[Warframe]TRINITYのビルドと使い方

[Warframe]TRINITYのビルドと使い方

[PC 38.0.5]
記事更新
2025/01/05 ビルド組み直し+記事修正

今回は、Warframeきっての回復支援フレーム「TRINITY」のビルドについて解説していきます。

ヘルス・シールド・エネルギーの強力な回復アビリティを持つ、支援フレームの代表格。分隊プレイならどこに持っていっても腐ることの無い、安定感のあるフレームです。

一方で火力面は乏しく、高レベル帯でソロ運用する場合は工夫も必要になります。

そんなTRINITYについて、今回はいくつかのビルドをご紹介したいと思います。

TRINITYの概要

前述の通り、回復特化型と呼んで良いフレームです。

敵を回復タワー化させる1番。敵に割合ダメージを与え、大量のエネルギーを自身と味方に供給できる2番。自己防衛能力の高い3番。そしてアフィニティ共有範囲内の味方を大幅に回復し、さらに被ダメージカットを付与する4番と、いずれのアビリティも防御・回復関係となっています。

一方で、範囲CCや火力バフ、攻撃専用アビリティは皆無であり、本体の性能もそこまで打たれ強いわけではありません。そのため、特に高レベル帯でのソロ運用では、CCや攻撃面を何らかの手段で補っていく必要があります。

TRINITYの入手方法

パーツ設計図と本体設計図は、冥王星の抹殺ミッションから入手できます。要求素材もそれほどシビアではなく、比較的早い段階で制作に入れるフレームではないかと思います。

PRIME番はレリック解放から。当該レリックの解放期間中でない場合、トレードでの入手となります。

TRINITYのアビリティ解説

概要をかんたんに解説していきます。増強については特に触れないので、詳しくはwiki等でご確認下さい。

パッシブ:

Trinityとアフィニティ範囲内の味方は、Trinityの最大エネルギーの50%をヘルスとして得る。

1番:Well Of Life

対象とした敵単体を無敵化させ、その場に拘束します。拘束された敵を攻撃することで、ヘルスを回復できます。また、対象を中心とした効果範囲内に、持続回復の効果を与えます。これらの回復は、自身も味方も受けることができます。また、範囲内ではクールタイム60秒の地名ダメージ無効化を得ることができます。

2番:Energy Vampire

対象とした敵単体をスタンさせて割合ダメージを与えると共に、効果範囲内の自身と味方のエネルギーを回復します。割合ダメージ、回復効果ともに複数回に分割されて発生します。効果時間を短くすることで、効果の完了を早めることができます。

3番:Link

周囲の複数の敵と自身を結ぶリンクを生成します。自身が受けたダメージの一部と状態異常を、リンクされた敵に転嫁します。また、発動中は75%の被ダメージ軽減を得られます。

4番:Blessing

アフィニティ共有範囲内(基本50m)にいる味方と、自身のヘルスとシールドを回復し、被ダメージカットのバフを掛けます。被ダメージカット率はデフォルトで50%(ランクMAX)、アビリティ威力により最大75%となります。

また、このアビリティの範囲は、フレームの「アビリティ効果範囲」の値に影響を受けません。

TRINITYの使い方

分隊支援が主な使途ですが、2番の割合ダメージを活かした単体攻撃フレームとしての運用も可能です。

一般的には、以下の使い方が主流かと思います。

  • 時短構成で2番によるエネルギー回復&単体攻撃を主とする、通称「EV鳥」
  • 時長構成で4番による分隊保護を主とする、通称「カット鳥」

「カット鳥」は、エイドロン・ハントぐらいでしか見かけません。比較的よく見かけるのはEV鳥のほうで、たとえばサンクチュアリ交戦でのエネルギー供給役などが、主な活躍の場面かと思います。

一方で、各テンノによる研究も進んでおり、Wikiのコメント欄で「感染+MfD+EV鳥」という範囲殲滅ビルドが提唱されたりもしています。ヘルミンス移植が実装されたことで、無尽蔵のエネルギー回復能力を持つTRINITYは、かなり可能性の広がったフレームなのかなと思います。

アルコンの欠片

まずはビルドの前に、アルコンの欠片についてです。

TRINITYの場合、基本的には以下の欠片が有力な候補になるのかなと思います。

  • 赤:アビリティ威力
  • 赤:アビリティ時間
  • 黄:スポーン時エネルギー
  • 黄:発動速度
  • 青:最大エネルギー
  • 青:装甲値

基本的に支援フレームで、特定の属性に対する得手不得手も無いため、素直に基礎的な能力を上げていくのがベターな選択かと思います。何をいくつ付けるかは、実際にビルドを組んでみて、MODで足りない部分を補うようなイメージで良いでしょう。

今回はアビリティ威力×2、発動速度×1、最大エネルギー×2を積んでいます。

TRINITY:NOURISH移植分隊支援ビルド

まずは分隊支援用のビルドから。移植NOURISHを使い、大量のエネルギーを供給できるよう工夫してみました。移植したのは1番枠です。

ビルドは以下の通り。

まず、4番のダメージカット時間を延ばすため、効果時間を優先的に強化。次に2番のエネルギー供給範囲のため、効果範囲を伸ばしています。効率は45%運用ですが、NOURISHと2番で大量のエネルギーを供給できるため問題ありません。威力はアルコンの欠片込みで169%。3番4番のダメージカット量最大化に加えて、2番のエネルギー回復量も若干高めておきたいので、バランスを見てこのぐらいの数字になっています。

2番増強 Vampire Leech

防御面は今回、Adaptationと2番増強Vampire Leechを使うことにしました。エネルギー回復量の剰余分でシールドを回復できる増強MODです。大量のエネルギーを供給できるビルドなので、相性が良いのかなと。そして、なるべく多くエネルギーを余らせたいので、Primed Flowは積んでいません。ただ、それだとエネルギー容量が足りなくなってしまうので、前述の通りアルコンの欠片で少し伸ばしています。

立ち回りと使用感

動画の当該箇所から再生

立ち回りは簡単で、とにかく全アビリティを切れ目なく使っていけばOKです。効果時間が切れたら再発動って感じで。何も考えずにアビリティを使いまくっておけば、それだけで自分も分隊員も相当に硬くなれ、エネルギーも大量に得られます。

火力やCCはほとんど期待できないので優秀な武器を持っていく必要がありますが、武器火力だけで問題なく戦えるミッションであれば、かなり便利です。

TRINITY 感染MfD2番ビルド

感染状態異常をばらまいてヘルスダメージを増幅させ、任意の敵にMfD⇒2番EVと順番に発動します。すると、EVの割合ダメージがMfDで周囲に伝播し、かつ感染状態異常により増幅されることで、一撃で範囲内の敵を殲滅できるビルドになります。

アビリティは1番枠をMarked for Death(MfD)に差し替え。ビルド方針は威力・範囲構成。といっても威力は、MfDのダメージ伝播量が最大150%近傍になる程度まであればOKです。2番EVで大量のエネルギーを供給できるため、効率は45%まで落ちても問題ありません。今度はエネルギーを溢さないよう、Primed Flowも付けます。防御面は心もとないため、AdaptationとPrimed Redirectionでカバーします。

感染ばらまき武器の選択

感染状態異常をばらまくための武器も必要です。切断、火炎、毒、電気、ガス、爆発などのDOTが出てしまうと、そのダメージでMfDがトリガーされてしまうため、これらのDOTが出ない武器/構成が理想的かと思います。

立ち回りと使用感

動画の当該箇所から再生

武器で感染付与→MfD→2番の流れで使用します。うまく決まると範囲内の敵を一撃で葬り去れるため、かなり爽快感がありますね。

ただ、うまくいかないケースも結構あるのが難点。

  • MfDを掛けた相手と違う相手に2番を使ってしまう等のプレイングミス
  • オーバーガード(OG)持ちの相手はOGが切れるまでMfDのダメージが発生しない
  • 3番Linkのダメージ反射でMfDをトリガーしてしまう

等々、上手くキマらない時がけっこうあります。意外と繊細な立ち回りが必要になるので、総合的な殲滅速度は見た目ほどではないのかなと。ただそれでも、感染付与→MfD→2番の一撃必殺が決まると気持ち良いですね。

TRINITY 4番増強クリティカルビルド

4番増強を活用し、プライマリ・セカンダリのクリティカル率を350%増加させて武器戦闘を行う攻撃的なTRINITYを組んでみました。

4番増強の効果

4番増強は、4番で回復したヘルスの割合に応じて、プライマリ・セカンダリのクリティカル率が増加する増強MODです。例えば、ヘルスがほぼゼロの状態から4番で一気に全回復すると、約100%回復=約100%のクリティカル率増加が得られます。クリティカル率増加の効果時間中に再使用することで効果が累積し、最大350%まで効果を高めることができます。

ビルド

ビルドはこんな感じになりました。基本的にソロ運用の前提です。

4番増強を活かすためには、ヘルスを回復しなければいけません。そのためにヘルスを積極的に減らす必要があります。一方で、ヘルスがゼロになれば当然ダウンしてしまうので、ゼロ以下にはしたくない。あくまで「1以上かつ0近傍」に持っていきたいわけですね。

そこでQTとGladiator Finesseを使い、残ヘルス2で踏みとどまれるようにしました。エネルギーでダメージを肩代わりしますが、2番で大量のエネルギーを回復できるTRINITYなら問題なし。被弾→QT+GF発動→残ヘルス2からの4番で一気に100%近いヘルスを回復し、4番増強のバフを効果的に累積させていきます。せっかくなので3番増強も搭載し、付近の敵の装甲も除去できるようにしてみました。

立ち回りと使用感

動画の当該箇所から再生

思った以上に悪くない感じです。ヘルスを極限まで減らして回復し、バフを得るというリスキーな立ち回りを前提としているため、頻繁にダウンすることになるかと思いきや、「鋼」コラプト耐久でも全然問題なく戦えますね。

クリティカルバフもさすがに+350%は強力で、もともとのクリティカル性能がやや高めの武器を選択すれば、かなりの火力底上げになる印象です。

まとめ:

というわけで今回、TRINITYのビルドを3つご紹介しました。

やはり防御・回復特化の分隊支援フレームということで、ソロでの運用はけっこう地味になりがちかな…と思っていましたが、2番の割合ダメージ、4番増強のクリティカルバフ、そして3番増強の装甲除去もあり、意外と攻撃的な運用も可能なフレームなのかなと組んでみて思ったところです。

筆者は基本ソロテンノなので、TRINITYは普段めったに使わないのですが、こうしてみるとソロTRINITYも結構おもしろいなあ…と、改めて見直した次第です。

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