[Warframe]CALIBANのビルド例と解説

[Warframe]CALIBANのビルド例と解説

[PC 31.0.3]

アップデート31「新たな大戦」と共に実装された新フレームCARIBAN。今回はこのフレームについて、アビリティの概要解説とビルド例、使い方などを解説していきます。

実装からまだ日が浅いフレームのため、今後アップデートで性能変更などが入る可能性も大いにありますが、ひとまず現時点での情報ということで、まとめていきましょう。

なお、例によって筆者が個人的に確認した部分に限っての話となります。綿密な検証はしておらず、まだまだ色々な可能性があると思いますが、その点もご容赦いただければ。

CARIBANの概要

「センティエント製のWarframe」というユニークなコンセプトとは裏腹に、性能面は意外と堅実なデバッファーかなと思います。Lv40-50付近の相手なら、アビリティの火力でそのまま戦っていくことも可能ですが、高レベル帯ではデバフを主体に扱ったほうが安定しやすいでしょう。

また、1番の体当たり、2番、4番と、いずれも敵を大きく吹き飛ばしてしまうタイプのアビリティです。Co-opで扱う際は、味方の邪魔にならないよう配慮する必要があります。

運用方針が定まらないと扱いに苦労するタイプですが、方針とビルドがハマれば意外な強さを発揮するフレームだと思います。

CARIBANの入手方法

クエスト「新たな大戦」クリア後に、シータスの昼間、もしくはオーブ峡谷に追加される依頼ミッションから報酬で各種設計図と制作素材が手に入ります。

CARIBANのアビリティ概要

それではアビリティについて、簡単に概要だけ見ていきましょう。

今回は動画でもアビリティを簡単に解説しています

パッシブ:

自身とアフィニティ共有範囲内の味方に、フレームMODのAdaptationのような効果を付与します。ダメージを受けるごとに、受けたダメージタイプに応じて耐性を獲得する能力です。ただしAdaptationと異なり、こちらの耐性上限は50%と低く抑えられています。

1番:Razor Gyre

トグル式のアビリティです。発動すると回転をはじめ、再発動もしくはエネルギー切れで停止します。回転中は周囲の敵に連続的に切断ダメージを与えます。また、このアビリティの使用中は前後左右方向への移動は可能ですが、ジャンプやパルクールアクションはできず、アイテムを拾うこともできません。

敵に照準を合わせて射撃キーを押すと体当たりを行います。また、射撃キーを押しっぱなしで切断ダメージが上昇しますが、消費エネルギーも増加します。

2番とシナジーがあり、1番使用中に2番も使用可能となっています。また、2番で吹き飛ばした敵に体当たりを行うと、爆発が発生し、周囲に追加ダメージを与えます。

2番:Sentient Wrath

自身を中心に全方向に衝撃波を放ちます。衝撃波に巻き込まれた敵はダメージを受け、浮遊状態になり、被ダメージ増加の脆弱性デバフを受けます。効果時間終了時に、浮遊状態と脆弱性デバフは解除されます。

このアビリティには最大ターゲット数(当たる敵の数)に上限が設けられています。アビリティ威力によって、ダメージと脆弱性デバフ量のほか、最大ターゲット数の上限も変化します。

3番:Lethal Progeny

最大3体のコンキュリストを仲間として召喚します。コンキュリストは自律戦闘を行うほか、発動中は自身のシールド回復量が増加し、オーバーシールドを得ることができます。

コンキュリストの戦闘能力はアビリティ威力に応じて上昇します。また、コンキュリストはCARIBANから一定の範囲内を保つように移動および戦闘を行います。オペレーターやネクロメカに対しても追従を行いますが、CARIBANから一定距離が離れると戻ってしまいます。

なお、残念ながらBONEWIDOW1番で掴むことはできません。

4番:Fusion Strike

前方扇状範囲に収束するビームを照射し、収束地点で爆発を発生させます。ビーム、爆発ともにダメージ出力を持つほか、爆発に当たった相手はシールドと装甲値が除去されます。

アビリティ威力200%でシールド・装甲値の除去率が100%になります。威力200%以上の場合、ダメージ出力部分はアビリティ威力に応じて上昇しますが、装甲・シールド除去率に関しては上限100%となります。

CALIBANの使い方

基本的な方針としては、低レベル帯(40-50程度まで)はアビリティアタッカー、それ以上の高レベル帯ではデバッファーとしての運用が安定すると思います。

また、CALIBANに限った話ではありませんが、ある程度のレベル帯になると、防御面も課題になります。

CALIBANは、高いシールド値とパッシブである程度の耐久性は確保できるフレームですが、それだけで高レベル帯を耐えきれるものではありません。3番のコンキュリストをデコイとして展開したり、シールドを回復したり、2番や4番でCCを掛けたり、あるいはシールドゲーティングを活かすなど、工夫も重要になります。

そういった意味で、高レベル帯ではアビリティが生命線になるフレームです。エネルギー効率や最大エネルギーも十分に確保できるビルドが望ましいでしょう。

CARIBAN おそらく通常ビルド

アビリティ性能を勘案すると、おそらく今のところ、これが一般的な戦型の一つになるであろうと思われるビルドです。

空いているアルケイン1枚は任意です

ビルド方針は、まず4番で敵の装甲・シールドを完全除去できるよう、威力200%以上。次に範囲、時間の優先度で、効率もなるべく下げないように組みます。アビリティを多用する関係上、(Primed)Flowもあったほうが安定します。

防御面はAdaptation一枚。素のシールド容量が525と比較的高く、またパッシブとAdaptationが重複することもあり、これ一枚でも相当な耐久力になります。CARIBANの場合、3番で簡単にオーバーシールドを得られることもあり、MODでシールドやヘルスを伸ばす必要性はそれほどありません。

逆に言うと、パッシブ+Adaptation+3番で耐えきれないレベル帯の場合、シールドやヘルスをMODで伸ばしても焼け石に水です。CCを駆使する等、被弾自体を抑える立ち回りが必要になるでしょう。

立ち回りと通用するレベル帯

プレイ動画。当該箇所から再生。

Lv40-50程度までは、どの勢力を相手にする場合も、アビリティのダメージ出力をそのまま攻撃手段として用いることができます。

ソーティや「鋼の道のり」で運用する場合、ダメージソースは武器になります。アビリティは2番のCCと脆弱性付与、4番の装甲・シールド剥がしに主眼を置くほか、3番のコンキュリストをデコイとして使います。コンキュリストを先行させて敵陣を乱し、自身は後方から射撃で戦うなど、堅実な立ち回りが重要になっていきます。

CARIBAN 2番+近接特化ネタビルド

もう一つ、早速ですがネタビルドも組んでみました。2番による浮遊状態が、近接による浮遊と同じ扱いになる仕様に注目します。

浮遊状態の敵に対して追加コンボカウントを得られる、ZAWアルケインの「エクゾディア・バロー」
浮遊状態の敵を倒すことで、敵のヘルス依存の追加ダメージを周囲に発生させる、「SaxumセットMOD」

これらを活用して、2番で浮かせて近接で殴るコンセプトです。

フレームMOD構成

ビルド方針としては、威力200%以上、範囲もそれなりに確保、効率と時間は100%付近を維持するバランスです。こちらもアビリティの取り回しが重要になるので、最大エネルギーも伸ばします。

防御面は依然としてAdaptation一枚。あとはアビリティのCCで耐えていきます。今回のポイントとなる、Saxumセットの「Saxum Carapace」も忘れずに。

アルケインは1枚はエナージャイズ、もう一枚は、扱う近接武器に応じてストライクまたはフューリーを採用します。

移植アビリティ

1番枠にKHORAのENSNAREを移植します。ENSNAREで敵を縛っておくと、2番を当ててもさほど大きくは吹き飛ばなくなります。それでも飛ぶには飛びますが、無いよりは近接攻撃を当てやすくなります。
純粋に範囲CCとしても優秀なので、防御手段を兼ねて扱っていきます。

プライマリ/ピストル

武器としてはなんでも良し。セカンダリはSaxum Spittelとデクスタリティ、プライマリはデクスタリティが付いていればOK

武器としては特に用いませんが、近接コンボ時間を確保するため、プライマリ・セカンダリともにアルケインの「デクスタリティ」ランク5を装着していきます。また、Saxumセットのため、ピストルには「Saxum Spittle」を着けていきます。

近接 ZAW BR+ヘビー構成

近接はZAWを使います。アルケインの「エグゾディア・バロー」が目的です。これと2番による浮遊で手早く近接コンボカウントを稼ぎ、高倍率ヘビーを叩き込んでいきます。

Rivenで隠れている枠はAmalgam Organ Shutter

従ってビルド方針は、BR+ヘビー構成+Saxum Thoraxです。ヘビー効率の付いたクリティカルRivenを使っていますが、Rivenが無い場合はヘビー効率MODが良いかと思います。

フォーカス

フォーカスはZENURIKです。エネルギー回復とヘビー効率が目的です。

立ち回り

プレイ動画。当該箇所から再生。

移植ENSNAREで敵を縛り上げ、2番で浮遊状態にし、近接で殴ります。コンボが溜まったらヘビー攻撃も織り交ぜていきます。重装グリニア系などの強敵には、4番による装甲剥がしも。

2番のCC+脆弱性デバフ、4番による装甲剥がし、高倍率ヘビーが重なれば、「鋼の道のり」コラプトヘビーガンナーも一撃で沈みます。

まとめ:

以上、今回はCARIBANの解説とビルド例をお届けしてきました。

まだ実装されたばかりのフレームで、今後のアップデートも気になるところですが、おそらく大まかン方針は変わらないんじゃないかと思います。

今回は紹介しきれませんでしたが、例えば威力を多少犠牲にして、範囲を思いっきり伸ばせば、低レベル周回に特化したビルドも組めそうですよね。

他にも、威力・時間特化でEMPOWERを移植して、Lv100越えの強烈なコンキュリストを召喚する3番特化ビルドも実は試しました。「鋼の道のり」でも感染体ぐらいならタコ殴りにできますが、もう一工夫あったほうがネタビルドとしては面白いかな…ということで今回は掲載を見送っています。これも完成したら追記したいですね。

では、ひとまず今回は以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です