今回はWarframe屈指の美形フレーム、TITANIAのビルドや使い方、そして美しさについて語りたいと思います。
TITANIA、本当にきれいなフレームですよね。通常版はやや少女的な可愛らしさがあり、PRIME版は気品の溢れる大人の魅力を感じさせる造形になっています。
そんなTITANIAですが、性能面でもかなり優秀。ビルド次第で、範囲CCから高火力のダメージディーラーまでこなせる汎用性の高いフレームになっています。
それでは具体的にいろいろと見ていきましょう。
目次
TITANIAの概要と特徴
TITANIAは本当にビルド次第で、できることが多いフレームなんですよね。
とはいえやはり、白眉は4番アビリティによるアークウイング化でしょうか。自前のウイングパーツを展開&小型化し、アークウイング同様の三次元機動が可能になります。さらにこの状態で使用できる専用武器「DEX PIXIA」が非常に強力で、単体火力はもちろん、高密度の弾丸をばら撒くことで集団戦にも対応できる攻撃性能を持っています。
また、1番3番の範囲CC能力もかなり強力です。範囲を伸ばしたビルドであれば、これらのアビリティで広範囲の敵を一気に無力化することも可能になります。
防御面も2番で補えるほか、4番展開中は敵の攻撃が当たりにくくなる効果もあり、そもそもの被弾自体を抑える能力にも長けています。
さらに、パッシブアビリティでヘルス回復、1番増強を使う形なら、エネルギー回復までも自前でまかなえます。
このように性能面、メリットが非常に大きいフレームですが、デメリットもあるにはあります。
まずは4番のエネルギー管理が若干シビアなこと。4番の維持を最大化しようと考えると、どうしても範囲を削らざるをえず、1番3番のCCと両立が難しくなります。かといって両立させようとすると、どちらも中途半端になってしまい、強みがいまいち発揮できなくなってしまうことも。従って、用途に応じてビルドを大きく変えていったほうが、強みを活かしやすくなります。
さらにアビリティ射撃武器とアビリティ近接武器を持つため、フォーマ付けに時間がかかるのもデメリットの一つ。こうして考えると、総じて、ある程度はこなれた中級~上級者向けのフレームと言えるかもしれません。
TITANIAの入手方法
通常版はクエスト「銀の果樹園」から各種設計図を入手可能。クエストクリア後は、リレーのセファロン・シマリスから設計図を購入できます。材料としては、ニタン抽出物、テルル、クライオティックの入手が少し難点かもしれません。
ニタン抽出物の入手方法
Nightwave報酬や妨害ミッションの貯蔵庫C報酬(隠し貯蔵庫を3つ開ける)等から入手可能。筆者はだいたいNightwave報酬でまかなっています。
テルルの入手方法
アークウイングミッションや、クバ要塞でたまにドロップします。
クライオティックの入手方法
発掘ミッションの報酬で手に入る素材です。入手自体は簡単ですが、意図して発掘ミッションを周回していないと、すぐ枯渇するんですよね。
TITANIA PRIMEの入手方法
プライム版は例によってレリック解放から。対応するレリックがドロップしない期間中は、トレードでの入手となります。
TITANIAのアビリティ概要
では続いてアビリティ、簡単に見ていきましょう。
パッシブ:フェアリートレイル ・Upsurge
TITANIAは2つのパッシブ能力を持ちます。
- フェアリートレイル:バレットジャンプとローリングの距離が25%上昇
- Upsurge:アビリティを発動するたびに、自身と周囲の味方のヘルスを徐々に回復(毎秒4/20秒間)
1番:Spellbind
指定した地点を中心に、範囲内の対象に発動するアビリティです。敵に対しては、行動を封じてその場に浮遊させます。浮遊中の敵にも通常通りダメージを与えることが可能です。自身または味方に対しては、状態異常耐性のバフを掛けます。アビリティーキーを長押することで、自身を対象に発動することも可能です。
2番:Tribute
アビリティーキーをタップすることで、4種類の効果を切り替えできるアビリティです。アビリティの発動はキー長押しで行います。この操作はキーコンフィグでタップと長押しを入れ替えることができます。
敵単体を対象として発動し、対象に500程度のダメージを与えて吹き飛ばします。吹き飛ばされた(または倒された)敵は、その場に残像のようなもの(魂)を残します。
この魂に触れることで、選択した任意のバフを120秒間、得ることができます。
- Thorns:被ダメージを50%カットし、敵に反射する
- Dust:周囲の敵の射撃精度を半減させる
- Full Moon:コンパニオンとレイザーフライの火力・装甲・ヘルスを増加させる
- Entangle:周囲の敵の行動速度を25%低下させる
これらのバフの持続時間は、アビリティ効果時間に影響を受けません。また、「魂」に触れてバフを得られるのは、発動したTITANIA本人のみとなります。
個人的には、ThornsとDustだけ維持しておけば大丈夫かなと思っています。
3番:Lantern
敵単体を対象に発動します。対象となった敵は行動を封じられ、その場に漂います。また、対象となった敵を中心に、範囲内の敵を誘引する効果があります。この誘引効果は強力で、警戒中であろうがTITANIAと交戦中であろうが、視界内に入り次第、フラフラと引き寄せられてしまいます。さらに、誘引された敵は一定距離内に入ると、毎秒の火炎ダメージを持続的に受けるようになります。
効果時間の終了、またはアビリティキーの長押しで、対象となった敵を爆破し、範囲ダメージを与えます。
このアビリティは3つまで(=敵3体まで)同時に設置することが可能です。
4番:Razorwing
TITANIAの真骨頂とも言えるアビリティです。自身を小型化し、自前のウイングパーツを展開してアークウイング同様の操作モードに切り替わります。このアビリティの発動中は、通常マップでもアークウイングと同様の三次元機動が可能になります。また、以下のパッシブ能力が追加的に発動します。
- 自身の回避率を50%増加
- 「レイザーフライ」ドローンを召喚し、敵を自動的に攻撃
また、このアビリティの発動中は、武装が専用射撃武器の「DEX PIXIA」と、同じく専用近接武器の「DIWATA」に切り替わります。
DEX PIXIAとDIWATAのビルド例
本体のビルドに入る前に、DEX PIXIAとDIWATAのビルド例について簡単に触れておきます。
DEX PIXIAのビルド例
状態異常寄りのステータスを持つツインマシンピストルです。銃アルケインの装備はできませんが、Galvanized MODは使用できます。
上記は1フォーマのビルドです。もう少しフォーマを足せばビルド幅も広がりますが、これで十分、「鋼」グリニアを蜂の巣にできます。
MODは基礎ダメージ、ナイトメアマルチ、Galvanizedのマルチと状態異常、60属性3枚と、発射速度MODです。やはり手数が重要になる武器なので、速度は何かしら補うほうが良いでしょう。4番増強を使う場合は不要になるので、何か別の90属性とかにしておけば良いと思います。対ボス戦で使う場合は、Galvanizedが発動しにくくなるため、通常のマルチショットMOD等に差し替えていきましょう。
DIWATAのビルド
DEX PIXIAに比べてやや見劣りのする火力しか出せないため、あまり使い所はありません。ただし、アークウイング近接同様の強烈な追尾性能を持つため、これで倒せるレベル帯の相手であれば、想像以上の殲滅速度を発揮します。
ビルド例は以下の通り。
Primed基礎、クリティカル2種、CO、Primed速度、60属性2枚と90属性1枚です。クリティカル関係は伸ばしてもあまり恩恵は無いので、別の形で組んだほうが良いかもしれません。基本的にCO軸と考えて良いと思います。
また、カタログスペック的には差がありませんが、一応はヘビー攻撃も可能です。そのためLife Strikeを積んで、ヘルス回復の役割を担わせる運用もあります。
TITANIAにオススメのHelminth移植アビリティ
さて、本体ビルドの話の前にもう一つ。TITANIAはHelminth移植アビリティでもかなり使い勝手の変わるフレームです。いくつか相性の良いオススメ例を紹介しておきます。他にもいろいろな組み合わせがありますが、ひとまずの一例ということで。
Empower
4番発動前に掛けておくことで、4番中のDEX PIXIAとDIWATAの火力を引き上げることができます。
Energized Munitions
弾薬効率を引き上げるアビリティです。DEX PIXIAの火線を維持しやすくなります。
Fire Blast / Thermal Sunder
範囲攻撃アビリティです。低レベル帯の殲滅用に移植しておくと、4番で飛び回りながら素早く敵を殲滅していけます。掃滅ミッション周回などに向いています。
Dispensary
エネルギーオーブの供給により、4番を維持しやすくなります。一定のマップ内で戦うボス戦闘などで安心感が増す選択肢です。
TITANIAのビルド方針と使い方
では改めて、TITANIAのビルド方針と使い方について。
基本的な方針としては、以下の2つになるかなと思います。
- 時間特化ビルドで4番軸の機動アタッカー運用
- 範囲特化ビルドで1番3番軸の範囲CC運用
この辺を軸に、いくつかビルド例をご紹介していきます。
TITANIA 4番軸ビルド
まずは王道の4番軸ビルドから。今回は4番の維持を意識して、Dispensaryを3番枠に移植してみました。
ビルドは以下の通り。
時間・効率・威力軸のビルド方針です。効率を伸ばすか、それともPrimedFlowを使って容量を伸ばすかは判断が分かれるところ。今回は効率を伸ばす方針で組んでみました。
Dispensaryで安定して青オーブを供給できるため、シナジーの良いEnergyConversionも採用。これでアビリティ威力を伸ばし、4番のDEX PIXIAとDAIWATAの威力を高めていきます。
プレイ動画
せっかくなので「鋼」ロパロリストに挑戦。足場の不安定なロパロリスト戦では、三次元機動を取れるTITANIAはけっこう相性が良いと思っています。
アンプを最適化していないのでシールド削りは時間が掛かりましたが(動画では省略しています)、関節破壊・本体破壊はさすがの早さです。
TITANIA 範囲CCビルド
こちらもTITANIAの強力な運用方法の一つです。範囲を伸ばして、1番3番でCC特化にするビルドですね。
ビルド方針は、ひたすら範囲特化。エネルギー面は1番増強で補っていきます。一応、4番で敵の撃破もピンポイントに行えるよう、Overextendedで下がった威力をBlindRageでケアしています。さらにBRで下がった効率をFEでケアする形ですね。時間は少し削れてしまいますが、もともと1番3番は持続時間がそこそこあるので、実用上問題ありません。
プレイ動画
このビルドは、敵をあまり倒さなくて良い傍受ミッション等に向いています。
特に傍受の場合、1番の影響下にある敵はタワーの占拠ができなくなる点にも注目。大量の敵が押し寄せてきても、ワンプッシュで無力化してタワー占拠を続けることができます。
TITANIA 高速戦闘ビルド
続いては4番増強を使った高速戦闘ビルドです。4番増強を使うと、4番中のアビリティ使用で、4段階に応じて移動速度と攻撃速度が上昇します。DEX PIXIAは鬼のような弾幕密度になり、DIWATAも手数でダメージを稼げるようになります。
ビルド方針としては、先ほどの4番軸ビルドと大きくは変わりません。 EnergyConversion を抜いて4番増強が入ったのと、念の為にAdaptationを積んでいるぐらいですね。ただ、TITANIAは被弾そのものが少ないので、 Adaptation よりは別のMODを積んだほうが良かったかもしれません。
プレイ動画
「鋼の道のり」エイドロンの草原で運用。このぐらいの相手なら、DIWATAで次々と斬り裂いていけます。移動速度の早さもあって、オープンワールドに適性の高いビルドになったかなと思います。
TITANIAお絵かきネタビルド
最後にネタビルドです。NEZHAのFire Walkerを移植して、空中に軌跡を描いて遊ぶビルドになります。戦闘能力は一切考慮していません。
ビルドはシンプルに時間特化。エネルギーはPrimedFlowで確保し、Preparationで初動の立ち上がりを確保している形ですね。また、FireWalkerの増強も採用しています。これを付けておくことで、4番中に FireWalkerの発動・再発動でON・OFFができるようになるためです。
プレイ動画
空中お絵かき、かなり難しいですね。基本的な円ぐらいなら何となく描けましたが、ハートを描こうと思ったらかなり苦戦しました。
何回か挑戦しましたが、一応ハートっぽく描けたのはこれぐらいかな…。もうちょっと可愛くしたかったですね。
まとめ:
TITANIAさん、本当にきれいなフレームですね。性能面とビルドの話ばかりになってしまいましたが、ただ眺めているだけでも満足感があります。恵まれたプロポーションというか、見事な曲線美というか。カラーリングやファッションもいろいろと遊べるフレームなので、お気に入りのコーデを探してみるのもオススメです。
では、今回はこんなところで。