【PC 29.6.4】
今回はEXCALIBUR UMBRAのビルドです。初心者向け、中級者向けビルドと、ネクロメカ随伴歩兵ビルド、1番軸の忍者ネタビルドをご紹介していきます。
目次
EXCALIBUR / EXCALIBUR UMBRAの特徴
2番3番による即応性の高い範囲CCと、強力な4番のアビリティ近接が特徴的なフレームです。また、UMBRA版のみオペレーター転移時に自律行動するという唯一無二の特徴があります。
通常版は初期フレームの一体、UMBRA版はクエスト入手品という特徴から、初心者テンノが用いるイメージもありますが、真価を発揮しようと思うと上級者も悩むような、奥の深いフレームだと思います。
EXCALIBUR / EXCALIBUR UMBRAの入手方法
通常版のEXCALIBURは、火星ボス抹殺ミッションからパーツ設計図を入手できます。火星ボスはギミックさえわかれば比較的かんたんに倒せるので、入手には特に困らないでしょう。
EXCALIBUR UMBRAはクエスト「サクリファイス」のクリア報酬です。初回クリア時のみ入手できます。リアクター適用済で手に入るので、初心者のステップアップに頼もしい相棒になるでしょう。
EXCALIBUR / EXCALIBUR UMBRAのアビリティ解説
かんたんにまとめます。
パッシブ:剣の達人
ソード、デュアルソード、カタナ、レイピア、両手刀カテゴリの近接武器に、攻撃速度+0.1、基礎ダメージ+10%が追加されます。意外とレイピアも適用対象なんですね。
UMBRAパッシブ:自律行動(正式名称不明)
こちらはUMBRAのみの能力です。オペレーター転移中、スペクターのように自律行動します。スペクターと違ってMODも有効です。
1番:Slash Dash
前方に突進しながら敵を切りつけます。発動中は無敵です。この攻撃によるダメージは、装備中の近接武器のMODを参照します。また、近接関係のアルケインの効果も乗ります。4番発動中は、4番武器のMODを参照します。
2番:Radial Blind / Radial Howl
自身を中心とした範囲内の敵を盲目状態にします。掛かった敵は動きを止めるほか、近接フィニッシャーの対象になります。視線判定があり、視線の通っていない敵には掛かりません。UMBRA版は「Radial Howl」となり、通常の効果に加えて、センティエントの耐性をリセットできます。
3番:Radial Javelin
自身を中心とした範囲内の敵にダメージを与えます。こちらは視線判定はありません。ダメージを受けた敵は短時間のスタン状態になります。
4番:Exalted Blade / Exalted Umbra Blade
アビリティ近接武器「Exalted Blade / Exalted Umbra Blade」を装備します。攻撃時に光波を飛ばして中距離攻撃できます。光波は地形やオブジェクト、敵を貫通しますが、飛距離や敵の貫通回数に応じてダメージが減少します。また、光波ダメージでは近接コンボカウンターは上昇しません。アビリティ近接武器に装備したMODを参照するほか、フレームのアビリティ威力でも基礎ダメージが上昇します。
EXCALIBUR / EXCALIBUR UMBRAのビルド方針
いろいろなビルド方針が考えられるフレームです。主たる方針としては以下ではないでしょうか。
- 4番軸の近接メイン運用(通称ぶんぶん丸)
- 2番3番軸の範囲CC運用(通称ピカリバー)
- UMBRA版のパッシブを主体とした自律行動運用
ピカリバー運用はあまり筆者に経験がないため、今回は4番軸のブンブン丸運用で初心者向け・中級者向けビルドと、自律行動運用、そしてネタビルドは1番軸の忍者コンセプトでお届けしていきます。
いずれも「コレが正解」というわけではなく、あくまで一例となります。
EXCALIBUR UMBRA 初心者向け4番軸ビルド
遺跡船MODやナイトメアMOD、PRIMED MODなどを使わない形です。また、UmbralセットMOD、近接SacrificialセットMODも使用しません。これらのMODもEXCALIBUR UMBRAと同時に手に入りますが、PRIMED扱いでコストが非常に重いため、入手時点ではランク上げが現実的ではないためです。
・フレーム本体
難しいMODはほぼ使っていませんが、これでも4番の常時展開が可能です。ポイントはRageによるエネルギー回復。被ヘルスダメージを受けながら戦うことで、エネルギー枯渇の心配が無くなります。
・Exalted Umbra Blade
こちらのビルド方針もいろいろあるのですが、今回はヘビー軸で組みました。この構成でも、通常攻撃でも十分な火力が出ます。
ポイントは、Life Strikeによるヘルス回復です。前述の通り、被ヘルスダメージを受けながら戦うことでエネルギー問題を解消する方針ですが、そうなるとヘルス回復が課題になります。そこで近接武器にLife Strikeを採用し、要所要所でヘビー攻撃を使うことで、ヘルスを回復しながら戦う形としました。
EXCALIBUR UMBRA 中級者向け4番軸ビルド
続いて中級者向けビルドです。コンセプト的には前述の初心者向け4番軸と変わりません。被ヘルスダメージでエネルギー回復、近接LifeStrikeでヘルス回復しながら、4番を常時展開して戦います。
・フレーム本体
3番増強・4番増強の2枚を採用し、この2枚で近接ダメージを大幅に引き上げます。とくに3番増強は、近接の最終ダメージ計算に倍率が掛かるため非常に強力です。また、アルケインも近接性能を重視したものを採用します。
充分な被ヘルスダメージがあればエネルギーはまったく困りません。4番を常時展開しつつ、2番3番も要所で使っていけます。
・Exalted Umbra Blade
こちらもコンセプト的にはヘビー軸+LifeStrikeです。CO軸+Healing Returnという選択肢もありますが、これらのMODはコストが重いのと、光波ではHealing Returnの効果が得られないこと、また大抵の相手は状態異常を重ねる前に倒してしまいCOの恩恵が受けにくいこと等を考えて、この形になりました。
EXCALIBUR UMBRA ネクロメカ随伴歩兵ビルド
続いてはコンセプトかわりまして、パッシブの自律行動を活かしたビルドです。ネクロメカを戦車に例えるなら、フレームは歩兵。というわけで、自律行動によるネクロメカのサポートを主眼に置いた随伴歩兵ビルドとなります。
現在イベント開催中の「オルフィクスの毒牙」では、フレームは実質ほぼ使えないので活用できませんが、オープンワールドでは活躍の場があります。
プレイ動画
EXCALIBUR UMBRAの自律行動
自律行動中のEXCALIBUR UMBRAは、4番アビリティを使用しません。そのため、4番スロットをヘルミンスで別アビリティに差し替えます。今回はネクロメカのエネルギー回復を意図して、PROTEAのDISPENSARYを移植しました。
また、自律行動中のアビリティ使用は、内部的にはLAVOSのようなクールタイム制になっているようです。詳細は未検証ですが、アビリティ効率を上げることで使用頻度が高くなる印象です。
武器戦闘は主にプライマリ、未装備であればセカンダリを使用します。敵が近くにいる場合のみ、近接武器を使用します。
EXCALIBUR UMBRA 自律行動用MOD構成
UMBRA極性のところはUMBRALセットMODを3枚差します。効率をMAX、威力も可能な限り上げます。FEとTFで下がりに下がったアビリティ時間をPrimed Continuityでケア。それでもアビリティ時間67%とかなり低くなりますが、この値でも2番のCC時間が10秒程度は確保できるため、許容範囲内と判断しました。
また、「鋼」依頼ミッションで充分に自律行動を行えるよう、防御面も強化していきます。UMBRALセットMODに加えて、Adaptationとアルケイン・ガーディアンを採用しました。ここまでやっても、激戦中だとものの数秒で行動不能になってしまいますが、その際はフレームに転移してやればすぐに復活します。
EXCALIBUR UMBRA 忍者ネタビルド
最後に忍者コンセプトのネタビルドです。ASHのShurikenを移植し、増強MODを積んで敵の装甲を剥ぎ取りつつ、1番Slash Dashで敵陣を駆け抜けながら斬り伏せていきます。
プレイ動画
フレームビルド
MOD構成は以下の通りです。
なにはともあれUMBRALセットMOD3種。そしてPrimed FlowとHunter Adrenalineでエネルギー関係をケアします。この2枚で、充分な被ヘルスダメージがあればエネルギーは十分です。
Seeking Shurikenで移植したShurikenに装甲剥ぎ取り効果を付与。あとはひたすら威力を伸ばす…と言いたいところですが、ヘルス+装甲のみでは「鋼」ではボンバード等に一撃で吹っ飛ばされます。一撃死を防ぐためQTも搭載しました。
残った1枠にTFを採用。時間がやや下がりますが許容範囲内です。効率を犠牲にBRを積むか、時間を犠牲にTFを積むかは判断が分かれるところでしょう。
アルケインは「デフレクション」と「アベンジャー」を採用。「鋼」グリニアを相手にする場合、地味な切断DOTが侮れない死因になるため、デフレクションで防ぎます。また、被ダメージでエネルギーを回復する構成上、同じく被ダメージで効果発動する「アベンジャー」を選択しました。ここは「フューリー」とかでも良いと思います。
近接武器
エネルギー節約のため、今回はあえて4番近接は使わず、通常の近接武器で1番の威力を稼ぐことにしました。使用したのは刀ZAWですが、武器本体の性能は1番の威力に影響しないため、コンポーネントは省略します。
とにかく基礎ダメージと属性ダメージを伸ばしつつ、コンボ維持のためBody Countも採用。一応、この武器での戦闘もこなせるようにクリティカル関係のMODも積み込みます。コンボ倍率が1番の威力に大きく影響するため、素早くコンボを溜められるよう、エグゾティア・トライアンフも付けました。
DAIKYU+アマルガムMODによるヘルス回復
さて、ここまでの要素ではヘルス回復を担える手段がありません。近接武器に刀を装備するため、DAIKYU+アマルガムMODで近接攻撃にヘルス吸収効果を付与します。
これで「鋼」でも十全な防御面を確保しつつ、1番の威力を確保できました。
まとめ
EXCALIBURは本当に幅の広いフレームです。MODや回復手段が整わないうちは、いまいち思い通りにいかないことも多いと思いますが、MODやフォーカス、アルケインなど、整うごとに強くなっていきます。ワザマエと経験次第で可能性が広がっていきますから、長い目で見て使っていくのがオススメです。