※この記事はWarframe Update30.5以前の旧Mercy(Parazonフィニッシャー)仕様に基づいています。現在はParazon改変により、この記事の方法は使用できません。「かつてZephyrには連続でMercy執行をキメられる時代があった」という記録として、記事を残しておきます。
【PC 29.8.1】
Mercy執行(PARAZONフィニッシャー)ってカッコイイですよね。
というわけで、ひたすら敵をMercyで倒すZEPHYRを作りました。
Nightwave課題で「敵をMercyで倒す」が来たら役に立つかもしれませんが、基本的にネタビルド&ネタプレイです。
目次
解説と動画
とりあえず今回の動画。
こんな感じで、理想状況で6連続、実戦でも5連続ぐらいは狙っていける形になりました。
連続Mercy執行概論
Mercy執行(PARAZONフィニッシャー)の発動条件は以下の記事で検証結果をまとめています。
今回使うのは、ZEPHYR2番と「MARKED FOR DEATH」のダメージ制限を使った方法です。
ZEPHYR2番は、残ヘルス30%以下の敵に当てると、確実にMercy執行可能な状態になります。問題は、どうやって敵の残ヘルスを30%以下にするか。そこでMARKED FOR DEATH(MfD)の出番です。
- ターゲットと、範囲ダメージに巻き込む相手とが同種(同ヘルス水準)である
- どちらもヘルスが最大の状態である
- どちらもシールドを持たない
といった条件が整っている場合、近接フィニッシャーでターゲットを一撃で倒すことで、MfDのダメージ制限が、擬似的な割合ダメージとして機能します。
これを使って、複数の敵を一気に残ヘルス30%以下まで削り、ZEPHYR2番を当てて、まとめてMercy執行可能な状態に追い込めます。
いかに連続Mercy執行を決めるか
さて次なる問題は、Mercy執行の時間制限です。
Mercy執行が可能な状態は、数秒ほどで解除されてしまいます。そして解除されると、再度Mercy執行可能な状態にはなりません。
そのため、ものの数秒しかない制限時間の中で、次々と敵にPARAZONをぶっ刺していく必要があるわけですが…。Mercy執行のモーションはけっこう長く、だいぶ時間を食ってしまいます。
一度に多数の敵をMarcy状態に追い込んでも、現実的には、制限時間内に連続Mercyをキメられるのは、最大で3~4体ぐらいです。
ところが、Marcy待機状態に追い込んだ敵に、行動速度低下のデバフを掛けると、Marcy待機の制限時間も伸びることが判明しました(DEが意図した挙動なのかは不明ですが…)。
敵の速度を低下させれば、より多くの敵に連続Marcyを叩き込めます。
注意点
Marcy執行待機状態になっても、Marcy執行を仕掛けられない状況がいくつかあります。
- 位置関係(高低差がある、間に障害物があるなど)
- 敵が転倒、浮遊、感電、炎上などのモーションを取っている
こうした状態だと、Marcy執行のアイコンが出ていても仕掛けられません。
特にZEPHYR2番を使う場合、敵を転倒させてしまうので、起き上がり待ちでMarcy執行の有効時間を少しだけ浪費してしまいます。
その他、余分な感電や炎上などを引き起こさないよう、自身やコンパニオンの武装に留意したほうが良いでしょう。
連続Mercy執行 実践編
さて、座学はこのぐらいにして、実践方法といきましょう。
使用するものは以下の通り。
- 「MARKED FOR DEATH」を移植したZEPHYR(PRIME)
- BRONCO(PRIME)+増強MOD「Dizzying Rounds」
- 任意の近接武器(できれば、近接フィニッシャーモーションが1撃のもの)
- ZENURIKの「TEMPORAL BLAST」
MARKED FOR DEATHは、ダメージ制限70%以上、かつ100%に満たない範囲内になるよう、アビリティ威力を調整しておきます。
以下は、あると便利なものです。
- アルケイン メイガス ロックダウン
- ZENURIKの「VOID SINGULARITY」
手順
- ターゲットと同種の敵を含む敵集団を、「VOID SINGULARITY」でかき集める
- メイガス ロックダウンを掛けて動きを封じる
- ターゲットにBRONCOを一発撃ち込み、近接フィニッシャー待機状態にする
- ターゲットにMfDを掛ける
- ターゲットに近接フィニッシャーを仕掛け、一撃で倒す。同時にMfDの範囲ダメージが発生し、周囲の同種の敵ヘルスが30%以下になる
- ZEPHYR2番を短押しで撃ち込み、敵を引き寄せつつ、残ヘルス30%以下の相手をMercy執行可能な状態にする
- オペレーターに転移し、VOID BLASTを当てて「TEMPORAL BLAST」を発動。敵の動きを遅くする
- Mercy執行を仕掛ける
こうして文章にすると長いですが、慣れると流れで動けるようになります。
ZEPHYR PRIME:連続PARAZONフィニッシャー特化ビルド
Mercy(PARAZONフィニッシャー)で立て続けに敵を倒すことに特化したビルドです。「鋼」グリニアを相手に想定しています。
アビリティ方針
1番枠に「MARKED FOR DEATH(MfD)」を移植しました。これと2番3番を主として使用します。
- 時間:3番の維持のために、ある程度は確保します。
- 範囲:MfDと2番の使い勝手により、任意に調整してください。個人的にはStretch1枚、145%が使いやすく思います。
- 効率:あったほうが便利ですが、今回はPARAZON MODでオーブの供給が期待できるため、特に伸ばさなくても大丈夫です。
- 威力:今回はデフォルトの威力100%(=MfDダメージ制限75%)でいきます。
MODとアルケイン
以下の通りです。
オーラは適当です。極性が合えば何でも良いです。
耐久面は3番の防弾性能が高いので、Vitality1枚で「鋼」相手でも相当耐えられます。ただし、今回はクロースクオーターでの立ち回りが主体となるため、これだけでは不安が残ります。
そこで今回は、Health Conversionを採用しました。PARAZON MODでオーブ供給が得られるため、シナジーが期待できます。これにより、ヘルスオーブ取得で装甲値バフを得られます。
同じくクロースクオーター主体との理由から、PSFも搭載し、ノックダウン耐性をつけています。
また、近接フィニッシャーを多用することから、アルケイン アルティメイタムも採用しています。トリッカリーでも良いんですが、透明化するとPARAZONのかっこいいモーションが拝めないので、今回の構想には合わないと判断しました。
エネルギー面もPARAZON MODによるオーブ供給と、ZENURIKフォーカスに依存していきます。相性の良いPrimed Flowと、アルケイン・エナージャイズを採用していきます。
アビリティ性能の調整は、時間をPrimed Continutyで、範囲をStretchで伸ばしています。これだけで十分かと。
一方、立ち回りに関係については、敵を素早く追い詰めたい場面も多いため、ダッシュ速度関連を複数積んでいます。Rush、Speed Drift、そして3番増強です。ほか、プライマリにもアマルガムMODを積んでダッシュ速度を引き上げています。
セカンダリ:BRONCO PRIME 近接フィニッシャー誘発用ビルド
続いてセカンダリのBRONCO PRIMEです。
といっても、今回こいつの目的は増強MODのみ。MfDの起爆用に、近接フィニッシャーを仕掛ける目的でのみ使います。
ビルドは以下の通り。
本当に増強の「Dizzying Rounds」だけ使えれば良い構成です。
あとはリロードが若干長いので、そこだけケアしています。
近接:REAPER PRIME
REAPER PRIMEは決して今回の最適解ではないんですが…。
ただコンセプト的に考えると、ファッションとしてサイスがいいかなと。
ビルドは以下の通り。
ヘビー構成+Finishing Touchです。近接フィニッシャーを多用するため、この形になりました。ヘビーの切断ダメージがけっこう強烈で、アコライトもばっさばっさ行けます。
PARAZON:Mercy執行特化ビルド
Mercy執行を戦闘に駆使するためのビルドです。
機動力を上げるHit And Run、ヘルスオーブを得られるBlood For Life、エネルギーオーブを得られるBlood For Energyの3枚です。
今回は、これらのオーブ供給が主たる防御・回復手段となります。
フォーカスとオペレーター
ZENURIKフォーカス
前述の通り、エネルギー回復およびCC手段としての活用です。
VOID SINGULARITYによる集敵と、TEMPORAL BLASTによる速度低下=Mercy執行待機時間の延長が大きな役割になります。
オペレーター
アンプは任意です。アルケインにメイガス ロックダウンを持っていくと便利…というぐらいですね。
おまけ:重武器 MAUSOLON
今回の本筋ではないんですが、おまけにこいつも。
厄介なノックスをぶちのめすために持っていきました。
まとめ
今回のビルド、本質的には近接フィニッシャー+MfDの形なので、強いっちゃ強いんですよね。高ヘルスの相手をターゲットにすれば、敵集団をまとめて薙ぎ払えます。
ただ、そこをあえて手間暇かけてPARAZONフィニッシャー主体で運用するわけです。かっこいいので。
まあロマンですよね。ロマン。
今回は以上です。