というわけで、2022年12月1日に配信されたWarframeメインラインアップデート「ルアの犠牲者」。少し遊んできたので、簡単にプレイレポートを書いてみます。
今回の見どころは、新ミッションモード「結合耐久」の実装と、新フレーム、新武器の実装。他にも色々な調整が入っています。新フレーム、新武器はまだ触れていないので省略しますが、「結合耐久」の話題を中心に今回は書いていこうと思います。
目次
Update32.2.0「ルアの犠牲者」アップデート概要
まずはアップデートの概要を簡単にリストアップしてみましょう。今回も多岐にわたる変更が加わっています。
- ルアに新ミッションモード「結合耐久」が実装
- 新フレーム「VORUNA」の実装
- 新武器「SAROFANG」(近接)、「PERIGALE」(プライマリ)の実装
- 新アルケイン4種の実装
- 新TENET武器2種の実装
- GRENDEL改変
- YARELI改変
- Warframe増強MOD強化(SARYN、TITANIA、TRINITY、VALKYR、VAUBAN、VOLT、WISP、WUKONG、XAKU、ZEPHYR)
- セミオート武器の性能調整:全般的に発射速度が減少、ダメージが増加
- エクシマス:出現ロジックとヘルスの調整
- その他、装飾品の追加やHUDの改良、不具合のFIXなど色々
クエストやエリアの追加といった華やかなアップデートはありませんが、細々した部分が色々と変わっています。今回はその中でも、目玉アップデートの一つである「結合耐久」の実装を中心にレポートしていきます。
新ミッションモード「結合耐久」
ルアに新しいミッションノードが2つ追加されています。ミッションタイプは「結合耐久」です。
従来の耐久とほぼ変わらないのですが、以下のような違いがあります。
- 半透明の変なおっさん「ローン・ガーディアン」が歩いており、その周囲に入るとアビリティ威力と効率が短時間強化される。
- ミッション中に「スラックス」が出現する。スラックスの出現中は酸素が急激に消費されるため、早めに倒さないと酸素切れになる。
- ミッション中にネクロメカを召喚できる(使用時間2分のみ、クールダウン10分)
ふつうの耐久ミッションであれば、安全な場所に引きこもって一方向から襲ってくる敵を迎撃する、いわゆる「キャンプ」という手法で比較的かんたんにクリアできます。しかし結合耐久ではスラックスを倒しに行く必要があるため、若干ですがキャンプしにくいゲームデザインになっています。
「結合耐久」の感想
とりあえず通常×2、鋼の道のり×2、それぞれ20分クリアで周ってみました。
コラプト勢が同レベル帯の他の勢力よりも火力が高いこともあり、なかなか簡単ではないな、というのが第一印象です。エクシマスもけっこう頻繁に出てきますね。
「鋼の道のり」モードでは、スラックスに加えてアコライトも出現してきたりと、かなりのカオスになることも。また、スラックス出現中は酸素の消費量が多く、うっかりすると酸素切れになってしまいます。ネクロメカも上手く使って、スラックスを素早く処理していくことが重要なモードですね。
ただ、それ以外は普通の耐久ミッションと大筋は変わらず、あくまで耐久のバリエーションの一つ、ぐらいに考えて良さそうです。
高レベルの敵とサクっと戦える
「結合耐久」は2つのミッションノードがありますが、二つ目のCirculusは敵レベル80から100と、通常ミッションでは突出した高レベルに設定されています。「鋼の道のり」モードでは、敵レベル180から200になります。鋼Lv200台の敵とすぐに交戦できるため、弊研究所としては、高Lv帯運用を前提としたビルドの試験場として注目しています。
ネクロメカの育成には?(疑問あり)
また、ネクロメカが召喚できる点もひとつポイントですね。耐久ミッションは大量の敵が出てくるため、ネクロメカの育成にも使えそうな雰囲気があります。ただし実際には、持続時間2分、クールタイム10分が設定されているため、育成にはあまり向かないのかなと。それならレールジャック耐久ミッションで引きこもったほうが、結果的にはスムーズなのかなと思います。
新素材「ルア スラックス プリズム」入手方法
また、このルア結合耐久は、今アップデートで実装された新素材「ルア スラックス プリズム」の入手場所でもあります。ミッションクリア報酬と、ここで出現するスラックスの撃破時ドロップで入手できます。
- Yuvariumクリア報酬:ルア スラックス プラズム x 3
- Circulusクリア報酬:ルア スラックス プラズム x 5
- 鋼の道のりYuvariumクリア報酬:ルア スラックス プラズム x 5
- 鋼の道のりCirculusクリア報酬:ルア スラックス プラズム x 6
- ※ルア スラックスから30%の確率でドロップ
ルア スラックス プリズムは、新フレームVORUNA、新武器SAROFANG、PERIGALEの素材になります。またアルキメデスYontaから、ルア スラックス プリズムを使って前述の新フレーム・新武器の設計図、新アルケインの交換も行うことができます。
※新フレーム・新武器の設計図、新アルケインは、「結合耐久」のクリア報酬でも手に入ります。
新フレーム「VORUNA」と新武器「SAROFANG」「PERIGALE」
こちらはまだ触っていないので、後々気が向いたら作って育てて記事にしようと思います。ひとまず現状、いろいろ見るだけ見た感想をカンタンに書いていきます。実際に触ってみないと何とも言えないのですが…。
VORUNA
まずVORUNAですが、透明化、切断、各種状態異常に優れたフレームという印象です。オーブドロップを追加するアビリティもあるようです。透明化してこっそり敵に近づき、強烈な状態異常や切断を掛けて殲滅し、オーブを回収する、みたいなサイクルで使っていく奇襲型のコンセプトかもしれません。
ただ、現環境のWarframeはひっきりなしに大量の敵が襲ってくるシチュエーションも多く、コンセプト通りに奇襲で戦える場面は「掃滅」や「妨害」「救助」前半など、一部のミッションに限られる気もしますね。
SAROFANG
続いて近接のSAROFANG。これも見た感じです。コンボ倍率がx8倍以上(VORUNA使用時はx5倍以上)の際、ヘビースラムで敵を引き寄せる追加効果があるようです。
カタログスペック的には、基礎ダメージは切断寄り配分の200、クリティカル率20%、倍率x2.0、状態異常率20%と、なかなか判で押したような数字です。値だけ見ると悪くは無さそうです。
PERIGALE
これも使ってみないとわかりませんが、だいぶ尖った性能のスナイパーライフル、という印象です。基礎ダメージは低く抑えられているものの、4連バースト射撃のため、瞬間火力はそれなりに出そうですね。クリティカル性能も良いほか、バーストのため状態異常も手数で狙っていけそうな雰囲気です。
取り回しはかなりピーキーそうですが、特殊効果で複数ヘッドショット時に弾薬効率バフが発動するため、これで補っていく運用が基本になりそうです。そういった意味では、セカンダリ「KNELL」のプライマリ版みたいな感じなのかな?と思っています。
その他の調整等について
どちらかと言うと、その他調整のほうがけっこう大きいかもしれませんね。GURENDEL改変、YARELI改変、アルケイン追加、Warframe増強MODの改変、セミオート武器の調整などなど。いずれも弊研究所としては気になるところです。
GRENDELはほとんど使っていないのでわかりませんが、YARELIについては、実質的に2番の耐久性が向上したことがまず一点。実はYARELIは耐久ビルドを組んで2番に乗ると、かなりの防御性能になる鋼鉄乙女です。そのYARELIが更に固くなりました。
1番に脆弱性付与が追加されたことも注目です。このゲーム、実は地味に脆弱性付与が強く、簡単に与ダメージを跳ね上げることができます。今後はこちらの1番を軸にしたビルドもあり得るんじゃないかなと思っています。
新アルケインも、少し面白いものが来ていますね。プライマリ、セカンダリの火力に貢献しそうな性能です。
まとめ
ということで、今回はこんな感じで。まだちゃんと触れていないので、新武器・新フレーム、ひとまず作成を目安に回してみようかなと思っています。ただ今回、おそらく「ルア スラックス プリズム」を集めるのがシンドそうなんですよね…。少し回してみて、キツそうだったら諦めるかもしれません。次回の更新でシレっと別の話題を書いていたら、そういうことなんだな、と思っていただければ。
以上です。