番は電気、4番は火炎に対応しています。それぞれ、キーを長押しすると、対応する属性がセットされ、次回発動のアビリティに追加されます。
複合属性も作れる
そしてこの属性付与、実は複合属性も作れます。たとえば、1番(毒)長押し、2番(冷気)長押し…と続けてやると、複合して感染属性になります。他の複合属性も同様です。もしくは複数のアビリティキーの同時長押しでも複合属性が作れます。
ただ逆に言うと、「毒をセットしちゃったけれど、やっぱり冷気に変えたい」みたいな時には、それはできない、ということです。一度なにかアビリティを撃って、セットした属性を消してから、再度属性をセットする必要があります。
各アビリティのデフォルトの属性とは複合しない
そしてもう一点。各アビリティは、長押しで属性を付与されなくても、デフォルトで属性を持っています。それぞれの属性は、長押しでセットできるものと同じ。1番は毒、2番は冷気、3番は電気、4番は火炎です。
では、たとえば2番を長押しして冷気をセットした後、1番を撃つとどうなるか?1番デフォルトの毒と、セットした冷気が複合して感染に…なりません。毒と冷気の状態異常がそれぞれ発動する形になります。
一回の攻撃で、複数の単属性を掛けられるのは、このフレームならではの特徴かもしれません。
アビリティ時間で、状態異常の持続時間が変わる
これもちょっと面倒…いや、面白い仕様です。LAVOSはアビリティ時間を変動させると、状態異常の持続時間も変わります。アビリティだけでなく武器で掛けた状態異常にも効果が乗ります。
この仕様があるので、アビリティ時間を削りたくても削れません。たとえばFEとTFを差してアビリティ時間を13%まで落とすと、武器で仕掛けた状態異常も一瞬で消えます。
LAVOS 各アビリティ解説
では次に、各アビリティの解説です。カンタンにまとめます。
1番:OPHIDIAN BITE
動きとしては、KHORAの1番によく似ています。前方の扇状の範囲に攻撃し、与えたダメージに応じて自身のヘルスを回復します。属性は毒。長押しで次回発動アビリティに毒属性を付与します。
2番:VIAL RUSH
RHINOやATLASの1番のように、前方に突進するアビリティです。通り過ぎた後に、NEZHAの1番のような痕跡を残します。この痕跡を踏んだ敵にもダメージを与えます。また、突進中に再度アビリティキーを押すと、その場で停止して周囲に攻撃をばら撒き、ダメージと状態異常を与えます。
3番:TRANSMUTATION PROBE
名前長いですね。範囲内にあるドロップアイテムのうち、ヘルス/エネルギーオーブを「ユニバーサルオーブ」に、弾薬を「ユニバーサル弾薬」に変換します。
要するに、ヘルスオーブ/エネルギーオーブは「ヘルスもエネルギーも両方回復できるオーブ」になり、弾薬は「どんな武器にでも補給できる弾薬」になる、ということです。
加えて、範囲内の敵を感電させます。ダメージも多少与えます。
さらに、この感電させた敵1体につき、他のクールダウン中のアビリティのクールタイムが短縮されます。アーセナル上では「感電死させた敵1体につき」と書いてありますが、倒さなくても大丈夫です。
4番:CATALYZE
全方向に向かって、ふわふわ飛ぶ謎のナンカスゴイやつを飛ばします。これに触れた敵はダメージと火炎状態異常を食らいます。
LAVOS 使い方とビルド方針
さて、続いて使い方とビルドについてです。
LAVOSの使い方
一見するとアビリティアタッカーに見えるんですが、実際はアビリティの火力はさほど出ないんですね。Lv30~40ぐらいまでならアビリティで敵を倒していけるんですが、それを越えると、威力を盛っても結構キツイ印象です。
なので思い切ってアビリティによる与ダメージは捨ててしまい、状態異常ばら撒き特化のフレームとして使っていくのが良いんじゃないかと思います。CO付けた近接と組み合わせていけば、火力もだいぶ出せます。
防御面は、もともと装甲とヘルスが結構あるので、そこを伸ばしていくイメージで良いんじゃないかと思います。
LAVOS 状態異常ばら撒きビルド(0フォーマ)
というわけでビルドです。MOD構成は以下。
まさかの0フォーマ。枠が1つ余っているので、フォーマを付けてお好きなMODを加えても良いと思います。
使ってみた結果
強い。かなり強いですよコイツは。いくらBRCO構成のPARACESIS担いでるからって、火力バフも無しに「鋼」のコラプト相手に掠っただけで5桁ダメージ出せるとは思ってませんでした。
威力を落とした構成ですが、複数の敵を巻きこめば、1番によるヘルス回復もしっかり機能しています。2番の突進も慣れると便利です。
2番、3番の冷気・電気状態異常による広範囲CCも、実際やってみるとかなり頼もしい効果でした。4番は…あんまり使いどころが無かったかな…。
状態異常をアビリティに任せられるので、クリティカル軸の近接武器でもCO構成が成立するんですよね。なので、クリティカル武器+BR構成ならではの大ダメージに、さらに複数の状態異常を掛けたCOが乗るわけですから、そりゃまあ強いですよね。
感想
いや、これは良い。LAVOS、良いフレームです。
というか、やっぱり状態異常って強いんだな、と。複合属性を含め、全属性・全状態異常を自在に扱えて、おまけに広範囲にばら撒ける。そしてエネルギーを考慮しなくて良い。これってかなりスゴイなと実感しました。
ところで、そういえば“属性の達人”というカンバンを背負ってたフレームが他にあったような…確か、CHRO…いや、なんでもないです。
One thought on “【Warframe】LAVOSのアビリティ解説とビルド例・使い方”