いやREVENANTは本当に強いね。
簡単に特長をまとめると、実質無敵化できて、敵の味方化、割合ダメージ、全方位殲滅ができるフレームです。このゲームにおける「強い要素」ほぼ全部盛りと言っても過言じゃありません。やりすぎだ。
そんなREVENANTで今回は色々と遊んでみました。
目次
REVENANTの概要
冒頭でも少し説明した通り、REVENANTは攻守ともに隙が無いフレームです。
何と言ってもまず、2番で実質無敵化できるのが強い。無敵化できるフレームは他にもあるのですが、たいていの場合、何らかのデメリットを抱えているんですよね。エネルギーの消費が重かったり、一部の行動が制限されたり。しかしREVENANTの2番は、特にこれといったデメリットが無い。なんなら攻撃してきた敵を眠らせるカウンターCCまで付いています。
そして3番の割合ダメージ。これも強い。特に1番の掛かっている敵に対しては、アビリティ威力100%で4割もヘルスを持っていけます。アビリティ威力を上げてやれば、簡単に一撃必殺ビルドが組めます。めちゃめちゃ強い。おまけに結構な攻撃範囲もあります。
この2つだけで、敵の火力がどれだけ高かろうが無効化し、敵のヘルス・シールド・装甲がどれだけ高かろうが問答無用で倒せるので、桁違いに強いわけです。
ほかにも、敵を洗脳して実質デコイ化する1番、弱点属性で全方位にダメージを与える4番と、隙の無いアビリティが揃っています。増強MODを使えばブラインドCCを掛けたり、プライマリの基礎ダメージを引き上げることも可能。3番には回復効果もついているので、ヘルス・シールド回復も万全です。
エネルギー切れにさえ気を付ければ、実質的に最強各のフレームと呼んで過言ではないでしょう。
REVENANTのアビリティ解説
では、もうざっくり説明はしましたが、改めてREVENANTのアビリティについて整理してみましょう。増強MODについては省略しますので、Wiki等で確認してください。
パッシブ:
シールド消滅時に周囲の敵をノックダウンさせます。また、夜のエイドロン草原で水に触れても磁気ダメージを受けません。
実質的に2番で無敵化できるので、あまり意識しなくて良いパッシブかと思いますが、意外と助けられる場面もあります。
1番:Enthrall
ターゲットを洗脳し、一時的に味方化します。洗脳された敵の攻撃を受けた敵も洗脳され、最大7体まで味方化します。また、洗脳された敵を倒すと、その場に光の柱を発生させます。光の柱からは定期的に誘導弾が発射され、付近の敵を攻撃します。この攻撃を受けた敵も洗脳されます。これらの効果により、洗脳された敵を倒しても、次々と洗脳状態が他の敵に移っていきます。
洗脳された敵の火力自体はほぼ期待できないので、どちらかというと、同士討ちを誘発して敵をデコイ化し、自身の被弾を抑えるCCアビリティと考えて良いでしょう。また、3番の布石としても打っていく運用になるかと思います。
2番:Mesmer Skin
自身を実質無敵化する防御バフです。使用回数制で、アビリティを発動すると、被撃を無効化できる回数がチャージされます。このチャージ回数のぶんだけ、被撃を無効化できます。さらに、攻撃してきた相手を短時間眠らせます。眠っている相手に対しては、1番の消費エネルギーがゼロになります。
ダメージカットではなく被撃そのものを無効化するため、敵の攻撃に付随して生じる状態異常やエネルギ―吸収効果なども無効化できます。また、チャージ回数を使い切る前に再チャージも可能です。
3番:Reave
自身を霧状にして、照準方向に突進し、敵を突き抜けてダメージを与えるアビリティです。この攻撃で与えたダメージに応じて、自身のシールドとヘルスを回復します。また、突進中は無敵になります。
攻撃の威力は割合ダメージとなっており、アーセナル表記は、1番の掛かっている(洗脳中の)敵に対して3番を使った場合のものとなります。1番が掛かっていない(洗脳されていない)敵に対しては、アーセナル表記の1/5の割合ダメージとなります。
4番:Danse Macabre
回転しながらビームを放ち、周囲の敵にダメージと状態異常を与えます。トグル式アビリティで、発動中は回転ビームを持続的に放ち続けます。
この攻撃の属性は、当たった敵の弱点属性として処理されます。従って、たとえば腐食弱点のヘビーガンナーと放射線弱点のボンバードに同時にヒットした場合、ヘビーガンナーに当たったビームは腐食属性、ボンバードに当たったビームは放射線属性として処理されます。
その他いろいろ細かい仕様がありますが、いずれにしても強力な範囲殲滅アビリティだと考えて良いでしょう。
REVENANTの運用方法
もうアビリティ解説を見てわかる通り、REVENANTはアビリティがめちゃくちゃ強いので、アビリティアタッカーとして運用するのが一般的ではないでしょうか。軽めの敵は4番で殲滅し、硬い相手は3番の割合ダメージで倒すイメージです。
どんなビルドであれ、基本的に防御面は2番でほぼ大丈夫なので、MODでヘルスやシールド、装甲を盛る必要も特にありません。防御面を考えなくて良いのでビルドの自由度は高いですね。
とはいえ結局のところ、威力・効率ビルドか、威力・時長ビルドに収まるんじゃないかと思います。
- 威力:全アビリティに影響する。なるべく伸ばしたい。特に3番の割合ダメージ率と、2番のチャージ回数への影響、4番の火力への影響が大きい。
- 効率:REVENANTはエネルギー切れが怖い。なるべく良くしたい。
- 範囲:4番が範囲の影響を受けないこともあり、意外と狭小構成でも何とかなる。捨てても特に問題ないが、多少はあったほうが、3番の横幅が広がって使い勝手が良い。
- 時間:主に4番の消費と、3番の移動距離への影響が大きい。多少短くても問題ないが、延ばしたほうが使い勝手は良い。
こういった感じで、威力と効率を延ばしつつ、時間・範囲については、各アビリティの使い勝手を考えて、お好みで調整する形になるかと思います。
一応、この方針で組んだビルド例を以下に掲載しておきます。(※アルコンの欠片:赤×2でアビリティ威力を20%底上げしています)
フォーマとアルコンの欠片の使用判断
REVENANTはとにかく強いので、カタリスト、フォーマ、アルコンの欠片は惜しみなく使って問題ありません。
フォーマで追加する極性はビルド次第ですが、防御系MODの多いVazarin極性は、2番で無敵化できるREVENANTにとっては、追加する必要はあまり無いでしょう。強いて言えばNarrow Mindedを使うために1枠あれば十分です。通常版、Prime版ともにVazarin極性は1枠あるので、それで十分かと思います。Madurai極性かNaramon極性を中心につけておくと使い勝手が良いのではないでしょうか。
アルコンの欠片の選択は悩ましいところですが、赤×2でアビリティ威力を+20%ぐらい底上げしておくと、3番の100%構成が組みやすくなる印象です。あとは黄色でアビリティ発動速度、青でエネルギー容量を上げておくのが、汎用性の高い構成になるかと思います。
移植アビリティの検討
基本的に全アビリティが噛み合っているので、無理に移植アビリティを使う必要性も無いのかなと思います。強いて言えば、1番がCCとしては瞬発力に欠けるため、1番枠を他のCCや集敵アビリティに差し替えても良いでしょう。
REVENANT:4番持続ビルド
では、今回組んだビルドを紹介していきましょう。まずは4番持続ビルドです。
無敵の2番をGloomに差し替えてヘルス回復を担保し、Hunter Adrenalineで被ヘルスダメージをエネルギーに転換、これでエネルギーを回復しながら4番を延々と維持するコンセプトのビルドになります。
REVENANTはシールド容量が大きいので、Catalyzing Shieldsでシールド容量を下げています。シールドゲーティング発生時の無敵時間も下げたい場合は、昔ながらのDキーを装備していくと良いでしょう。あとは、ヘルスでダメージを受けても簡単には倒れないように、Vitality、Adaptation、アルケイン・ガーディアンで防御面を固めていきます。Hunter Adrenaline(またはRage)を積んでエネルギー回復を担保し、P Flowでエネルギー容量を増やしたら、あとは効率・時間・威力のバランスを取りながら上げていきます。Gloomの範囲が広すぎると使い勝手が悪いので、Narrow Mindedは積んだほうが良いでしょう。
立ち回りとプレイ動画
基本的には、移植したGloomを炊いて4番を発動、ダメージを受けながら4番で殲滅していくだけです。
敵の火力が低すぎるとエネルギー回復が間に合わず、敵の火力が高すぎるとヘルス回復が間に合わないので、使いどころを選ぶビルドです。敵Lv100~150ぐらいの耐久ミッションとかで機能するかなと思っていますが、場合によってはこちらの火力不足も考えられます。使えるところが限られるので、その意味ではネタビルドっちゃネタビルドかもしれませんね。
REVENANT:3番機動ネタビルド
続いてのビルドは、完全なネタビルドです。3番の移動性能に着目し、これを使って戦場を駆け抜けながら戦っていく高機動ビルドを組んでみました。
REVENANTの3番は、突進中にジャンプキーを押すと中断され、突進の慣性が乗ったまま飛ぶことができます。これを使って機動しながら立ち回ります。
基本的に武器を使って戦うため、4番枠に武器火力を追加できるバフアビリティを移植します。今回はSmiteを移植し、増強MODで武器火力を上げていますが、他の武器火力アビリティでも良いでしょう。
ビルドとしては、まず3番を頻繁に移動手段として使いたいため、効率重視です。そのうえで、移植したバフアビリティの強化量を伸ばすために威力MOD、3番の移動距離と、移植したバフアビリティの維持のため、アビリティ時間MODも搭載します。防御面については2番を使うので、特にMODで伸ばす必要はありません。もしプライマリ武器を主力に扱うなら、REVENANTの1番増強も採用して良いでしょう。
立ち回りとプレイ動画
基本的にREVENANT3番とジャンプアクションで機動していくため、空中戦に強い武装を持っていくと良いでしょう。今回はコンテ―ジョン付きのZAWを使ってプレイしました。
で、もうあとは映像見てもらったほうが早いので、VTRどうぞ。
とにかく操作が大変ですが、意外とカッコよく戦えるREVENANTになりました。
まとめ:
というわけで今回は、REVENANTの変わり種ビルドを2つ、ご紹介しました。
やっぱりREVENANT、何をやっても強くなっちゃうので、ネタビルド組むのがちょっと大変でしたね。一日中REVENANTで遊びながら、「っぽくない使い方ってなんだろう」と。だいぶ悩みました。でも結果、出来上がった3番機動ネタビルドは結構気に入っています。
ネタビルダー泣かせのREVENANTさんですが、普通に扱うぶんには普通に強いので、持っておいて損はないフレームかなと思います。
では、今回は以上です。