[Warframe]DANTEビルド例 | 334 | 1番軸 | スタイリッシュネタビルド

[Warframe]DANTEビルド例 | 334 | 1番軸 | スタイリッシュネタビルド

[Update36.1] 今回は、Warframeの「DANTE」の解説とビルド例をお届けしていきます。

DANTEは、歴史上実在した人物がWarframeになった3人目のケースでしょうか。他の例としては、VAUBANが中世の城塞建築家ヴォーバン、INAROSが古代エジプトのイナロス1世または2世ですね。どちらもモチーフとなった人物がWarframeの性能やデザインにも反映されています。

そしてDANTEはもちろん、あの有名なダンテ・アリギエーリ。13世紀イタリアの詩人・政治家・哲学者です。ダンテの代表作とも言える「神曲」は、地獄篇・煉獄篇・天国篇の三部構成になっていますが、WarframeのDANTEも、2番・3番・4番アビリティがそれぞれ、光の章・闇の章・最終章と、ダンテの新曲になぞらえたアビリティ構成になっています。

そんな歴史に想いを馳せつつ、WarframeのDANTEについて詳しく見ていきましょう。

Warframe:DANTEの概要 – 強みと弱み

まずはDANTEの性能と特長をざっくり見ていきましょう。

基本的には、大量のオーバーガードを展開して防御を固めつつ、3番と3-3-4番で広範囲に大量の切断DOTダメージを出力して、敵を殲滅していくアビリティアタッカーだと捉えて良いでしょう。

また、1番のアビリティ魔導書は、魔導書MODを無制限に装着できるため、強力な魔導書MODバフを目的に運用できます。一方で、このアビリティ魔導書自体のもビルドによっては高い殲滅力を発揮できるため、1番軸の運用もあり得る選択肢です。

いずれにしても、攻守ともにアビリティに依存するため、エネルギー管理やアビリティ発動速度など、取り回しも重要になるフレームです。

DANTEの強みと適した場面

DANTEの強みは、大量のオーバーガードを一気に展開できる防御性と、3-3-4番による広範囲大ダメージ殲滅でしょう。多数の敵集団を一気に壊滅させる破壊力を持っており、「鋼の道のり」でもアビリティで広範囲殲滅が可能な、数少ないフレームの一つです。

総じて、大量の敵との交戦局面に強く、耐久ミッションや防衛ミッションで強みを発揮するフレームだと言えるでしょう。

DANTEの弱みと苦手な場面

一方で、DANTEにはいくつか弱みもあります。一つは、信頼性と即効性の高いCCアビリティを持たないこと。3-2-4番で召喚できる『鳥(パラグリム)』が、一応は敵の攻撃対象になるためデコイ的な役割を果たせますが、敵を誘引する効果はなく、攻撃を釘付けにするほどの効果はありません。

また、強力な効果を持つ4番アビリティですが、これを使うためには、2番または3番を、いずれかの組み合わせで事前に2つ発動させておく必要があります。4番を一回撃つために2番3番をいずれか2つ予め使う必要があるため、4番の発動テンポがどうしても遅くなりがちで、操作も煩雑です。

加えて、武器を直接的に強化する手段や、特定の対象に火力を集中させる手段もなく、一部のボス級に対しては手も足も出なくなってしまうことも。ほかにも、攻守ともにアビリティに依存するため、ナリファイアにも対策が必要になります。

よって、ボス戦での運用や、大量のナリファイアが出現する「鋼」コーパスミッション、エナジーリーチにエネルギを吸われ続ける「鋼」感染体ミッション等では苦戦を強いられる可能性が高いでしょう。

Warframe:DANTEのアビリティ解説

では続いて、DANTEのアビリティについて概要を解説していきます。

パッシブ:

一番で倒した敵を自動的にスキャンします。スキャンが完了している敵に対しては、1番の状態異常率が50%上昇します。

1番:Noctua

アビリティ魔導書を召喚し、武器として使用できるようになります。このアビリティ魔導書は、「魔導書MOD」の装着枚数制限がなく、大量の魔導書MODを搭載することが可能です。また、アビリティ威力で基礎ダメージが上昇するため、ビルド次第では、武器としての火力も期待できます。

2番:Light Verse

自身と周囲の味方に少量のオーバーガードを添付し、オーバーガード上限を追加し、ヘルスを回復します。このアビリティ単体でのオーバーガード獲得量はさして多くはないのですが、1でもあればオーバーガードのゲーティングでどんな攻撃にも一発は耐えられるため、緊急回避的に展開する運用も考えられます。

3番:Dark Verse

前方扇状の範囲に切断のダメージと状態異常を与えます。標準(範囲100%)でも相当に広い範囲を持ち、火力面も、ビルド次第では大量の切断DOTを与えることができるアビリティです。

4番:Final Verse

このアビリティを使用するためには、予め2番または3番を任意の組み合わせで2つ発動しておく必要があります。使用した2番3番の組み合わせによって効果が変わります。

2-2-4:Triumph

自身と周囲の味方に大量のオーバーガードを付与し、オーバーガード上限を引き上げます。加えて一定の間、敵キル時にオーバーガードを少量獲得するバフを付与します。

3-3-4:Tragedy

周囲の敵に切断ダメージを与えます。その際、敵に既に切断・火炎・毒のDOTが掛かっていた場合は、それらのDOTの残り時間を一瞬で完了させ、DOTダメージ量に応じた火力を追加します。簡単に言えば、切断・火炎・毒DOTの掛かっている敵に対して大ダメージを与えることができる攻撃アビリティです。

2-3-4:Wordwarden

1番のアビリティ魔導書のコピーを召喚し、自身と周囲の味方に付与します。このコピーは、テンノが敵を攻撃すると自動的に射撃を加えます。また、1番魔導書に搭載したMODの効果も反映されます。

3-2-4:Pageflight

自立行動する鳥型のオプション「パラグリム」を召喚します。パラグリムは付近の敵を自動的に追尾・攻撃し、切断のダメージと状態異常を与えます。また、パラグリムの攻撃を受けた敵は、状態異常耐性低下のデバフを受けます。パラグリムは敵の攻撃対象となるため、疑似的なデコイにはなりますが、敵の誘因効果はありません。

Warframe:DANTEのビルド方針

では、DANTEのビルド方針についてです。

防御面はオーバーガードを駆使

まず防御面から整理すると、基本的にはオーバーガード(OG)で耐えるか、OGゲーティングを活かして耐えるかの二択になるかと思います。2-2-4番で一気に大量のOGを得られるため、基本的にはこれで防御面は十分でしょう。

ただし、「鋼の道のり」など、敵の火力が高くなるとOGの供給が間に合わなくなる局面もあります。そうした際は、2-2-4バフのキル時OG回復を活用し、ゲーティングで耐えていく方針のほうが実用的になると思います。

いずれにしても、2-2-4を駆使してOGを張り続けていればまず倒れないので、防御面は意外と心配の少ないフレームだと思います。

攻撃面は3-3-4軸か1番軸か

攻撃面については、3-3-4の範囲切断を主火力とするか、もしくは1番軸という選択肢もあります。1番のアビリティ魔導書は、アビリティ威力で基礎ダメージを相当に高められるため、高火力武器として運用することも可能です。

逆に言うと、手持ちの武器を強化するアビリティは備えていないため、武器戦闘をメインにしたい場合は、移植アビリティ等で武器火力を補うことも視野に入るでしょう。

攻守ともにアビリティ依存度が高い:ビルドはアビリティ取り回しが重要

このように攻守ともにアビリティ依存度が高いため、ビルド方針としては、アビリティの取り回しが重要になります。具体的には、エネルギー容量、エネルギー効率/回復、アビリティ発動速度です。

ただしエネルギー効率/回復については魔導書MODで補える部分も大きく、加えてアルコンの欠片でもエネルギー面とアビリティ発動速度を底上げできるため、これらの手段が使えるのであれば、MOD枠自体はアビリティ威力や範囲、持続時間等に複数枠を割り当てても、現実的なビルドが可能になります。

アビリティ威力も優先度の高いパラメーター

アビリティ威力についても、優先度の高いパラメーターだと思います。OGの獲得量、1番の火力、3番および3-3-4の火力に直結するため、アビリティ威力上昇が攻守ともに大きなメリットになります。

加えて、範囲については100%の状態でも相当に広いため、意識して伸ばさなくても実用には十分。時間に関しては、4番各種のバフの維持にしか影響せず、こちらも100%状態で40秒間もあります。もちろん、範囲も時間も伸ばしたほうが使いやすくはなりますが、「伸ばさないと使いにくい」という程では無いと考えています。

Archon MODと1番の組み合わせ

また、1番魔導書の属性をピストルMODで変えることで、フレームのArchon MOD各種の特殊効果をトリガーすることも可能です。たとえば1番魔導書を電気属性で組めば、Archon Stretchのエネルギ―回復効果をトリガーできます。他のArchon MODも1番魔導書の属性次第で自由に特殊効果をトリガーできます。

今回ご紹介するビルド例では、このギミックは特に使っていませんが、一つの選択肢として紹介しておきます。

DANTEのビルド例1:3-3-4+OGゲーティング軸

それでは、まずは3-3-4+OGゲーティング軸のビルドをご紹介しましょう。移植アビリティは特に使いません。

MOD構成は以下の通りです。

まず防御面ですが、OGのゲーティングで耐えていく方針です。大量のOGを積むのではなく、2-2-4バフのキル時OG回復を活かします。一撃食らってOGが剥がされても、素早く敵をキルすれば即座にOGが回復するため、また次の攻撃をOGゲーティングで耐えられるわけです。

もちろん、DANTEには通常のシールドもあるため、これもゲーティング運用で活用できるように、オーラBRとC.Shieldsを搭載しています。

あとはエネルギー面の取り回しのために、FE、Streamline、P.Flowを搭載。残った枠でアビリティ威力とアビリティ時間を伸ばしています。攻撃面は3-3-4を主軸に、切断DOTの火力向上を意図して3-2-4のパラグリムも常時展開していきます。

アビリティ発動速度はアルコンの欠片で伸ばします。

アビリティ魔導書のMOD構成

アビリティ魔導書は、バフ効果を主眼とした構成にしました。

基本的に敵は3-3-4で倒すので、今回の運用の場合、キルトリガーの魔導書MODはあまり有効ではありません。セカンダリ射撃ヒット時に効果がトリガーされるものを優先して積んでいます。

運用とプレイ動画

実際に運用してみると、アビリティの取り回しなど慣れるまでは少し大変でした。2-2-4バフと3-2-4バフの維持、3-3-4による範囲殲滅と、4番軸になるためアビリティ回しが複雑です。加えて、OGゲーティングも意識して立ち回る必要があるため、操作の難易度はかなり高い印象です。

しかし扱いに慣れてしまえば、快適に戦うことができました。

動画の当該箇所から再生

けっこう慣れると楽しいビルドですね。

DANTE:1番軸ビルド

続いてご紹介するのは一番軸ビルドです。こちらのビルドでは、操作の簡単性も意識しました。やっぱり3-3-4ビルドの操作が難しすぎたので、もうちょっとラクして強くなれないかなと。で、組んでみたのが一番軸ビルドってわけです。

このビルドはもう純粋に、2-2-4、3-2-4、2-3-4のバフを炊きつつ、1番魔導書をひたすら敵に撃ち続ける運用です。

ビルド構成は以下の通り。

威力>時間軸で組んでいますが、加えて防御面にRedirection+Adaptationを採用しています。もちろん基本はOGで耐えるのですが、OGゲーティングをあまり意識しなくても安定して戦えたほうがラクなので、さらに防御面を重ねてみました。ただ実際にはこれだと、「鋼の道のり」耐久でも10分20分ぐらいなら過剰防御になってしまうので、Redirection+Adaptationは不要かもしれませんね。

あとは、4番各種バフの維持のためにアビリティ時間と、1番の基礎ダメージ等のためにアビリティ威力を上げています。

また、アルケイン・ベロシティでピストルの射撃速度を上げています。1番は射撃速度がかなり遅いので、ここが意外と重要になります。

アビリティ魔導書のビルド

アビリティ魔導書は、火力重視の構成です。

パっとご覧の通りですね。魔導書MODは、敵の装甲+シールド除去ができるJahuを積んでいます。これが火力にだいぶ貢献してくれる印象です。

あとは、やはり手数が重要なので、Anemic Agilityを採用。基礎ダメージMODのHornet Strikeは、基礎ダメージ自体アビリティ威力で稼げるので不要かとも思いましたが、やはりあったほうが火力が出ますね。

運用とプレイ動画

運用はシンプルで、3-2-4、2-3-4、2-2-4バフが切れたら掛け直し、あとはひたすら1番魔導書を撃つだけです。

動画の当該箇所から再生

これが意外にも、3-3-4軸より操作がラクなのに加えて、殲滅力もかなり発揮できるんですよね。正直、「鋼の道のり」とかでDANTEを使うなら、こっちのほうが現実的かもしれません。

ただし、リコイルとエフェクトが激しいため、目にはあんまり優しくないですね。画面が揺れまくるので、3D酔いしやすいテンノも注意が必要かと思います。

スタイリッシュDANTEネタビルド

最後にご紹介するのは、例によってネタビルドです。

DANTEのスタイリッシュなローリングアクション(スライドアクション)に注目し、敵陣を素早くすり抜けながら3番で敵を倒していくビルドを作りました。

移植アビリティは、DAGATHの1番を採用。これで敵に減速CCと感染状態異常を与え、被弾抑制とダメージ増加を兼ねていきます。

MOD構成ですが、ポイントとしては、パルクールMODが一枚入っていることですね。これとピストルのアマルガムMODを使ってドッジ速度を上げることで、キレの良いローリングアクションが可能になります。

あとは範囲・時間・効率をなるべく下げない形で、威力を盛っていきます。

なお、このビルド、防御系のMODが一枚も入っていません。が、DAGATH1番によるCCと、あとはキレの良いアクションで敵の照準を外していくことで被弾を抑え、2-2-4番のオーバーガードで耐えていきます。

運用とプレイ動画

基本的には2-2-4バフ、3-2-4パラグリムを展開しつつ、DAGATH1番からのDANTE3番で敵を倒していく動きになります。

これは実際に動画を見てもらったほうが早いですね。

動画の当該箇所から再生

けっこうスタイリッシュでかっこいいプレイができます。

まとめ:

というわけで、今回はWarframeのDANTE、ご紹介してきました。

DANTEって実はけっこう強くて、エネルギーの取り回し(効率と容量、回復、発動速度)だけ確保してあげれば、MOD3枚ぐらいで、通常のLv60ぐらいのミッションは全然戦えてしまうんですよね。なので、もし早めに入手できたら、ひとまず作っておいて損のないフレームかなと思います。

では今回はこんなところで。

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