[Warframe]Update32.0『ベールブレイカー』プレイレポート

[Warframe]Update32.0『ベールブレイカー』プレイレポート

さて、2022/09/08に先日配信されたWarframe Update32.0、「ベールブレイカー」。さっそくプレイしてみたので、簡単にレポートしていこうと思います。

Zariman実装から、まだ3ヵ月ぐらいしか経ってないんですよね。矢継ぎ早のアップデートに、ちょっと追い付くのが大変な感じもありますが、まあ最新に追い付かなきゃダメってことでもないので。今回も気楽にやっていきましょう。

新クエスト「ベールブレイカー」

まず注目は新クエストの「ベールブレイカー」。このクエストは、昨年末に実装された大型クエスト「新たな大戦」のスピンオフ的な位置付けであり、かつ、今回実装が延期された新システムの導入クエストとなっています。

本来、この「ベールブレイカー」をクリアすることで、新しい「KAHL守備隊」システムが解放される…予定だったのですが、実装が間に合わなかったようです。来週実装予定とのこと。

というわけで、本稿執筆時点では導入クエストの「ベールブレイカー」のみプレイ可能な状態となっています。

「新たな大戦」に関連する内容なので、ネタバレ回避のため詳細は控えますが…。一言で言うと、このクエスト、もはやWarframeというより『Warグリニア』ですね。個人的には、とても新鮮に楽しめました。

新ウィークリーミッション「アルコン討伐戦」

「ベールブレイカー」クリア後に挑戦可能になる、新しいミッションです。ざっと特徴をいくつか説明しておくと…

  • ソーティのように、3つのミッションを順番にクリアするモード
  • 最後のミッションはボス(アルコン)戦
  • クリア報酬で「アルコンの破片」を入手できる
  • 敵勢力はLv130前後のナルメル
  • リスポーン制限があり、自力復活できない
  • ソロだと一度死んだら即時ゲームオーバー
  • 召喚系ギアが使えず、回復系ギアはCT3分になる

他にもいろいろな特殊仕様がありますが、一言でまとめると、超難しい。

特に3戦目のボス「アルコン」は、装甲削りもデバフも一切効かず、攻撃アビリティの対象にもならずで、武器火力の正攻法でゴリ押すしかないんですが、めちゃくちゃ硬いので長期戦は必至。おまけに火力も高く、油断するとあっという間にやられます。で、ソロだと1デスで即ゲームオーバー。

一方で、何か複雑な操作を要求されるワケではなく、敵の攻撃も理不尽なものもありません。結果として、「いかに集中力を切らさずに長期戦を戦い抜くか」という、案外ストイックなプレイヤースキルが求められるゲームバランスになっています。

アルコン攻略のカギは透明化フレームとセミオート方式武器

基本的に何をどうやっても厳しい戦いになりますが、アルコンに有利を取れるのは透明化フレームと、セミオート方式の武器でしょう。スナイパーライフルやショットガンも、発射方式がセミオートなら当該します(というか、そっちのほうが良さげ)。

アルコンは透明化を見破れないので、透明化を維持していれば、ほとんど何もしてきません。また、こちらのDPSに合わせて被ダメージをカットしてくるので、絶え間なく火力を浴びせ続けるより、ある程度、間を置きながら攻撃するほうがダメージは通りやすくなります。

新フレーム「STYANAX」

新規実装フレーム「STYANAX」。今回はなんと、全プレイヤーに完成品が配布されています。見るからに西洋甲冑をイメージしたデザインですね。とりあえず適当にランクを上げて、各アビリティの触り心地を見てみました。ビルドや詳細確認はまた今後、別の記事にて。

STYANAXの公式ショートアニメーション
けっこう見応えあり

STYANAXのアビリティ短評

パッシブ:シールド残量が多いほどクリティカル率が伸びる効果。また、スピアガンだと2倍になります。

1番:槍を投げます。敵に当たった場合のみ、着弾点を中心に周囲の敵を引き寄せる効果。敵に当たらないと引き寄せは生じません。ただ、通常の投擲武器と同じように、当たった敵を吹き飛ばして串刺しにし、それから引き寄せ効果が発動する流れなので、ちょっと使いにくさはあります。敵に当てないと集敵効果が発生しないのも難点です。

2番:前方扇状範囲にエネルギー弾を飛ばし、シールドと装甲を割合軽減させるアビリティ。軽減率はデフォルトで50%。威力200%で軽減率100%になります。また、当たった敵の数に応じて自身のヘルスを回復。また説明文には書いてありませんが、当たった敵は一時的によろめき状態になり、近接フィニッシャーが可能になります。

3番:3つの効果を持つ複合的な補助アビリティです。味方と自身のエネルギーを徐々に回復させ、敵の注意をこちらに引きつけ、キル時にシールドを回復します。

4番:自身を中心とした範囲攻撃。その場で空中に飛び上がり、無数のジャベリンを連続的に周囲に叩き込みます。切断状態異常も出ます。ただ、威力が固定ダメージなので、高Lv帯だと殲滅力は出せないのかなと。必殺技として通用するLv帯には限界がありそうです。

STYANAXちょっと触ってみた感想

正直、意外と堅実にまとまったフレームなのかなと。最近のフレームはなにかと複雑な仕様を持つものが多いんですが、今回のSTYANAXに関しては本当に解りやすいですね。集敵、シールド/装甲軽減、回復、範囲攻撃と、各アビリティの役割分担がハッキリしています。

ただ、見た目ものすごくロマンありそうなのに、意外と堅実にまとまっちゃったなあ…という気はします。デザイン画で持ってる盾とか、なんかこう…もうちょっとあっても良いんじゃないかなと。

EXCALIBUR、MAG、VOLTのアビリティ調整

初期フレーム3体について、アビリティの調整が入っています。全体的に強化ではありますが、アビリティ自体が大幅に変わるような激変ではないかなと。ただ、細かく見ていくとEXCALIBUR1番が確定切断を出せるようになってたりと、面白そうな改変がちょくちょく入ってますね。

その他、気になったアビリティ変更

その他のフレームも、いろいろ変更が入っています。いくつか個人的に気になった部分だけピックアップして紹介していきます。詳細は公式アップデート情報にてご確認を。

WUKONG1番の調整

簡単に言うと、1番の分身に範囲武器を持たせて放置プレイが、実質ほとんどできなくなったと考えて良いと思います。それでもやる人はやりそうだけど。とにかく放置プレイって嫌われてますし、筆者も好きじゃないので、個人的には歓迎したい調整です。

MESA1番の強化

高威力の一発を撃てるロマン砲アビリティだったはずが、全体的なインフレに取り残されてしまっていたアビリティですね。今回、大幅な強化が入りました。MESAのロマン砲ビルドを試してみたいところです。

装甲剥がしと範囲の仕様変更

さて、おそらく今回のアップデートで、多くのテンノに最も大きな影響が生じるのが、この部分だと思います。装甲剥がしアビリティ全般の仕様変更と、範囲武器の仕様変更です。

装甲剥がしアビリティの計算式が変わった

従来の装甲剥がしアビリティは、「現在値のn%」で計算されていました。たとえば削除率50%の場合、アビリティを重ね掛けすることで、100%⇒50%⇒25%と敵の装甲値が減っていく形です。

これが今回のアップデート以降、「最大値のn%」で計算されるようになりました。削除率50%の場合、アビリティの重ね掛けで、100%⇒50%⇒0%になります。

まあ、「装甲半減を2回叩き込めばゼロになる」みたいな感じで、わかりやすくなったと思います。

範囲武器の仕様変更

こちらもザックリ言うと、全体的に弱体化です。

  • 範囲ダメージにヘッドショット判定が無くなった
  • 弾薬ドロップの仕様変更により、弾切れを起こしやすくなった
  • プライマリ・セカンダリのPrimed範囲MODの効果量が減った

という点が影響するかなと思います。

DE的にも「今のWarframeは範囲武器が正解」と言われる状況は歓迎していないらしく、やっぱり弱体化が入ったな、という感想です。実際のところ、分隊に強力な範囲武器を持ったアタッカーが1人いるだけで、他の3人はやることが無い、なんて状況も多発していますからね。

ただ実際やってみたところ、依然として範囲武器の優位性は高いかなと思います。思ったほどの弱体化ではないな、というのが率直な感想です。

抗争シンジケートのシジル装備が不要に

一つ、地味ながらナイスなアプデだと思うのが、抗争シンジケートのシジル不要化です。今までは、抗争シンジケートのランクを上げるには、対応するシジルをフレームに装備する必要がありました。そのため、持ってるフレーム全部のシジルを張り替える作業が発生してしまい、正直ちょっとダルかったんですよね。

今後はオービターのシンジケートモジュールから、対応するシンジケートと「誓約」を結ぶだけで良くなったので、面倒なシジル張り替え作業から解放されることになります。

おわりに:今回は追加アップデートが多そう

というわけで、ざっくりプレイレポートというか、感想をまとめてみました。

前述の通り、今回はおそらくメインだったであろう「ベールブレイカー」クエストクリア後の追加要素の実装が間に合っておらず、来週あたりに追加実装の予定とのこと。なので、今後も追加アップデートが頻繁に来そうな気がします。

なので、現時点ではこのくらいに留めておこうかなと。というわけで今回は以上です。

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