[Warframe]ストーリー解説:「争いの序曲」三部作~キメラプロローグ・ERRA・創造主

[Warframe]ストーリー解説:「争いの序曲」三部作~キメラプロローグ・ERRA・創造主

Warframeストーリー解説、今回は「争いの序曲」三部作を一気に見ていきます。

キメラプロローグ、ERRA、そして創造主の3つのショートムービーからなる三部作ですが、その後の「新たな大戦」につながる、重要な展開になります。

では、さっそく見ていきましょう。

前回のおさらい

前回の「サクリファイス」で、センティエントのNATAHに戻ってしまったLOTUS。傷を負ったBallasと共に、センティエント達を従えて天空に飛び去りました。この出来事の後から、今回の物語はスタートします。

Warframeストーリー解説動画

ストーリー解説動画も作りました。クリックで当該箇所から再生

クエスト「キメラプロローグ」のあらすじ

センティエントNATAHとなったLOTUSに連れ去られたBallas。身体を半センティエントに改造されてしまっている。人としての姿を失ったことを嘆きつつも、その姿をテンノが覗き見ていることを察すると、「センティエント殺しの大剣」PARACESISを授ける。

クエスト「キメラプロローグ」の解説

Ballasの立ち位置は、けっこう判断が難しいところかもしれません。作中の描写を見る限りに、あくまでこの時点においては、センティエントの支配を受けているものの、反逆の意志は失っていないようです。テンノにPARACESISを与えたのも、何かテンノを利用しようという考えが、この時点ではあったのかもしれません。ただし、その後のクエストで、Ballasの立ち位置はまた大きく変化していきます。

クエスト「ERRA」のあらすじ

場面は「古(いにしえ)の大戦」当時、ルアでの大規模な戦闘から始まる。センティエント、Warframe、そしてDAX兵が激しい交戦を繰り広げる。そんなルアの深部には、既にLOTUSとなったNATAHが、テンノ達を従えている。

テンノの守護者LOTUSとなったNATAHに、弟のセンティエントERRAが決断を迫る。テンノ達を選ぶのか、それともセンティエントに戻るのか。LOTUSは、「私はNATAHではありません。私は…LOTUS」と答える。従えたテンノ達のVOIDビームが、ERRAを撃ち抜いた。

そして―――場面は現在に移る。NATAH、ERRA、そして囚われたBallas。三人の会話を、テンノは盗み聞きする。Ballasは首輪をつけられ、奴隷のように扱われている。

センティエント達は、太陽系への再侵攻を企んでいる。しかし、NATAHには記憶の混濁など、不安定な様子が伺える。それでもNATAHはERRAの呼びかけに答え、軍勢を呼び戻す“歌声”を放つ。

クエスト「ERRA」の解説

このクエストは、前半と後半で舞台が異なります。前半は「古の大戦」当時の出来事。そして後半は現在のリアルタイムでの出来事です。大戦当時に、既にNATAHはLOTUSとしての人格に目覚め、テンノ達を庇護していたことがわかります。ただしムービーをよく見ると、この場面、テンノ達に白目がありません。これは「壁の中の男」と同じ特徴です。どういうことなのか、詳細はまだはっきりと明かされていません。

そして後半は、現在の出来事です。舞台はセンティエントのミュレックス艦の内部でしょうか。ミュレックス艦内とよく似た構造物が背景に見られますが、これも「どこだ」と明言はされていません。ともあれ、センティエント陣営において、ERRA、NATAH、そして捉えられたBallasが会話をしています。

会話の内容はざっくり言ってしまえば、「もう一度、太陽系に侵攻しよう」という話ですね。ただ、NATAHはLOTUSとしての人格がまだ少し残っているのか、不安定なようです。Ballasは完全に奴隷みたいに扱われていますね。

最後にNATAHが発する”歌声”は、おそらく、センティエントの軍勢を招集する信号のようなものかもしれません。

クエスト「創造主」のあらすじ

前回に続き、NATAH、ERRA、Ballasの三者が会話を繰り広げる。NATAHはやはり、LOTUSとしての記憶と人格を僅かに残している様子で、不安定さが際立つ。そんなNATAHを見限ってか、ERRAは彼女を叩きつけると、強制的に彼女の何らかの能力を発動させ、Ballasを首輪から解き放つ。

クエスト「創造主」の解説

ここは多少、考察が入ります。前回に続き、太陽系への再侵攻を進めようとするセンティエント勢。ですが、軍勢を太陽系に招集するためには、何らかのゲートのようなものを開かなければいけない、と仮説を立ててみます。

クエスト「Natah」や「サクリファイス」でも言及されていますが、センティエント達はtau星系から太陽系に侵攻してきます。とはいえ、クジラ座タウ星系と太陽系は12光年ぐらい離れているので、普通の移動手段では来れません。何らかの、時空を超える方法が必要になるはずです。おそらくはVOIDトンネルなのか…ただ、「二番目の夢」で語られる通り、センティエント達はVOID空間に適応できないので…何か手段があるのかもしれません。

ともかく、太陽系再侵攻のためには、NATAHの持つ何らかの能力を使う必要があるようです。元々は「母上」が持っていた能力のようですが、その「母上」はもう居ないため、同じ力を持つNATAHがやる必要があるんですね。

ただし肝心のNATAHが、まだシッカリしていない。LOTUSとしての人格も僅かに残っており、不安定さが目立ちます。そんな状態のNATAHを見限ったのか、ERRAは彼女を唐突に投げ飛ばすと、強制的にその能力を発動させます。

そして最後に、それまで奴隷のように扱っていたBallasを解放し、Ballasが立ち上がる姿が描かれています。これは、何があったのかハッキリとは語られていません。元々こうなる予定で、BallasとERRAが結託して演技をしていたのか、あるいは何か別の事情があったのか。判然とはしませんが、いずれにしても、これでセンティエント勢力の実権をBallasとERRAが握ることになります。

まとめ:

さて。短いムービーが三本続くクエストですが、物語は大きく動きました。

NATAHの弟ERRA、そしてセンティエントと化したBallasが実権を握り、センティエント達が太陽系への再侵攻を開始します。こうして、「新たな大戦」へとつながっていきます。

それでは次回、「新たな大戦」のあらすじと解説、考察へと進んでいきましょう。

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