[Warframe]VOLTのビルド例│初心者│範囲4番│エイドロン│突撃ネタビルド

[Warframe]VOLTのビルド例│初心者│範囲4番│エイドロン│突撃ネタビルド

[Warframe PC32.3.7]

今回はVOLTのビルド紹介をやっていきましょう。ゲーム開始時に選択できる初期フレームの一つ、VOLT。電気をテーマにしたフレームですね。触れる機会のあるテンノも多いんじゃないかと思います。

というわけで今回は、初心者向けのビルドから、VOLTの強みを生かした範囲殲滅ビルド、そしてエイドロンハントでも使われることが多いため、対エイドロンビルド、それとネタビルドを一つ、ご紹介していきます。

VOLTの概要

まずは簡単に概要から。一言でまとめる…のは、ちょっと難しいかもしれません。

基本的、低Lv帯では範囲アタッカーとして運用できますが、高Lv帯では一工夫しないと範囲殲滅は難しい印象です。高Lv帯では攻撃アビリティをCC目的で運用したり、1番増強や2番によるバフ(強化)を主軸に運用するなど、ちょっと絡め手で使っていく形のほうが良いのかなと思います。

防御面に関しては、原則として、3番のシールド展開しか無いと考えて良いでしょう。ただ正直に言って、あまり防御手段としては汎用性の高いアビリティではないため、やはり工夫が必要ですね。運用と状況が噛み合えば強力な防御手段になるんですが、その噛み合う状況が限定的になるのかなと…。

ちょっと煮え切れない書きぶりになってしまいましたが、結論まとめると、「工夫次第で、強みを生かせる場面ではトコトン強い」し、「ビルドと運用次第で、強みを生かせる場面も変わる」という風に考えて良いのかなと思います。

VOLTの入手方法

VOLTの入手方法は、初期入手を除くと、クランDOJOのテンノラボにて研究で各パーツおよび本体設計図を入手できます。また、マーケットからプラチナでも購入でき、75ptと比較的安いので、買ってしまうのも手ですよね。あとはコンクレーブからも入手できます。

PRIME版は例によってレリック解放で各設計図が手に入ります。

VOLTのアビリティ解説

では次にアビリティ見ていきましょう。VOLTは結構ここが重要なので、少し掘り下げて解説していきます。

パッシブ:

地上を移動することで電気ダメージを蓄積し、次回発動する武器やアビリティ攻撃に上乗せします。上限は1000で、アビリティ威力などの影響を受けません。

パッシブの活用方法

基本的には、活用できる場面はほぼ無いと考えて良いです。無視して構いません。しかし一方で、たとえばオープンワールドの釣りで使う銛にも効果が乗るので、どんな銛を使っても魚を採れる等、意外な場面で便利になることはあります。

1番:Shock

前方に電撃を飛ばし、範囲内の敵を攻撃します。複数の敵に連鎖ヒットし、一時的なスタンと電気状態異常、およびダメージを与えます。また増強MODを使用することで、長押しで武器に電気ダメージを付与することが可能です。

1番の活用方法

敵を倒す目的で運用できるのは、本当に低Lv帯に限られます。敵を倒すというより、当ててスタンさせて動きを封じるCCアビリティと考えたほうが良いでしょう。片手撃ちできてリロードを阻害しないので、たとえばリロード中に迫って来たブッチャーを足止めするとか、そういった使い方ですね。発動も早く消費も低いので、適当にバシバシ撃てるのも便利です。

また、増強MODを付けて武器バフとして運用するのが意外と強力です。結構な武器ダメージの底上げができるので、高Lv帯ではこちらの目的で使っていくほうが活用しやすいですね。

2番:Speed

使用すると自身と範囲内の味方の行動速度を上昇させます。移動速度、近接攻撃速度、およびリロード速度を向上させますが、射撃武器の発射速度には影響を与えません。身体能力を加速させるようなイメージですね。増強MODをつけると、周囲の敵に電気ダメージと電気状態異常を与える効果が追加されます。

2番の活用方法

VOLTの代名詞とも言えるアビリティですね。基本的には、自身の移動速度を向上させる目的で使用します。移動が多いミッションタイプでは便利なアビリティです。増強については、活かそうと思えば活かせなくもない程度なので、基本的には無理に積まなくても良いでしょう。

3番:Electric Shield 

発動するとその場にエネルギーシールドを設置します。このシールドは敵の射撃を阻害しますが、味方の射撃と敵の移動は阻害しません。シールドは最大6枚まで設置できます。

また、このエネルギーシールドを通過した味方の弾丸には、基礎ダメージ50%の電気ダメージが付与され、クリティカルダメージが2倍に上昇します。このうち電気ダメージボーナスは、通過したエネルギーシールドの枚数に応じて重複加算されますが、クリティカルダメージ上昇の効果は重複しません。

また、このエネルギーシールドはコンテクストキーで拾うことができます。拾うと片手にシールドを持った状態となり、前方からの射撃を防ぎますが、常時エネルギーを消費するようになります。

設置したシールドに1番を当てることで、シールドを通過した敵に、1番の威力と同等の電気ダメージを与えるようになります。

増強MODは2枚ありますが、どちらもあまり使い道がないので省略します。

3番の活用方法

基本的には、遮蔽物+射撃バフとして利用する設置型アビリティ、と考えて良いと思います。敵と撃ち合いになる状況で、このエネルギーシールドを一枚間に挟むだけで、敵の攻撃はこちらに届かず、こちらは強化された射撃を加えることが可能になります。複数の設置も可能なので、自分を囲むように4枚設置すれば、全方位からの射撃を防ぐことも可能です。

ただ、やはり効果時間があり、一定時間が経つと消えてしまうので、張り直しの手間を考えると、防御手段としてはFROSTのかまくらほど便利ではありませんね。

一方で、「シールドを通過した弾丸の威力を上げる」効果に注目すると、特にクリティカルダメージ上昇が大きいですね。また、この強化効果はオペレーターの射撃にも有効なため、オペレーターの攻撃をフレームで強化できる、数少ない手段の一つとなります。

4番:Discharge 

自身を中心とした全方位に電撃を発し、範囲内の敵をスタンさせて電気ダメージを与えます。また、この攻撃がヒットした敵は、周囲の敵にさらに連鎖するように電気ダメージを発生させます。

このアビリティは一見すると単発攻撃アビリティのように見えますが、実際には持続ダメージのような挙動を示します。従って、総合的に敵に与えるダメージ量は、アビリティ効果時間にも影響を受けることになります。

また、増強MODを装着することで、敵に与えたダメージに応じてシールドを回復できるようになります。

4番の活用方法

基本的には攻撃アビリティとして運用できますが、敵のレベルが高くなってくると、このアビリティだけで倒し切ることは難しくなります。一方で、短時間とはいえ全方位にスタン性能があることと、増強MODによりシールドを大幅に回復できることから、全方位CC(+増強込みで回復アビリティ)としては高Lv帯でも運用可能です。

VOLTの運用方法

VOLTの運用方法は、実に多種多様です。いくつかコンセプトを例示します。

  • 1番増強+2番によるバフで移動+武器戦闘に特化
  • 3番軸の定点防衛運用
  • 4番軸の範囲殲滅運用
  • 3番軸のオペレーター強化運用(対エイドロンなど)

どのアビリティを軸にするのか、どのような状況で、どんな立ち回りで運用するのか、といった選択により、VOLTのビルドと運用は大きく様変わりします。

今回は、初心者向けビルド、範囲4番軸、対エイドロン用、そしてネタビルドの4つを紹介していきます。

VOLT 初心者向けビルド

まずは初心者向けビルドです。といってもゲーム開始直後から組むのは難しい内容です。惑星開拓が終わった後、ひとまずはこの形を目指すと良いのではないかな、という提案になります。

コンセプトとしては、範囲、時間、効率を伸ばして、各アビリティの使い勝手を改善する方向性ですね。威力は100%ですが、これでも十分です。

立ち回りとプレイ動画

運用方法としては、各アビリティを状況に応じてバランス良く使っていく形になります。たとえば1番を牽制で放ったり、移動時には2番を焚いたり、銃撃戦になる場面では3番を使ったり…といった感じですね。Lv30~45ぐらいまでなら、どんな局面にもそれなりに対応できる形です。

動画の当該箇所から再生

VOLT 範囲4番ビルド

続いては4番軸ビルドです。ヘルミンスでTERRIFYを移植し、高Lvグリニア相手にも運用できるよう調整した形になります。

ビルド方針としては、範囲>時間=威力>効率です。威力はTERRIFYで装甲を剥ぎ取れる最低限を確保できていれば十分です。4番の火力はどちらかと言えばアビリティ効果時間の影響も大きいので、アビリティ威力をそれほど伸ばさなくても、時間を確保できていれば大丈夫です。TERRIFYに掛かった敵に逃げられないよう、こちらの増強も付けています。

このビルドはアビリティ関係のMODに枠を割く関係上、防御系のMODをあまり積む余裕がありません。そこで防御面には4番増強を使います。動画を見て頂くとわかりやすいのですが、4番を撃つたびに一気にオーバーシールドを獲得できるため、これ一つでシールドゲーティングを活かした立ち回りも可能になります。

立ち回りとプレイ動画

基本的にやることと言えば、TERRIFY撃って4番ぶっ放すだけですね。TERRIFYで周囲の敵の装甲を剥ぎ取り+鈍足化したところに4番をぶっ放し、電気ダメージで殲滅しつつ、4番増強でシールドを回復する、という立ち回りになります。

動画の当該箇所から再生

強いかどうかと言われると、「鋼の道のり」エンドレスミッションで長時間を耐えれるほどの火力ではないため、まあ「そこそこ」です。エクシマスを倒し切れなかったりすることもあり、別途、強力な単体攻撃用の武器を用意していったほうが良いでしょう。ただしそれ以外は、TERRIFYと4番を撃っているだけで敵が溶けていく+自身のシールドが回復していくので、かなりお手軽ではあります。

VOLT 対エイドロン用ビルド

続いて、こちらは用途が極めて限定的になりますが、対エイドロン用のビルドです。

エイドロンハントでのVOLTの運用目的は、3番によるオペレーターアンプの強化、および1番増強による武器火力の強化です。これらの目的に最適化しつつ、防御面もAdaptationとRedirectionで補っている形になります。また、ソロでのハントを前提としています。

立ち回りとプレイ動画

エイドロンハントはフレームのビルドだけでなく様々な要素が複雑に絡み、立ち回りも簡単ではありません。詳しく解説していると長くなるため、今回は収録しておいた動画を紹介するにとどめます。

動画の当該箇所から再生

このVOLTを使ったエイドロンハントについても、また個別に記事を立てて紹介したいですね。

VOLT K-DRIVE搭乗体当たりネタビルド

さて最後にネタビルドです。2番増強と3番+1番、およびパッシブのシナジーを活用し、低Lvの敵を体当たりで倒すネタビルドを組んでみました。

2番増強で周囲の敵に電気ダメージを与えるのは良いとして、説明が必要になるのは、3番+1番+パッシブのシナジーでしょう。

まず、3番と1番のシナジーですが、3番の盾に1番を当てると、この盾が帯電し、触れた敵に1番の威力と同等のダメージを与えるようになります。この接触ダメージ、実は「当てた時の1番のダメージ」が反映されます。そのため、パッシブで最大1000の電気ダメージが追加された状態で、3番盾に1番を当てれば、「1番+パッシブ1000」のダメージを、3番盾に接触した敵に与えることが可能になります。

また、3番盾はアクションキーで保持できるため、帯電したままこれを保持して、自ら敵に体当たりすることで、帯電ダメージを敵に与えられるようになります。ただしその際、ダッシュ状態で敵に体当たりすると、ダメージが発生する前に吹き飛ばしてしまうため、歩行状態で接触する必要があります。この点だけ注意が必要ですね。

フレームのビルドとしては、こんな感じです。とにかく威力と効果時間を延ばす形ですね。周囲の敵に電気ダメージを与えられる2番増強も使っていきます。

どちらにしても、この方法で倒せる相手は低Lv帯に限られるため、防御面は諦めています。これでも何とかなる相手としか戦わない、という方針ですね。

立ち回りとプレイ動画

というわけで、帯電3番+2番増強で敵に体当たりをして倒すネタビルド。プレイ動画をご紹介します。

実はこの立ち回り、K-DRIVEに搭乗したまま使用可能なんですね。

そして射撃武器を使う必要もなく(低Lvの敵なら)体当たりで倒せるため、エアトリックを華麗にキメながら敵を倒していくことが可能です。

動画の当該箇所から再生

手順としては、まず走り回ってパッシブを最大までチャージし、次に3番を展開。パッシブの乗った1番を3番盾に当てて帯電させます。そして2番を焚いて、3番盾を持って、あとはK-DRIVEに乗って敵に体当たりをしていくだけ。これでカッコよく敵を倒せます。

まとめ

というわけで今回、VOLTについて解説とビルド紹介をしてきました。

いや今回ね、やっぱりネタビルドですよ。このVOLTは相当気に入っています。過去1~2を争う、良いネタプレイができたんじゃないかなと。

ただまあ、ネタの完成度としては気に入っているんですが、他の通常戦闘用のビルドですよね。これはもうちょっと工夫の余地というか、まだまだ選択肢があるなあ、という気持ちも残ります。本当にアイデア次第で色々なことができるフレームなので、折に触れてまた研究していきたいですね。

今回は以上です。

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