[Warframe]HILDRYNのビルド例|1番4番軸|装甲剥ぎ取り反撃ビルド|1番特化ビルド

[Warframe]HILDRYNのビルド例|1番4番軸|装甲剥ぎ取り反撃ビルド|1番特化ビルド

[PC 33.5]

今回は、WarframeのHILDRYNについて、ビルド例をご紹介していきます。なお今回、ネタビルドも色々考えてみたのですが、そもそもHILDRYNは普通に使えるビルドが多彩で、「これがHILDRYNのネタビルドだ!」と言い切れるものができなかったんですよね。

ですので特にネタビルドと銘打たずにご紹介はしていきますが、ご紹介するビルド、いずれも個性的なものに仕上がっていると思います。

それではやっていきましょう。

HILDRYNの概要と特徴

HILDRYNは一言で「こう」と説明するのが、なかなか難しいフレームですね。基本的には、高いシールド性能を活かして、積極的に交戦していくフレームです。ただ実際には、どのアビリティに軸足を置いて運用するかで色々と大きく変わります。たとえば4番軸なら、範囲CCと青オーブ供給を主体にしたサポート運用も可能です。2番軸なら、装甲剥ぎ取りをメインとしたデバッファーになるでしょう。

本当にビルド次第で色々なことができるフレームです。

エネルギーが無く、シールドを消費してアビリティを使用する

HILDRYNの最大の特徴としては、エネルギーを持たないことが挙げられます。エネルギーというパラメーター自体がなく、アビリティはシールドを消費して発動します。この特性はレールジャック運用時にも適用されます。

シールドは通常通り、時間経過で回復します。シールド容量が多いこともあり、アビリティ効率を下げても、消費に困らずにアビリティを使いやすいフレームです。

一方で、敵の攻撃に加え、自身のアビリティ発動でもシールドを消費するため、シールド消費が激しいフレームでもあります。万が一、シールドが無くなってしまうと、アビリティも使えず無防備な状態になってしまいます。従って、シールドが枯渇した際にどう体制を立て直すかが、運用上の一つの課題になるでしょう。

HILDRYNのアビリティ解説

それでは次に、アビリティを簡単に解説していきます。

パッシブ:

HILDRYNは以下の2つのパッシブを持ちます。

強化シールドゲーティング:

シールドゲーティング発動時の無敵時間が、通常よりも若干長くなっています。

エネルギーオーブによるシールド回復:

エネルギーオーブ取得時に、シールドが若干回復します。エネルギー値を持たないため、エネルギー回復効果は一切発生しません。

1番:Balefire

アビリティを使用することで、専用のピストル「Balefire Charger」を装備します。このピストルはアビリティ武器となっており、フレームとは別途、ピストルMODを装着することが可能です(※一部のMODは装着できません)。

Balefire Chargerは範囲攻撃を持つチャージ型のピストルです。ピストルMODでのカスタマイズのほか、フレームのアビリティ威力により基礎ダメージが、フレームのアビリティ範囲により攻撃範囲が変化します。

1番増強: Balefire Surge

最大チャージショットが敵に直撃した際に、フレームのシールドを若干回復します。また、ナリファイアのバブルを一撃で破壊できるようになります。ナリファイアバブル破壊時は、直撃によるシールド回復量が増加します。

2番:Pillage

発動すると、自身を中心とした周囲にフィールドを展開します。フィールドは時間を掛けて拡大し、最大に達するか、もしくは手動でアビリティキーを押して解除すると、範囲内の敵の装甲値とシールドを一部除去します。拡大するフィールドに触れた味方は、状態異常が解除されます。

アビリティ威力は、敵の装甲・シールドの除去率に影響します。威力400%で装甲・シールドを全で除去できます。アビリティ範囲は、フィールドの最大範囲に影響します。アビリティ効果時間は、フィールドが最大範囲に達するまでの時間に影響します。アビリティ効果時間を短くすると、短時間でフィールドが最大まで拡大するようになります。

2番増強: Blazing Pillage

3番の使用中に2番を発動した際、3番の影響を受けている敵に火炎ダメージを火炎状態異常を与えます。また、この効果を受けている敵の数に応じて、HILDRYNのシールドを追加で回復します。

3番:Haven

HILDRYNと周囲の敵味方とをリンクする鎖を生成します。トグル式アビリティで、発動すると、シールドが無くなるか手動で解除するまで効果が継続します。

HILDRYNとリンクした味方は、シールド容量とリチャージ速度の強化を受けます。また、HILDRYNとリンクした敵は、放射線属性のダメージを毎秒受けます。与えるダメージはあまり大きくありません。

トグル式アビリティのため、発動中は常にシールドを消費しますが、2番によるシールド回復は可能です。

4番:Aegis Storm

発動するとHILDRYNが浮き上がり、周囲の敵を空中に吊り上げて拘束します。拘束された敵は毎秒ダメージを受け、一定時間ごとにエネルギーオーブをドロップします。浮き上がったHILDRYNは、前後左右に移動できるほか、ジャンプキーで高度を上げ、しゃがみキーで高度を下げることができます。

このアビリティの発動中、通常の武器とアビリティは使用できません。ただし、1番のみ使用可能です。

HILDRYNの1番武器の特徴とビルド例

では、HILDRYN本体の話に入る前に、1番武器の特徴とビルド例を簡単にご紹介します。

HILDRYNの1番武器は、一言で言えば、チャージ式の範囲攻撃ピストルです。チャージに応じて威力が上昇します。

基礎ダメージが電気属性のみで、物理属性がありません。また状態異常率、クリティカル性能ともに低く抑えられています。要するに、手数も出せない、切断状態異常も出せない、クリティカルも出せない、状態異常もほとんど期待できない武器です。どう扱っても火力に伸びます。

おまけに、無理をしてこの1番武器を使わなくても、現環境のWarframeには優秀なピストルが豊富に揃っています。なので、あえてこの1番武器を使う意義も、正直あんまり…言ってしまうとかわいそうですが…あんまり無いですね。正直。

アビリティ武器なので、アルケインも積めません。

そんなガッカリ武器なのですが、一応、アビリティ威力を上げてやれば基礎ダメージが伸びますし、アルケイン・アベンジャー等でクリティカルも無理やり出せていけるので、頑張れば使えなくもありません。というわけで、いくつかビルドを紹介します。

と言っても、この武器のビルド方針は、基本的に2つしかありません。とにかく基礎ダメージと属性ダメージとマルチショットを盛って単発威力を高めるか、もしくは威力をほどほどに留め、攻撃速度を伸ばして使い勝手を良くするかです。一応、攻撃範囲MODも有効なので、これを積むかどうかもバリエーションになるでしょう。ともかく、クリティカルと状態異常は考えなくて大丈夫です。

1番武器:単発威力型ビルド

とにかく基礎ダメージ、属性ダメージ、マルチショットを徹底的に伸ばした形です。

1番武器:威力・速度型ビルド

火力と攻撃速度のバランスを取ったビルドです。

HILDRYNの基本的なコツ

さてそれではここから、ビルド紹介の前に、HILDRYNの基本的な運用のコツをお話したいと思います。

シールド枯渇時の対策にVAZARINフォーカスを使う

どんなビルドで運用する場合でも、HILDRYNの最大のリスクは、シールド枯渇です。シールドが切れてしまうとアビリティも使えず、無防備な状態に陥ってしまいます。一応、意外と装甲値があるので、ヘルス+装甲で耐えれる余地が全く無いわけではありません。また、通常より長めのシールドゲーティングも持っています。とは言えやはり、シールド切れはHILDRYNのピンチです。

そこで、シールド枯渇時の隙を埋め、安全にシールドを回復する手段があると運用が安定します。シールド回復自体は2番で可能ですが、その2番を使うためのシールドがリチャージされるまで、安全を確保する必要があるんですね。

そこでお勧めなのが、VAZARINフォーカスです。Protective SlingでHILDRYNを無敵化し、その間に落ち着いてシールドリチャージを待ち、ある程度シールドが回復したら2番を使って一気に回復することが可能です。

また、VAZARIN1番のバリアで自身の防御性能をさらに引き上げらるほか、バリア消滅時にシールドリチャージ速度のバフも得られるので、この点もHILDRYNと相性が良いと思います。

アルコンの欠片でアビリティ威力を上げておく

もう一つ、アルコンの欠片でアビリティ威力を上げておくと便利です。厳密な計算はしていませんが、アルコンの欠片でアビリティ威力を+45%程度引き上げておくと、あとはBR、TF、Intensifyの3枚でアビリティ威力を329%まで引き上げられます。この状態でオーラにCPを積むと、2番一発で敵の装甲を完全に除去できます。

アルコンの欠片が無くても、他の方法でアビリティ威力を上げることは可能ですが、立ち回りが少し煩雑になってしまったり、威力が安定しなくなるケースが大半です。その点、アルコンの欠片は安定的にアビリティ威力を高められるため、これを用いることが推奨となります。

今回ご紹介するビルドは、いずれもアルコンの欠片でアビリティ威力を+45%まで高めた状態でのご紹介となります。

補助的なシールド回復手段

ともかく攻守ともにシールドが生命線になるフレームなので、補助的なシールド回復手段を用意しておくと、安心感が高まります。主な候補としては以下の通りです。

・RAKTA DARK DAGGER:放射線状態異常に掛かった敵を攻撃するとシールドを回復できます。この武器自体が放射線属性を持ち、状態異常率も高いため、普通にこれで敵を斬っているだけでシールドを回復できます。

・Shield Charger:ロボティック系コンパニオンに装着できるMODです。所有者のシールド容量とシールドリチャージ速度を強化できます。

HILDRYNの運用方法とビルドの選択肢

HILDRYNの運用方法は、どのアビリティを主軸に立ち回るかでバリエーションが異なります。

  • 4番軸のCC+青オーブ供給ビルド
  • 2番軸の装甲剥ぎ取りビルド
  • 1番軸ビルド

3番アビリティは、立ち回りの軸足にするのは少し難しいので、補助的な位置付けと捉えたほうが良いと思います。

またこの他にも、ヘルミンス移植アビリティとの組み合わせで色々なことができますが、HILDRYNのビルドとして考えた時には、基本的にはこの3つの方針から選択していくと良いでしょう。

それでは、具体的なビルドを見ていきます。

HILDRYN:4番軸ビルド

まずはHILDRYNらしさを味わえる4番軸ビルドから。コンセプトとしては、シールド消費を抑えて4番を長時間展開し、敵の動きを封じながら青オーブを量産していく方針です。

4番展開中の攻撃手段は1番に限られてしまうため、1番も併用できるようにビルドを組んでいきます。1番増強でシールドの回復もできるため、これも活用していきます。

ビルドはご覧の通りです。

まず防御面ですが、AdaptationとRedirectionで補っていきます。HILDRYNはシールド容量が実質エネルギー容量とも言えるため、Redirectionは搭載しておきたいMODの一つです。また、被弾でシールドを消費し過ぎるとアビリティが思うように使えないため、Adaptationで被弾時のシールド損耗を抑えます。

次に、4番を長時間維持するため、FEで効率を上げて消費を抑えます。下がったアビリティ時間はP Conでケア。あとは威力を落とさないよう、StretchとAugur Reachで範囲を伸ばします。

1番増強を搭載し、残り1枠は適当につけておきましょう。Streamlineで効率を伸ばすか、何か威力系のMODを積むのがオススメです。オーラとエクシラス枠は適当で大丈夫です。

アルケインは、1番にアベンジャーのクリティカル率加算が乗るので、これを使っていきます。

立ち回りとプレイ動画

動画の当該箇所から再生

立ち回りとしては、4番を維持しながら1番で敵を倒していく形です。ナリファイアの接触や、CCの利かないエクシマスユニットには注意が必要ですが、それ以外は特に忙しく立ち回る必要はありません。

ただし、どうしても攻撃手段が1番のみ、かつ威力もそれほど引き上げていないため、殲滅速度はあまり期待できません。「鋼の道のり」でも、コーパス相手なら多少は通用する程度です。

単体で運用するより、オーブ供給役と割り切って分隊支援目的で運用するほうが良いかもしれません。

HILDRYN:装甲剥ぎ取り反撃ビルド(CHROMA2番移植)

従来から知られているHILDRYNのビルドに、アビリティ威力を高めた装甲剥ぎ取りビルドと、Chroma2番を移植して電気属性で用いる反撃ビルドとがあります。この2つのコンセプトを一つのビルドで両立させたのが、今回の装甲剥ぎ取り反撃ビルドです。

まずはアルコンの欠片込みで威力を329%まで伸ばします。これでオーラのCPを含めて、2番一発で装甲をはぎ取れるようになります。威力MOD枠が3枚で済みます。次に2番増強、P Conで時間を、Stretchで範囲を多少伸ばしておきます。

防御面はAdaptation+Redirectionでも良いのですが、せっかく火炎状態異常MODを使うので、Archon Vitalityを採用してみました。Chorma2番でシールド性能も上がるため、これでも十分です。

立ち回りとプレイ動画

動画の当該箇所から再生

基本的には、3番とChroma2番を維持し、HILDRYN2番を頻繁に使って、敵の装甲をはぎ取っていきます。Chroma2番の電気反射ダメージと電気状態異常、HILDRYN2番増強の火炎状態異常で、敵にダメージを与えつつCCを掛けていきます。

敵のシールドと装甲を除去しているため、「鋼の道のり」コラプト相手にも、反射ダメージだけで戦っていくことも可能です。ただし殲滅速度がやや不足するため、武器攻撃も交えて戦ったほうが良いでしょう。

HILDRYN:1番軸ビルド(ZEPHYR2番移植)

最後に1番特化ビルドをご紹介します。シンプルに1番をぶっ放して敵を倒していくコンセプトです。とはいえ、HILDRYN1番はクリティカルも状態異常もほとんど出せず、火力に伸び悩むアビリティ武器。そこで、武器ビルドは前述のとおり、クリティカルと状態異常を捨てて、ダメージとマルチをひたすら伸ばします。フレームは威力型ビルドで、さらにZEPHYR2番を移植。増強MODを使ってダメージ増加バフを得ていきます。

防御面はAdaptation+Redirectionで確保。移植したZEPHYR2番の増強を搭載。あとは範囲と威力を伸ばします。アルケインにモルト・ヴィガーを採用し、これを使って一時的にアビリティ威力を高めた状態で1番を使うことで、さらに火力を伸ばします。

立ち回りとプレイ動画

動画の当該箇所から再生

基本的には、ZEPHYR2番で敵を集めつつピストル火力バフを発動しながら、1番で敵を倒していくだけです。シンプルな立ち回りですが、「鋼の道のり」ルア結合耐久で、コラプトLv180-200を一撃で吹き飛ばせる火力になります。HILDRYN2番の装甲・シールド剥ぎ取りも機能するため、ルア・スラックスやセンティエントの処理も問題ありません。

まとめ:

というわけで、今回はHILDRYNのビルドを3種、ご紹介してきました。

実際にはこの他にも、あえてシールドを捨ててヘルスと装甲で耐えるビルドや、シールドリチャージ速度を徹底的に引き上げた超回復ビルドなど、いろいろと組んでみたのですが、コンセプト的にあまり面白味を感じなかったので没にしました。

なんにしてもHILDRYN、シールド消費でアビリティを使えるため、かなり無茶ができるフレームですね。普段は消費が重くて活用しにくい移植アビリティも威力特化構成で運用できるため、組み合わせ次第で様々な可能性があると思います。

引き続き研究していきたいフレームの一つですが、今回はこんなところで。

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