Warframeストーリー解説、今回は「デュビィリ・パラドックス」について見ていきましょう。
といっても、本記事を執筆しているUpdate36.1.1現在、このクエストはリプレイ不可となっています。ネットでいろいろ調べながら、ざっくり概要だけまとめたいと思います。
- [Warframe]ストーリー解説01:「Natah」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説02:「二番目の夢」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説03:「内なる紛争」クエスト
- [Warframe]ストーリー解説04:Harrowの鎖
- [Warframe]ストーリー解説05:背信のプロローグ~サクリファイス
- [Warframe]ストーリー解説06:「争いの序曲」三部作~キメラプロローグ・ERRA・創造主
- [Warframe]ストーリー解説07:「新たな大戦」
- [Warframe]ストーリー解説08:Zarimanの天使
- [Warframe]ストーリー解説09:デュビィリ・パラドックス
- [Warframe]ストーリー解説10:壁の中の囁き
- [Warframe]ストーリー解説98:徹底考察!「壁の中の男」とAlbrecht Entrati
- [Warframe]ストーリー解説99:全体まとめと考察
では、やっていきましょう。
クエスト「デュビィリ・パラドックス」のあらすじ
オロキン帝国時代と見間違うかのような、どこかの異世界。ループする時間の中で、漂流者は幾度となく「処刑」を執行されていた。だが、今回はいつもと違った。「処刑」の直前、空から降ってきたWarframeの右腕。それは漂流者の腕に一体化すると、不思議な光を放ち、漂流者を導きはじめる。処刑人の銃と、空飛ぶ馬「ケイス」を奪って、漂流者は処刑場から脱出する。
脱出した漂流者は光に導かれ、『Teshinの洞窟』へと辿り着く。そこで出会ったのは、古代オロキンの装束に身を包んだ、Teshinと名乗る老人。Teshin老人は、ここがVOIDの壁で作られた牢獄であること、そしてテンノとWarframeが「壁」の向こうから漂流者に力を貸しているのかもしれないことを話す。
このループする時間の牢獄から脱出するため、Teshinの助言のもと、漂流者は「人形」のパーツを集める。その過程で「デュビィリ」の物語を追体験し、世界は色と感情を取り戻す。
デュビィリを支配するDominus Thraxは、漂流者の動きに苛立ちを募らせ、Teshinを襲撃、彼を殺害してしまう。これに怒った漂流者は、オロワームに転移してDominux Thraxの王宮に乗り込み、彼を下して人形の最後のパーツを手に入れる。そして漂流者は、自分自身こそがデュビィリを形成したテンノであることに気付く。
漂流者はデュビィリの支配権をDominus Thraxから奪うと、デュビィリの時間をもう一度巻き戻し、Teshin老人を復活させる。そしてDominus Thraxに支配権を明け渡した。
ループする時間から抜け出した漂流者は、デュビィリを去り、現実世界のオリジン太陽系へと向かう。
「デュビィリ・パラドック」解説と考察
いきなり「デュビィリ」という異世界の物語が始まるため、けっこう戸惑いますよね。
このクエスト、もともとは、本作のオープニングクエストの一つとして開発され、一時期は新規プレイヤーが「デュビィリ・パラドックス」からゲームを開始することができました。しかし、これがかえって混乱を招くということで、現在はデュビィリからのゲーム開始は廃止されています。
というわけで、随分と本編から毛色の異なる「デュビィリ・パラドックス」。ですが、物語的には意外と本編とつながりがあります。
デュビィリとは何なのか
そもそも、この「デュビィリ」という世界は一体何なんでしょうか。
これは答えから言ってしまうと、漂流者=Zarimanから救出されなかった世界線のテンノが生み出した、空想が具現化した世界です。「概念的具現化」といって、VOIDには強い思いや想像を具現化する力が備わっています。これにより、漂流者が幼いころに読んだ「デュビィリの物語」という童話の世界が具現化したものが、デュビィリ・パラドックスの世界です。
(※ちなみに、この童話「デュビィリの物語」の著者はエントラティ家のMotherであり、彼女が幼い頃に父親=Albrechtから聞かされた空想の物語が元ネタになっているそうです。)
漂流者はなぜデュビィリに「囚われて」いたのか
「囚われていた」というより、VOID空間の影響から逃れるために、デュビィリの世界に避難していた…と云ったほうが、わかりやすいかもしれません。意図的にそうしたのか、自然発生的にそうなったのかは不明ですが、結果的にVOIDの狂気から逃れることになりました。
しかし一方で、あまりに長い時間デュビィリの世界に囚われていた影響なのか、いつの間にか自分自身が処刑されるループを繰り返すようになってしまっていたようです。(※このあたりの、「なぜ処刑されるループを繰り返していたのか?」は、ちょっと今のところよく理解できていないです。)
「Albrechtの記録」フラグメントで、デュビィリについてわかる
これらの情報は、「デュビィリ・パラドックス」のクエスト本編ではなく、「Albrechtの記録」フラグメントの一部から確認することができます。クエスト本編では詳しい背景情報や設定がわからず、後になって明らかになるパターンですね。Warframeのストーリーには、こういうパターンがけっこうあります。
なお、このフラグメントの中でAlbrechtは、デュビィリについて「いつか必要になる時が来る」とも記しており、今後の物語にも、何か関わってくるのではないかと予想されますが、「ロートパゴス」実装時点ではまだ、これについても詳細は不明です。
ともかく今は、次の展開を待ちながら、物語の読み解きを進めていきましょう。
- [Warframe]ストーリー解説01:「Natah」クエスト
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