今回はネタプレイに挑戦です。
狼をコンセプトとしたフレーム「VORUNA」。しかし、このオリジン太陽系で狼と言えば、長らくは”彼”の代名詞でした。そう。「サターン・シックスの狼」です。
VORUNAとサターンシックスの狼、果たして真の狼はどちらなのか…!
宿命の狼対決、やるしかありません。
目次
クバの力で仲間と一体化した「群の女王」VORUNA
VORUNAのバックグラウンドは、「レベリアン」博物館で知ることができます。
かつて4頭の狼を率いた、群れの女王。しかし、ある事件が発生し、仲間たちは戦いの中で次々と命を落とします。しかし彼女はクバの力を使い、死の淵にあった仲間たちと一体化。文字通り「群れの心臓」となり、今もなお、4頭の仲間たちと共に在り続けます。
彼女こそが、真の狼にふさわしい―――しかし、そう結論付けるのは、まだ早すぎるかもしれません。
囚人たちを率いて監獄を脱した「サターンシックスの狼」
VORUNAが登場するまでの長い間…そして今もなお…オリジン太陽系にその名を轟かせ続ける「狼」がいます。「サターン・シックスの狼」として知られる彼の名を、耳にしたことのないテンノは少ないでしょう。
THE WOLF。
狼と言えば、まさに彼のことです。このオリジン太陽系では、彼を差し置いて「狼」を名乗ることなど、不可能と言っても良いでしょう。
グリニアのサターン・シックス監獄を脱獄し、囚人たちと共に一大勢力を築いたTHE WOLF。テンノの活躍によって退けられるも、今もなお最強の一角として、その名を広く知られている存在です。
宿命の狼対決!運命を決する戦いの条件
VORUNAか、THE WOLFか―――。
真の狼を決する戦いを、今、始めましょう。
…と言っても、MODでゴリゴリにチューンしたWarframeなら、おそらく「鋼の道のり」WOLFもあっさり倒せてしまうはず。ここはいくつか縛り条件をつけていきます。
頼るのは己の爪のみ!対決の縛り条件
- 武器は近接クロウカテゴリのみ使用
- オペレーター不使用(パッシブのみ可)
- 移植アビリティなし
- 防御系MODなし
- 1ダウンで失敗扱い
- ギア不使用
まず、狼らしく戦いたいので射撃武器は封印です。クロウカテゴリの近接武器のみ使えることとします。また狼対決ですから、中の人は出てきはダメです。オペレーターは使いません。ただし「出てこないこと」が重要なので、パッシブは活用して良いものとします。
狼対決である以上、VORUNA自身の力で戦わなければいけません。移植アビリティもなしです。
いい感じに手に汗握る戦いをしたいので、防御系MODは一切装備しません。シールドゲーティングビルドの構成MODも使わないものとします。また、神聖な決闘とすべく、1ダウンで失敗扱いとします。
もちろんギアも使いません(狼ビーコンを除く)。
なお、サターンシックスの狼は「鋼の道のり」モードで召喚することとします。
作戦を立ててビルドを組む
というわけで何度か挑戦してみたのですが、実際なかなかキツい…。あと少しまで追い込める場面もあり、手応えはあるものの、やはり防御系MODなし、かつノーデス縛りがキツく、なかなか勝てません。
そこで作戦を立ててビルドを組みました。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず
というわけで、まずは相手の特徴を把握しましょう。
サターンシックスの狼。主な特徴としては、こんな感じです。
- アレイアーマー(放射線弱点)
- 機械ボディ(爆発弱点)
- 状態異常無効
- アビリティの対象にならない
- Shattering Impactは有効
まず状態異常が無効なので、VORUNAの2番は実質ほぼ意味がありません。ターゲットにも取れません。同様に4番も、ターゲットに取れず無効です。3番はそもそも敵キル時に効果が出るアビリティなので、今回は仕様的に合いません。つまり、VORUNAは1番しか使えない。
その1番も、切断状態異常付与の追加効果は機能しません。ただしそれでも、透明化+近接クリティカルバフが効くので、これだけでかなり強力なんですよね。
とはいえ実際に試してみたところ、やはり火力が足りません。そこで、1番活用ビルドに加えて、近接にShattering Impactを使って装甲を剥ぎ取り、生身の機械ボディに弱点の爆発属性を叩き込んでいく方針としました。
また防御面に関しては、シールドゲーティングを意識しつつ、シールドが剥がされたら透明化で逃げて回復を待つヒットアンドアウェイ戦法を取ります。
VORUNAのビルド
VORUNAのビルドは、威力+時間+効率軸です。防御MODを一切使わない縛りなので、MOD枠はあるんですよね。威力は1番の近接バフのため、時間は透明化の維持のためです。また、長期戦が予想されるものの、戦闘中にエネルギーを回復する手段が無い(ギアもオペも縛っている)ので、Primed FlowとPreparationの組み合わせで初期エネルギーを大量に確保していきます。
近接武器の選定とビルド
近接はクロウカテゴリ縛りということで、VENKA PRIMEを選択しました。
MOD構成は、BR軸+装甲剥ぎ取りのShattering Impactで、属性は爆発構成です。本来は90属性2枚で組むべきですが、フォーマをケチっているので一枚は60属性になっています。まあ大丈夫でしょう。
決戦!VORUNA対サターンシックスの狼
さて、準備が整ったので、今度こそ決戦です。
まずは「鋼の道のり」セドナ妨害ミッションをスタート。初期マップ付近にいる敵を片付けます。対決に乱入されると邪魔なので。
邪魔者をサクっと片付けたら、「狼ビーコン」を使ってサターンシックスの狼を召喚。
太陽からはるか遠く、準惑星セドナ軌道上を漂うグリニアガレオン船。VORUNA、そしてサターンシックスの狼『THE WOLF』、それぞれの背負う過去を暗示するかのような薄暗いこの格納庫で、今、宿命の対決が始まります。
その巨大な体躯とは似つかわしくないほどの俊敏性を見せるサターンシックスの狼。重量級のWOLF SLEDGEを難なく片手で振り回し、VORUNAに襲い掛かっていく。
隙を突いて連撃を重ね、振りかざされたWOLF SLEDGEの下を、ローリング回避が決まった!
しかしVORUNA、ダメージはほとんど与えられていません。
両者、慎重に距離を取り、サターンシックスの狼がハンマーを振り上げる!同時に、VORUNAが飛んだ!
地を走る炎の衝撃派を飛び越えて、VORUNAがTHE WOLFの懐に飛び込む!しかし、やはりダメージはほとんど通らない!
VORUNA厳しい戦いです。相手からの攻撃を受ければ、1撃・2撃で即ダウン。一方、こちらの攻撃はまったく効いている様子がありません。それでもShuttering Impactが効いていると信じて、攻撃を重ねていく!
そしてついに…
THE WOLFの装甲が剥がれた!
さあ、ここからはVORUNA、反撃の時間です。
この瞬間を待っていた!装甲を失ったサターンシックスの狼に、もはや身を守る術はありません。先ほどまでの苦戦が嘘のように、VORUNAの攻撃が体力を削り取っていく!
ヒットアンドアウェイを繰り返すVORUNAに、サターンシックスの狼が食らいつく!しかしVORUNAも追撃を素早くガード!
両者交錯し、激しい衝突が続きます。
そしてついに、サターンシックスの狼、体力も残りあと僅か…!
意を決したように、ゆっくりと歩く『THE WOLF』。
VORUNAもそれに応じて、攻撃の手を止めて向き合います。
これが最後の一撃…!
THE WOLFが大きくハンマーを振りかぶり、そして渾身の投擲!VORUNAこれを…避けない!
THE WOLFの最後の一撃を真正面から耐え、VORUNAのその手に輝く鋭い爪が、グリニア製の強靭なマシンボディにクリーンヒット!
そして今…決着!
最後に立っていたのは…VORUNA!勝者VORUNA!
斯くして伝説は生まれたり:
こうして激戦の結果、ついに「サターンシックスの狼」に勝利しました。いやはや…アツい戦いでしたね。
今回の戦いは動画にもまとめているため、こちらもぜひご覧ください。
最後にまとめになりますが、もう今回は本当に何も言うことはありません。楽しかった。
以上です。