[Warframe]Update33 デュビィリ・パラドックス:プレイレポート

[Warframe]Update33 デュビィリ・パラドックス:プレイレポート

[PC 33.0.3]

さて、2023/04/27(日本時間)に配信されたWarframe大型アップデート「デュビィリ・パラドックス」。配信から1週間ほど経って、進行不能バグなども大方改善されたようなので、色々と遊んでみました。

今回もなかなか盛りだくさんのアップデートで、まだ筆者も全て触れてはいないのですが、一応は一通り触ったので、これについて感想を書いていこうと思います。

デュビリ・パラドックス:全体について

まずはざっと全体的な感想から。

美しい景観と情緒あふれるサウンド

とにかく今回、ストレートに美しいですね。デュビィリ・パラドックス。美しい風景と情緒あふれるサウンド。普通に馬に乗って走り回っているだけで楽しいです。考えてみれば、Warframeの世界観にこういった風景は今まで無かったので、そういう意味では新鮮でもあり意外でもありました。

先んじて公開されていたデュビィリ・パラドックスのトレーラームービーも、基本的には白黒の荒涼とした風景でしたし、空間が一部だけ白黒になる演出も「結合耐久」で実装されていたので、ああいった白黒世界のオープンワールドになるのかなあ…と思っていたんですが。

蓋を開けてみれば、色彩豊かな風光明媚の風景が広がっていましたね。

サウンドトラックも、スパニッシュ・ギターが印象的に使われていたりと、なかなか好みです。かと思えば、久しぶりですね。和太鼓サウンドも活かされていて、初期Warframeを思わせる部分もありました。

従来のWarframeと異なるゲームプレイ

ゲームプレイに関しては、従来のWarframeとかなり異なるものに仕上がっているのかな、と思います。とりわけ「漂流者」での戦闘に関しては、まったくの別ゲーと言って良さそうです。

サイクル中に一時的なパワーアップを選択して獲得していく「布告」システムや、瞬時の状況判断と反射神経が求められるシビアな戦闘など、従来の本作のゲームプレイとはまったく異なる手ごたえです。

従来通りのWarframeを使った戦闘もありますが、装備できるフレームや武器は、抽選された中から選ぶ形となっており、自由に選択はできません。こういった面もやはり、従来とだいぶ違いますね。

クエスト:デュビィリ・パラドックス

「漂流者」が囚われていた世界「デュビィリ・パラドックス」での出来事を描いた新クエストです。新規プレイヤーがこのクエストからゲームを始める選択肢も実装されているとのことで、基本操作のチュートリアルも含まれていますね。

クエストのボリュームが思ったよりも多く、プレイ時間は2時間ほど掛かったかなと思います。

ストーリーは外伝的?

クエストのストーリーに関しては、従来からのプレイヤーである筆者にとっては、外伝的な印象ですね。メインストーリーとまったく無関係ということでは無いんですが、「新たな大戦」が終結し、オリジン太陽系に巨大なVOID亀裂と共に宇宙船Zarimanが姿を現し、さあどうなるのか…という物語と直接的につながる新展開は無かったように思います。まあ良くも悪くも、端的に言ってしまえば「漂流者の過去話」に留まるのかな、と。

新規プレイヤーは「パラドックスの道のり」から始めるべきか?

ちょっと気になっているのが、新規プレイヤーが「デュビィリ・パラドックス(パラドックスの道のり)」から始めた場合、ストーリー展開がどうなるのかな?ということです。

従来の展開だと、そもそも「オペレーター」の存在自体が「二番目の夢」クリアまで明かされない流れですよね。しかし、「デュビィリ・パラドックス」からスタートすると、最初にまず「漂流者」が主人公になっているので。これが既存のストーリークエストと、どう繋がっていくのか気になりますね。

ストーリーの展開には目を瞑るとしても、前述の通り、「デュビィリ・パラドックス」のゲーム性がWarframe本編とだいぶ異なる点も気になります。デュビィリからゲームをスタートして、「あ、こういうゲームなんだね」と思って進めていくと、オリジン太陽系の惑星開拓に移った時に「いや全然違うゲームじゃん」ってならないかなあ?と思っています。

世界観からゲームプレイからシステムから、何から何までだいぶ違いますからね。

こういったことを考えると、DEには申し訳ないんだけど、新規プレイヤーも「Warframeの道のり」から始めた方が、本作に馴染みやすいのかなと思います。

カムバック勢なら「パラドックスの道のり」から始めるのもアリか

ただ一つ言えるのは、「昔ちょっとやっていたけれど最近はWarframeぜんぜんやっていないよ」という冷凍睡眠テンノが、カムバックにあたって新規で始めたい場合…とかですよね。こういう場合は、既に本作の基本的なシステム等も知っているわけですから、「パラドックスの道のり」から始めるのも、新鮮で良いんじゃないかなと思います。

鋼の道のり「サーキット」ソロ攻略

さて、デュビィリ・パラドックスには3つのゲームモードが実装されていますが、そのうち「サーキット」についてです。これは従来通り、Warframeを操ってミッションをプレイしていくモードです。既存プレイヤー向けに簡単に言ってしまうと、防衛、耐久、掃滅、発掘、フラッドがランダムで選ばれるサンクチュアリ交戦みたいな感じです。

武器もフレームもランダム抽選

こちらも開始前に、武器やフレームをランダム抽選の中から一つ選んで装備する形になります。既に所持している武器/フレームであれば、あらかじめ自分でセットしておいたMOD構成を選択することもできます。

ただ如何せんランダム抽選なので、ミッション内容に全く適さないフレームや、こと「鋼の道のり」モードでは通用しがたい武器が抽選されてしまうと、本当に手も足も出ないですね。オペレーターも使えるので、戦闘用に鍛え上げていれば、ある程度はオペレーター主体で戦うことはできますが、まあ実際「できなくはない」程度かな、という手ごたえです。

▼戦闘特化オペレーターについては以下の記事で解説しています。

ステージごとに敵のLvが上昇するため、「防衛」ミッションが意外と怖い

さて、このサーキットモード、ステージを進めるごとに敵のLvも上昇していきます。「鋼の道のり」の場合、9ステージ目で敵Lv990ぐらいでした。

この辺になると、防衛ミッションがだいぶ怖いですね。他のミッションタイプなら時間は掛かってもクリアは可能ですが、防衛の場合、防衛対象が破壊されてしまってゲームオーバーになるリスクが高くなります。

ゲームオーバーになると、そのプレイ中に得たアイテムや「サーキット」の進捗状況が全て取得できなくなってしまうため、絶対に避けたいところです。継続・脱出の選択画面で次のステージの内容を確認できるため、次のステージが「防衛」だった場合は、継続せずに脱出することも検討したほうが良いでしょう。

1ステージでもクリアして脱出すれば、進捗は累積できる

無理に長く続けなくても、1ステージでもクリアして脱出すれば、「サーキット」の進捗そのものは得られます。取得した進捗度は累積するため、時間は掛かりますが、1ステージだけクリアして脱出、を繰り返すだけでも、サーキットを進捗させて報酬を得ていくことは可能です。

無理にステージを継続してゲームオーバーになってしまえば、それまで得たものが全て台無しですから、そうなる前に脱出したほうが良いでしょう。そういった意味で、サーキット攻略の最大のポイントは「引き際の見極め」と言っても良さそうです。

たとえば、どう考えても「鋼の道のり」でマトモに戦えない武器が抽選されてしまった場合、諦めて1ステージだけオペレーター主体でクリアして即脱出、みたいな判断も必要になるかなと思います。

「ローン・ストーリー」モード

「ローン・ストーリー」モードは、デュビィリ内で色々なミニクエストを順番にこなし、最後に「オロワーム」を討伐するタイプのクエストです。他のサイドクエストは発生せず、オロワーム討伐に集中できるゲームモードとなります。

オロワームは倒し方に手順があるため、Wikiで確認しておくと良いでしょう。

オロワームに取りつく段階で最初は手こずりましたが、慣れてくると早そうです。

「デュビィリ・エクスペリエンス」モード

デュビィリ内を自由に探索したり、表示されるマーカーを追ってミニクエストをクリアしていったりと、色々な体験ができる自由度の高いゲームモードです。囲碁のようなボードゲーム「コミ」を遊んだり、「マウ釣り」をしたりと、様々なことが可能です。

INCARNON GENESIS

「鋼の道のり」モードの「サーキット」報酬には、INCARNON GENESISという特殊なアイテムが含まれます。IGと対応する武器を持って、クリサリスのCavaleroのところに行くと、その武器をINCARNON化できます。かなり強力な性能を獲得するものも多いようですね。

今のところ実装されている対象武器は、BOシリーズやLATRONなど、いわゆる初心者向けの武器がメイン。初心者向けの性能の低い武器が、INCARNON化で超強化される…というロマン展開になっています。

ただし、「鋼の道のり」モードの「サーキット」はやたらと難しいのも事実。フレームや武器を任意選択できないため、本作を徹底的に極めたテンノでも、武器やフレームの抽選によっては1ステージで撤退を余儀なくされることも珍しくありません。

一方で、INCARNON化武器は強力ではありますが、「これが無ければクリアできない」といったほどの性能でもなく、他の武器でも十分に代替可能です。そういった意味で、超ベテラン向けのエンドコンテンツという位置付けかなと思います。

まとめ:

では、今回はひとまず、こんなところにしておきましょうか。「デュビィリ・パラドックス」、まだまだ筆者も遊びきれていないのですが、だいぶ楽しんでいます。漂流者性能値を上げて、オリジン太陽系のオープンワールドでも馬に乗れるようになりたい!というのが今のところの目標ですね。

「デュビィリ・パラドックス」自体はフレームの任意選択ができないこともあり、残念ながらネタビルド研究の場としては難しいのですが、オリジン太陽系で馬が呼べるようになれば話は別です。馬が無いからできなかった騎兵ネタプレイなど、やりたいことは色々あります。

というわけで、今回は以上です。

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