Warframeストーリー解説、今回はクエスト「Natah」をお届けします。この「Natah」から物語が大きく動いていき、今後の展開に関わる重要な秘密も明かされます。シンプルな会話劇で進み、特徴的な演出も無いので少し見落としがちな面もありますが、意外と重要なクエストです。
- [Warframe]ストーリー解説01:「Natah」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説02:「二番目の夢」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説03:「内なる紛争」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説04:Harrowの鎖
- [Warframe]ストーリー解説05:背信のプロローグ~サクリファイス
- [Warframe]ストーリー解説06:「争いの序曲」三部作~キメラプロローグ・ERRA・創造主
- [Warframe]ストーリー解説07:「新たな大戦」
- [Warframe]ストーリー解説08:Zarimanの天使
- [Warframe]ストーリー解説09:デュビィリ・パラドックス
- [Warframe]ストーリー解説10:壁の中の囁き
- [Warframe]ストーリー解説98:徹底考察!「壁の中の男」とAlbrecht Entrati
- [Warframe]ストーリー解説99:全体まとめと考察
というわけで、クエスト「Natah」の読み解き、やっていきましょう。
前提知識:Warframeの世界観について
まず本題の前に、前提知識としてWarframeの世界観を簡単にチェックしておきましょう。
- 遠未来のお話
- かつて太陽系全域を支配していた「オロキン帝国」という文明があった
- 「オロキン帝国」は何か太陽系外の勢力と戦争状態にあった
- 戦争は終結したが、オロキン帝国は既に滅びてしまった
- オロキン滅亡後の太陽系で、残党が「グリニア」「コーパス」といった勢力に分かれて、太陽系の支配権争いをしている
- プレイヤーは「テンノ」と呼ばれる第三の中立的勢力。「Lotus」という女性の元、太陽系の勢力バランスを保つために活動している。
まあ、この辺をざっくり抑えておけば大丈夫でしょう。
Warframeストーリー解説動画
クエスト「Natah」のあらすじ
テンノは天王星の海底研究所で謎のドローンに遭遇する。同じ頃、グリニア将校Tyl Regorが、「センティエントの墳墓」と呼ばれるものを解放しようとしていた。謎の人物「Teshin」と共に、Tyl Regorの試みを阻止しようとするテンノ達。
しかしTyl Regorは、「センティエントの墳墓」を解放してしまう。そこには正体不明の『何か』がいた。開放された「何か=センティエント」は、Lotusに「Natah」と呼びかける。
Natahとは誰のことなのか、問いかけるTeshinにLotusが答える。
「ワタシの名です。ワタシの昔の名前です。 今あるワタシではありません。」
深くを語らないLotus。テンノ達はセンティエントの再封印に向かう。
「Natahよ、なぜ私を裏切った。なぜお前が始めたシークエンスを完了させなかったのだ。」
「わが娘よ。なぜこのようなことができるのだ。」
その問いにLotusは答えず、復活したセンティエントはテンノの手によって再び封印される。
オービターに戻り、Lotusが真実を告げる。
「誤解が有ります。私には使命があり、私はそれを遂行したのです。最後のシークエンスを除いて。」
クエスト「Natah」の要点
今回のクエスト「Natah」で物語を引っ張っていくのは「Teshin」という人物です。彼は本当に比喩表現が多い0キャラクターなので、ちょっと混乱しがちなんですよね。ただ要点を抑えておけば、「なるほど」とわかることも多くなります。以下の要点を頭に叩き込んでから、もう一度クエストをプレイしてみると、いろいろと納得感もあるかと思います。
起きた出来事:「センティエント」の復活
今回のお話を一言でまとめると、「センティエント」というやつが復活しちゃったけど再封印したよ、という話になります。じゃあ、このセンティエントってなんだ?ってことですよね。
センティエントは、かつてオロキン帝国と戦争をしていた勢力です。その一個体が、天王星の海底に封印されていたんですね。ところが、それをグリニアの野郎どもが解放してしまい、テンノの活躍により再封印した…というのが、このクエスト「Natah」の筋書きです。
明かされた過去:Lotusは元々、Natahという名前のセンティエントだった
今はテンノをサポートしているLotusですが、実はもともとセンティエントでした。その頃の呼び名が「Natah」です。
Lotus=Natahは、かつて「古の大戦」の頃、センティエント勢からオロキン側に送り込まれたスパイだったんですね。しかし彼女に課せられた最後の使命である「テンノの破壊」(=最終シークエンス)を実行しなかった。テンノたちを抹殺せずに、保護して隠したわけです。そのため、復活したセンティエントはLotus=Natahのことを、このクエスト中で「裏切り者」と呼んだわけですね。
なぜテンノ抹殺を行わなかったかというと、「子供が欲しかったから」。Lotus=Natah含むセンティエントたちは、宇宙のとんでもなく遠いところから来たわけですが、その際に子供を残す能力を失ってしまっているんですね。でも子供が欲しかったLotusにとって、本来は利用した挙げ句抹殺する予定だったはずのテンノ達が、自分の子供に思えてしまったんでしょう。それで抹殺できず、保護して隠しました。
こうしてセンティエントを裏切った彼女は、テンノを抹殺する「Natah」ではなく、テンノの保護者である「Lotus」となって、現在に至るわけですね。
まとめ:
というわけで、今回はクエスト「Natah」のストーリー解説をお届けしました。
登場人物たちがあれこれ言ってますが、要点は本当にシンプルです。
起きた出来事としては、「センティエント」という、かつてオロキンと争っていた奴らが復活しちゃったけれども再封印したよ、ということです。
重要なのは、Lotusの過去です。元々はセンティエントで、当時は「Natah」という名前で呼ばれていました。しかし彼女はセンティエントを裏切りました。テンノ破壊(抹殺)の任務を行わず、逆に保護して隠してしまった。そして彼女は、現在の「Lotus」になったわけですね。
この点を抑えておけば、物語を追うのに特に問題はないはずです。
- [Warframe]ストーリー解説01:「Natah」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説02:「二番目の夢」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説03:「内なる紛争」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説04:Harrowの鎖
- [Warframe]ストーリー解説05:背信のプロローグ~サクリファイス
- [Warframe]ストーリー解説06:「争いの序曲」三部作~キメラプロローグ・ERRA・創造主
- [Warframe]ストーリー解説07:「新たな大戦」
- [Warframe]ストーリー解説08:Zarimanの天使
- [Warframe]ストーリー解説09:デュビィリ・パラドックス
- [Warframe]ストーリー解説10:壁の中の囁き
- [Warframe]ストーリー解説98:徹底考察!「壁の中の男」とAlbrecht Entrati
- [Warframe]ストーリー解説99:全体まとめと考察